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HJ × マテリアル リップ新商品開発プラン(W1×C04第一推奨・関の4決裁条件付き)

作成日:2026-07-15 統合改稿日:2026-07-22 日付規則:90日判定は関の4決裁日=Day 0からの相対日だけで管理する。発売可能化はF0=最終処方確定日L0=OEM書面日程受領日を起点にし、L0書面へDay 0からの相対日を記録する。文書の作成日・出典取得日は履歴であり、工程起点にしない。

本書の位置づけ:本書は、正本_kettei.mdの最終ゴールである「勝てる新商品コンセプト+マーケティングプラン+事業計画を含む一本の新商品開発プラン」の最終版である。関の即時決裁4点(決裁本体は11_KESSAI_MEMO.md)を条件とする条件付き実行計画であり、決裁前に本書だけで発売・販売・有料予約・配送を承認しない。W1×C04、剤型、HJの必須性、初回解放資金は関の決裁事項、製品性能・規模は本書のゲートで検証する事項である。90日判定に合格しても発売可能化レーンは自動起動しない。すべての発売にはC-6とF-3の法務・品質・取引ゲートを必須とする。G-1の五証拠は全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性の対外主張、T3拡大に必須とし、これらを前提にしない損失限定の小規模販売T2には必須にしない。

二つの時計(本書全体の日付規則)

本書は次の二つのレーンを分離する。一方の合格を他方の合格とみなさず、依存関係と完了条件も分ける。

レーン 起点 対象 完了条件
90日判定レーン 関の4決裁日=Day 0 需要(B-3)、色条件固定と予備測色(B-3bのV1P-color-pre)、予備行動比較(C-6のV1P-pre)、約束・主核の理解と選好(Gate 1B=B-5-5のB1〜B4)、無決済の正価選好(模擬選択=B3)、HJ/外部到達(Gate 1C) Day 90に「W1×C04を商品化候補として発売可能化レーンへ進めるか」を判定する。予備測色・予備行動比較は販売・表示・T2を許可しない。実決済・配送・再購入・支援停止試験はこのレーンに置かない
発売可能化レーン F0=最終処方確定日L0=OEM書面日程の確定日。以後はF0+n日・L0+n日、市場出荷以降はS0=Gate 4市場出荷可判定日+n日の相対日 最終測色(V1P-color-final)、正式確認試験(C-6のV1P-final)、安定性・安全性、届出、法定表示、取引可能性(Gate 3)、通常価格の関決裁、有料予約(Gate R)、製造・市場出荷(Gate 4)、実決済(M3)、早期二回目注文と消尽窓再購入(M4系)、支援停止・非依存(M5系)、継続・指名維持(B5〜B7) Gate S通常販売と拡大判定(X8)。所要日数はOEMの書面日程で確定するまで暦日を置かない(F-2b)

90日判定レーンの内側に、人体を使う予備試験の開始条件としてマイルストーンP_PREを置く。P_PRE=選定OEMの予備試作品と容器を受領し、かつ製造販売業者から人体使用可の書面を受領した日である。P_PREは第三の時計ではなく、Day 0時計の上で起きる出来事であり、暦日ではなくDay 0からの相対日で記録する。定義と運用はF-2に置き、他節は本定義だけを参照する。

短縮枝は一つだけ認める。既存許可・既存処方・販売可能な小ロットが実在し、許可証・品目届出控え・品質標準書・市場出荷判定記録の全証憑を先に原本確認できた場合に限り、発売可能化レーンの該当工程を前倒しできる。証憑が一つでも欠ける場合は前倒ししない。

関の即時決裁4点(決裁本体は11_KESSAI_MEMO.md

本書の推奨はメモと同一である。決裁記録90D_DECISIONに、D1(WHO×CEP)、D2(剤型)、D3(HJ必須性)、L90(90日判定の承認実額)を一意に記録する。どれかが未記入なら、社外発注・参加者募集・人体使用・配信・予約への解放額は0円である。

# 第一推奨 別案の影響
1 W1×C04を第一実験に採る。 C04単独の規模は未算定。C01はC04正式合格後の副評価、C11は独立R&D C01またはW4を選ぶ場合、本FINALのC04 RFP、W1事前登録、90日表を起動せず、WHO・比較・価格・チャネル・規模式を一式差し替える
2 剤型変更を許す。 C04性能を非交渉条件にする ティント維持ならティント案だけをRFPへ出し、染着を必須化。非ティント案は出さない
3 HJを必須にしない。 HJまたは外部Creator Labの一方がV1C絶対基準を通ればよい HJ必須ならHJ合格を全体ANDにし、外部だけでは代替合格にしない
4 8,112,400円を仮の損失上限候補として提示する。 これはF-2の全25費目の基準積上げ(直接費7,562,400円+予備費550,000円)による税込の暫定調達上限であり、各費目の単価は原則3社の同一仕様書面見積を取得するまで内部仮上限・未確認である。決裁実額をL90に記入し、3社見積で置換して確定する 別額なら比例縮小せず、全費目を同仕様で再積上げして費目別の段階支払上限を作り直す。標本・安全・法務は削らない。完了可能と証明できるまで社外支出0円。未記入は0円

決裁#1は正本のWHO、CEP順、約束、C11、規模式を変更する提案である。決裁#2も正本の「リップティント」既決事項を変更する提案である。変更は本書末尾の「決裁後に反映する提案差分」に隔離し、関の決裁前は正本を変更しない。

90D_DECISIONの組合せ別Day 0実行

次表の各行を同時に適用する。未記入値を推奨値で補わず、非推奨枝を選んだ日に現行C04の誤RFP・誤調査・誤発注を起こさない。

優先順位は一意である。D1≠C04C01W4HOLD)が最優先で、下表のD2D3L90の各行をすべて上書きする。この場合Day 0に行うのは選択した案のCHANGE_SPEC作成だけであり、社外発注、参加者募集、広告配信、比較試験、人体使用、支出はいずれも0円とする。D2D3L90CHANGE_SPECへの入力に留まり、独立して起動しない。D1=C04であってもL90が未記入なら支出は0円である。

決裁値 Day 0に実行 停止
D1=C04 本FINALのC04 RFP、V1D事前登録、90日ゲート台帳を起動 なし。ただしL90未記入なら支出0円
D1=C01W4HOLD(最優先・他行を上書き) 選択した案のCHANGE_SPECを関へ戻すだけ C04 RFP、W1事前登録、本FINALの90日表、発注、募集、広告配信、比較試験、人体使用、支出(0円)。D2D3L90行は独立起動しない
D2=FLEX 同一RFPにティント案と非ティント案を別欄で要求 一剤型への先行決定
D2=TINT ティント案だけを要求し、染着を必須条件にする 非ティント案
D3=OPTIONAL HJ・外部を同じ絶対基準で比較。どちらか一方の合格でV1C合格 不合格レーンの未使用費だけ
D3=REQUIRED HJ合格を全体ANDにし、外部は対照だけにする HJ不合格後の全次段階
L90=承認実額 L90をF-2の費目別段階支払上限で台帳へ配分 L90超過。未記入時は全支出

Day 0からの初動

責任ロール 期限 実行・成果物
1 投資決裁責任者 Day 0 90D_DECISIONへ4点、理由、L90、変更影響を署名
2 90日プログラム責任者 Day 0 90D_GATE_LEDGER_v2L90、費目別段階支払上限、停止権限、証拠URLを固定
3 商品開発責任者 Day 0 D1=C04の場合だけ能力・技術・商務・権利を照会するRFP-0を3社以上へ送る(残色条件はDay 24の凍結後にDEV_BRIEF_C04で別送)。D2で剤型欄を切り替える
4 調査責任者 Day 0 D1=C04の場合だけB-3のV1D一枚表、二つの現行行動セル、除外、解析を凍結
5 薬事・表示・データ責任者 Day 0 人体使用、配信、模擬選択、実決済、出荷を別ゲートにしたLEGAL_DATA_GATE_v2を固定

RFPは、Day 2を受領確認・参加意思・不足項目一覧、Day 5を候補絞り込み、送付後10営業日を完全な技術商務回答の期限とする。最終比較は回答期限の翌営業日、選定はその次の営業日に行う。回答期間の途中で「完全回答不足」を理由に不合格にしない。


0. 目的

0-1. 事業目的

本事業が形成する資産は、次の二つに限る。

  1. ブランドエクイティ:特定の使用場面でブランドが正しく想起・理解され、正価で選ばれ、継続使用・再購入される状態。
  2. 自社保有の顧客基盤・直接関係:本人同意の範囲で売却対象法人が保有する顧客ID、購入、使用、再購入、問い合わせ、離反理由と、顧客へ直接連絡できる関係。

HJの発信・制作とマテリアルのPRは初期支援であり、この二資産には数えない。ドメイン、EC、CRM、SNS、商標、試験データ、契約、素材利用権は、Day 0から売却対象法人へ帰属させる。法人未設立の場合は、設立時に無条件で承継する契約を先に締結し、個人名義・親会社名義では開始しない。

案件与件は、HJとマテリアルによるJV、各社2,000万円・合計4,000万円、数年で年商5億円以上、将来のブランド売却である。ただし正式なJV相手方、契約、会計上の売上基準、HJ資産の利用可能性は原本未確認である。年商5億円は現時点で未算定・未合格とし、E-6の現行1SKUドライバーツリーで再計算する。

0-2. 本書が扱う範囲

本書は、案件正本、11_FINAL_spine.md15_WHO_CEPマップ.md、案件内の公開資料と、検品で確認された公式法規資料に基づく。2026年7月7日の録音原文、社内女性ヒアリング原本、OEM回答、試作品データ、HJ Audience Analytics、起用契約、JV契約は未確認であり、確認済みとは扱わない。

7/22追加の一次情報source/20260722_MTG_スーパーサブ_リップCEP_transcript.txt(関とメンバーの打合せ原文)を、ブランド思想・工程・ポートフォリオ・WHO境界の方向づけに限り一次情報として統合する。同ファイル中の「スーパーサブ」は関FBにより仮称であり、「気が利く」の最終文言も要検証である。同ファイルは市場の競合状況を確認する外部資料ではなく、社内発話の一次記録として扱い、「競合不在」を外部市場事実として断定しない。


A. サマリー(要旨)


B. コンセプト核

B-0. 第一推奨として仮採用する核

マスターブランドの位置づけ(7/22 L1・v2再構成=v1のマスターブランド先行構成への組み替え):本ブランドは部位非依存の役割ブランドとして最上位に置く。W1が既に選び好んでいるメイク・リップと競合・奪取する立場を取らず、W1が選ぶ主役(好きなメイク)を主役に置き、その前工程・後工程を支える支援役として設計する(仮称「スーパーサブ」・要検証「気が利く」)。以下は、①マスターブランドの役割定義→②投入商品型の比較と第一推奨→③投入商品(C04)のコンセプト、の順で演繹する。

投入商品型の比較(3案・本計画上の設計基準5点)

設計基準 前工程ベース(仕込み) 後工程コート(色持ち) 前後ペア
消費者課題との接続 食後の色崩れという既発話課題に直結 色持ち向上は間接的な期待、直接発話は未確認 両課題に接続するが検証対象が二倍
機能実証可能性 C04の一回補整比較試験で検証設計済み 独立処方・独立試験が必要で未着手 前後両方の合格が前提で検証負荷が最大
初回1SKU適合 1SKU・1処方で初号に適合 単独では初号の課題接続が弱い 2SKU相当となり初回1SKU方針と不整合
開発/法務/表示負荷 既存C-6・測色レーンを流用でき低い 新規処方・新規表示審査が必要で高い 前後二系統分の負荷が重複して最大
将来ポートフォリオ接続 前工程領域の起点として位置づけ可能 後工程領域の起点として独立に位置づけ可能 両領域を早期に接続できるが時期尚早

第一推奨は前工程ベースの初号=W1×C04の食後残色を整え、好きな色の塗り直しを支える1SKUとする。ただし性能はC-6正式合格前は未確認である。後工程コートは独立R&D(C-8、E-5)として別に扱い、前後ペアは前後各単品がそれぞれ合格した後にのみ検討する。この第一推奨から③C04商品コンセプト(B-4以降)へ演繹する。

WHOはW1(色・ティント高関与の重ね塗り層)、主入口はC04(食後・日中の復旧)を第一推奨として仮採用する。ハード確定ではない。現行行動の頻度調査、C04製品比較、正価選択、Gate 1Bのいずれかが不合格なら、WHO・入口・核を差し替える。

ブランド思想(7/22 L1):本ブランドは、W1が既に選び好んでいるメイク・リップと競合・奪取する立場を取らず、W1が選んだ主役を引き立てる支援役として設計する(仮称「スーパーサブ」・要検証「気が利く」)。C04はこの支援役思想のうち、食後・日中に主役の色を整え直す最初の一手である。前工程(主役を塗る前の仕込み)・後工程(主役の後のコート・色持ち)はいずれもこの思想に含まれる将来領域だが、初号1SKUの証拠と決裁を差し替える理由にはしない(B-8、C-8、E-5)。

核は二層で持つ。

  1. 外向きの短い約束(ブランドの核):消費者が記憶する一つの短い文。候補の設計・検証・凍結はB-5に置く。適合範囲・使用条件は約束と競合しない根拠文として近接表示へ従属させ、見出しを試験プロトコル化しない。
  2. 内部の要求仕様の一文「ティントを重ねる人の食後に、同じ色を足す前に、相性を確認した残り色を補整リップ一回で整える。」 WHO、時点、現行行動との違い、行為、実証範囲の限定を一文に固定した社内基準であり、調査設計、OEMブリーフ、表示審査、Gate判定の照合に使う。広告見出し、商品名、パッケージの主コピーには使わない。

どちらの層も、現時点ではブランド仮説である。試作品によるC04確認試験とGate 1Bを通るまでは、広告、EC、商品名、パッケージ、店頭POP、依頼投稿で性能事実として使わない。確認後も、1補整色で試験を通った残色群、上塗り色、塗布量、回数、評価時点の範囲に表示を限定する。

B-1. 市場解釈の範囲

案件資料は、素材を良く見せる方向や、元から状態がよく見えることへの関心を示している(source/market-research.html 02・03・SUMMARY、source/lip-market.html 08)。ただし、これらは市場全体の美意識を代表する定量調査ではない。本計画は市場全体の価値観を断定せず、W1の具体的な食後行動だけを対象にする。

「他ブランドと競合しない」(source/20260722_MTG_スーパーサブ_リップCEP_transcript.txt [0:06:12])は、社内で採る設計方針・自己認識であり、外部市場に競合が存在しないという事実の主張ではない。ギャルは課題強度の象徴・着火点・ストレステスト群として扱い(同[0:35:14]〜[0:36:47])、WHO定義そのものにしない。対象はB-3で事前登録したW1(18歳以上)であり、ギャル/非ギャルの別は自己認識に基づく分類として同一の刺激・設問・閾値で扱い、属性ごとに機能実証の水準を変えない(B-3、B-7)。

B-2. 対象とする二つの食後行動

  1. 食後の残り色へ同じティントを重ね、濃さ、赤み、濁り、ムラが増えることがある。
  2. 残り色を拭く/落としてから同じ色を塗り直し、手数と時間が増えることがある。

この二行動の母集団頻度は未確認である。個別の生活者発話と競合レビューは問題や評価軸の存在を示すが、頻度は示さない(LIPS Dinto@cosme Tiny Wonder)。B-3で別セルとして頻度を取り、主要となった各行動をC-6の独立製品比較へ引き継ぐ。

外向きには、試験で確認した残り色へ本品を規定量一回使い、色印象をメイクで整えて見せる範囲だけを伝える。そのまま終えるか、相性確認済みの色を任意で重ねる。頻度と性能の確認前は仮説であり、全色適合や完全復元を表示しない。

B-3. V1D需要判定の一枚表

V1Dは本節だけで定義し、F-1A・F-2は本節を参照する。別のn=200系、別設問、別閾値を置かない。中間解析は行わず、n=400と7日間日記の完了後に一度だけ最終判定する。

母集団・標本・独立セル

項目 固定内容
母集団 日本国内在住の18歳以上。過去4週間にティントを使い、2色以上のリップカラーを使い分け、重ね塗りまたは塗り直しを1回以上したW1。食後行動の有無は抽出条件に入れない
本調査 資本関係のない独立オンラインパネル会社A・Bから各W1完了n=200、合計n=400。18〜24歳、25〜34歳、35歳以上を各100人以上含め、残り100人は自然出現。重み付けは各社内で行い、各社ごとにスクリーナーのW1年齢構成へ合わせて各社の重み合計を200とする。統合時は両社を50%ずつに正規化する。各社別・統合重み付き・無重みの3通りを報告する。 これがV1Dの唯一の母標本であり、他節で別標本を増やさない
V1D-A 直近7日間に食後60分以内に同じティントを重ねた行動。分子はQ5が1日以上、分母は有効W1全400人
V1D-B 直近7日間に食後60分以内に拭く/落としてから同じ色を塗り直した行動。分子はQ6が1日以上、分母は有効W1全400人
両方経験者 Q3・Q4で直近行動を確認し、日記セルはA/Bへ無作為に一方だけ割り付ける。製品試験でもA/Bの独立参加者とし、同じ人を両セルへ入れない
行動日記 本調査の回答者を再利用しない新規W1 計60人パネルA・Bから各30人、かつ行動セルA・B各30人(各パネルから各セル15人)を募集し、各セル25人以上完遂。リップを着けた全飲食イベントを分母とし、問題が起きたイベントだけを選ばない
除外 化粧品・広告・調査会社、本JV、HJ、マテリアルの従業者と同居家族、目的を推測できる関係者。不正・重複・条件逸脱は理由を全件記録
期限・責任 質問票、重み、コード、閾値をDay 2に凍結。消費者調査責任者がDay 14にn=400・日記を統合判定

設問IDと分子・分母

選択肢の前にQ3自由回答を置き、Q4の順序は回答者ごとに無作為化する。

ID 設問・用途 V1Dでの扱い
S1 直近4週間に使った色数 2色以上をW1条件に使用
S2 直近4週間のティント使用 「はい」をW1条件に使用
S3 直近4週間の重ね塗り/塗り直し 「はい」をW1条件に使用
Q1 直近7日間にリップを着けたまま飲食した回数 日記事象との整合確認
Q2 飲食後60分以内に唇を見た、触った、直した回数 行動機会の診断値
Q3 最も最近の飲食後に最初にしたこと。商品名・色番を自由回答 選択肢で行動を教える前の原文
Q4 同色1回/同色2回以上/別色/バーム等/軽く拭いて同色/落として同色/何もしない/その他 A/Bの直近行動と日記セル割付
Q5 直近7日間に同じティントを重ねた日数と結果 A_s=Q5≧1日 ÷ 有効W1 n=400
Q6 直近7日間に拭く/落として同色を塗り直した日数、所要時間、使用物 B_s=Q6≧1日 ÷ 有効W1 n=400
Q7 最も最近の食後対応の手間(1〜7) 製品比較の手順負担設計に使用。V1Dの合否へ後付けしない
Q8 持ち歩く物 手数・携帯要件の診断値

実使用SKU入力(B-3bの対象色固定へ接続する需要側の一次入力)

V1Dの回答者全員から、直近28日に実使用したリップSKUを最大5件まで登録させる。SKU登録欄はV1Dの設問票の一部であり、B-3bで別標本を新たに募集しない(B-3bはV1D n=400の同一標本を使う)。SKU 1件ごとに、下表の各項目を質問ID付きで取得する。jは同一回答者内のSKU連番(j=1〜5)である。

ID 取得内容 形式・必須
K0 直近28日に実使用したリップSKUの件数 0〜5件。1件以上の回答者だけがK1〜K8へ進む
K1-j ブランド 自由回答・必須
K2-j 公式商品名(略称・愛称でなく販売名) 自由回答・必須
K3-j 色番号/色名 自由回答・必須。両方ある場合は両方
K4-j JANコード 13桁・必須
K5-j 購入場所(店舗名または公式/モールのEC名) 自由回答・必須
K6-j 購入日 年月日・必須
K7-j 直近28日のうち当該SKUを使った日数 0〜28日・必須。回答者内合計が28×5日を超える回答は矛盾として除外
K8-j 証拠画像 容器全体写真、底面/側面ラベル、色番号が読める画像、購入履歴または公式商品ページURLの4点を提出・必須

除外規則。K8の証拠と公式商品ページが一致しない行、色番号を同定できない行、同一回答者内で重複する行は、使用分布から除外する。除外件数と除外理由を全件保存し、除外前後の分布を両方報告する。

使用分布の算出。回答者ごとの28日間の使用日数を合計し、SKU使用日数構成比=当該SKUの検証済み使用日数 ÷ 全SKUの検証済み使用日数とする。独立パネルA・Bで別々に算出して順位を出した後に統合する(統合の重み付けはB-3の母標本と同じ規則を使い、別の重みを置かない)。

候補SKUの選定と未達時の扱い。候補は、両パネルに各5人以上の使用者がいるSKUに限り、累積使用日数70%以上を覆うまで上位から採り、上限は12SKUとする。最大12SKUで累積使用日数70%へ届かない場合は、「一色で対象残色3群を覆う商品計画」を不合格とする。この場合に、観測後の「対象WHOの狭め直し」や群の除外で救済しない。候補SKUの実物取得(同色番を2本ずつ正規流通から購入)と対象色台帳の仕様はB-3bの表に従い、本節に別仕様を置かない。

合格・中止条件・再試験

A_dB_dは各日記セルの該当行動イベント数÷そのセルの全有効飲食イベント数、U_sU_dはAまたはBが起きた人/イベントの重複除外比率である。

判定 事前登録条件
行動セルの「主要」認定 AまたはBを個別に、重み付きA_sB_s 15%以上かつ対応するA_dB_d 10%以上とする。これは外部市場基準でなく本件の社内判断値
V1D合格 ①A/Bの少なくとも一方が主要、②重み付きU_s 30%以上、③U_d 25%以上、④本調査と日記でA/Bの多い方向が一致、のAND
中止条件 U_s 20%未満U_d 15%未満、またはA/Bのどちらも主要でない。W1×C04を終了し、観測後にWHOを狭めて合格にしない
中間域 合格と中止条件の間は次段階0円。実施不備が文書化できる場合だけ、同じ母集団・n=400・日記60、同じ閾値で一回再試験。設問改善は一変数だけとし、観測済み回答者を再利用しない

V1Dで主要と認定した行動セルは、予備行動比較V1P-preP_PRE後に開始しDay 75までに完了)とC-6正式確認の両方で必須比較対象にする。主要でないセルは診断値として残し、需要を確認した行動と製品比較の対象をずらさない。

B-3b. 色条件固定工程(需要調査と製品試験の接続)

B-3のオンライン調査は行動の頻度を測るが、残色の色そのものを標準化して取得しない。そのままでは「対象残色群」を需要側で固定できず、OEMブリーフとC-6の判定が再現不能になる。したがって、需要調査と製品試験の間に次の色条件固定工程を置く。

測色仕様は一意である。 本節後段の「測色プロトコルと残色群クラスタ」表と「測色実施の標準手順」表(fy_exec.md 由来)だけを正とし、食事・時点・塗布量・照明・色差式・ROI・群の作り方について本書の他節にも本節の他所にも別仕様を置かない。旧稿の「食後30分の評価時点」「明度・彩度・色相角の事前色域区分」「上唇・下唇・輪郭部というROI別仕様」「30人未満の群だけを除外できるという扱い」は使用しない(本節・C-4・C-5・C-6を同一条件へそろえた)。測色のROIは下唇3点ROIの一つだけ、群の成否は「3群未成立」の一つのルールだけである。

本工程の目的は、W1の食後残色を実測し、再現可能な生成規則で「対象残色群」を定義することであり、単独責任者は商品開発責任者(測色プロトコル)と消費者調査責任者(募集・実施)である。生成規則・分離条件の版凍結はDay 14、探索実測の完了と「対象3群・Target_g・対象SKU」の版凍結はDay 24とし、探索用と確認用の参加者は最初から別に募集してIDで管理する。需要側の実使用SKU入力はB-3のV1D n=400と同一標本から取り(B-3の「実使用SKU入力」表)、本節で追加標本を募集しない。

各残色群についてOEMブリーフとC-6へ明記する項目(参照マップ・新しい閾値を置かない)

本表は「どこに定義があるか」を指す参照マップであり、ここに新しい数値・閾値・標本条件を置かない。実体の定義はすべて後段の測色プロトコル表、C-5、C-6にある。

項目 参照先(実体の定義)
目標外観域 後段の測色プロトコル表Target_gの定義に従う。探索実測と第三者外観評価から観測前に登録する
比較対象 C-5の比較A/比較B/比較C/補助比較に従う(無塗布、透明バーム、同じティントの塗り足し、一度落として塗り直す現行行動、事前指定した競合コード品)
主要差 C-6の共通合格式に従う。本表に別の点差を置かない
上塗り時のΔE00の定義 何と何の差かの定義だけを示す。①補整判定:「本品一回塗布後の唇」と「事前登録したTarget_gの中心」の差。②上塗り適合判定:「素唇へ当該上塗り色を単独塗布した基準外観」と「本品一回塗布後に同じ上塗り色を重ねた外観」の差(同一人・同一照明・同一評価時点)。C-6の上塗り適合の合格条件は②を指す。合否値はC-6に置き、本表に置かない

探索で残色群を選ぶ判断と、確認試験で合否を判定する測定は、別参加者・別データで行う。結果を見て通りやすい群だけを残す操作を防ぐため、対象残色群の確定はDay 24(探索完了時)に版凍結し、予備測色(V1P-color-pre)と最終測色(F0後のV1P-color-final)では凍結済みの群だけを判定する。

測色プロトコルと残色群クラスタ(fy_exec.md C-6差替えを採用)

以下は測色による色条件固定・目標外観の客観判定レーンの仕様である。C-6の「同色塗り足し・拭き直し・実在競合に対するA/B行動比較」(r1で追加)とは別試験・別参加者として実施し、費目も別行で積み上げる(F-2の実額表)。測色レーンも二時計へ分ける——予備測色V1P-color-pre(90日判定レーン。P_PRE後に開始し、遅くともDay 75までに完了)と、F0後の最終測色V1P-color-final(発売可能化レーン)である。

項目 固定仕様
実使用SKUの固定 需要側n=400(B-3で固定したV1Dと同一標本=資本関係のない独立パネル会社A・B各200。ここで別標本を増やさない)から、B-3の「実使用SKU入力」表(K0〜K8:ブランド/公式商品名/色番号・色名/JAN/購入場所/購入日/使用日数+4点の証拠画像)で取得した検証済み使用日数を使う。SKU使用日数構成比=当該SKUの検証済み使用日数÷全SKUの検証済み使用日数をパネルA・B別に算出してから統合し、両パネルに5人以上ずつの使用者がいるSKUだけを候補にし、累積使用日数70%以上を覆うまで上位から最大12SKUを採る。最大12SKUで70%へ届かなければ、「一色で対象残色3群を覆う商品計画」を不合格とし、観測後の「対象WHOの狭め直し」や群除外で救済しない。証拠と公式商品ページの不一致・色番号の同定不能・重複は除外し、除外理由を全件保存する。同色番を2本ずつ正規流通から購入し対象色台帳(brand/product_name/shade_no/shade_name/JAN/lot/opened_at/T240_L*a*b*/n_users/panel_A_use_share/panel_B_use_share/group_id)へ記録。空欄が一つでもあるSKUは対象外
食後残色コホート 候補SKUを実使用するW1を別に n=90以上集め、各残色群に独立30人以上が入るまで測る。需要調査の回答だけで色群を作らない。需要調査と確認試験の参加者を分ける
標準塗布量 元色は上下可視赤唇へ合計20.0±1.0mg(上唇10.0・下唇10.0)を一方向一回。補整色は12.0±0.6mg(上唇6.0・下唇6.0)を一方向一回。往復・指・二度塗り禁止。最終容器の一回吐出量が12.0±0.6mgへ収まらなければ容器か処方を直し、試験後に許容幅を広げない
時点 素唇T-10、塗布10分後の初期色Fresh(T10)元色塗布4時間後(標準食終了約15分後)の残色T240(元色塗布3時間30分後から15分以内に白飯150g・油脂含む主菜80g・水200mLを摂り、食後5分で無着色吸収紙を2.0±0.2N・2秒・一回垂直押当し、元色塗布4時間後に測色する)、補整後Corrected_5/Corrected_30、任意上塗り再現Restored_10/Restored_120、対照SameTint_10/SameTint_120。順序は無作為化し測色担当者へ割付を伏せる
測色 非接触分光測色計、D65・CIE 1931 2°・直径6mm ROI。CIELABはISO/CIE 11664-4:2019、色差はISO/CIE 11664-6:2022のCIEDE2000(kL=kC=kH=1)。生スペクトル・反復値・計算コードを保存。JV側とOEM側が12枚の認証色票+6枚の残色模擬パネルを独立測定し、18枚中16枚以上で拠点間ΔE00≤0.50・全18枚平均≤0.30を満たした時だけ人体比較へ進む
残色群クラスタ T240のLabを使用日数構成比で重みづけたk-medoidsで3群*に分ける。各群は独立W1 30人以上・全確認済み使用日数の15%以上・群内対象SKU 2以上・パネルA/B双方に出現を必須。群内各点からmedoidまでのΔE00の80パーセンタイル≤4.0、群medoid間ΔE00≥5.0。満たさなければ人の判断で境界を動かさず3群は未成立
目標外観Target_g 群のW1のブラインド評価で70%以上が「このまま次の予定へ行ける自然な整い方」と回答し、白い・灰色・暗い・濃すぎるの各回答15%以下の候補の測色medoid。該当なしなら目標を作らず不合格。目標Lab*と色票IDを観測前に固定
予備測色V1P-color-preP_PRE後開始・Day 75完了・90日判定レーン) 一つの補整色を、新規W1 n=48・3群各16人・各人3訪問の無作為化クロスオーバーで三群を別々に測る。①ΔE00(Corrected_5,Target_g)≤3.0各群12/16以上、②ΔE00(Restored_10,Fresh)≤3.0かつΔE00(Restored_120,Fresh)≤4.0各群12/16以上、③ΔE00(Restored_10,Fresh)ΔE00(SameTint_10,Fresh)より参加者内で1.0以上小さい人が各群10/16以上、④全48人中34人以上がブランドを隠した状態で直接の同色塗り足しより補整手順を選ぶ、⑤安全・刺激・乾燥・容器・表示の全条件を満たす。これは色条件と処方方向を絞る予備証拠であり、最終確認ではない。販売、表示、T2を許可せず、C04正式合格の代替にもしない。 未達なら当該色条件・処方方向を採用しない
最終測色V1P-color-final(F0後・発売可能化レーン) F0後の最終同等処方と凍結済み3群で、別の新規標本 n=60以上(各群20以上。探索の分散による事前標本数計算がこれより大きければその値)を取り、V1P-color-preと同じ判定項目①〜⑤を次の割合式で判定する(「同じ閾値」とだけ書かない)。各群の有効人数をn_g、全体の有効人数をN=Σn_gとし、①は各群ceil(0.75×n_g)人以上、②は各群ceil(0.75×n_g)人以上、③は各群ceil(0.625×n_g)人以上、④は全体ceil((34/48)×N)人以上、⑤はV1P-color-preと同じ安全・刺激・乾燥・容器・表示の全条件のANDとする。n_g=20N=60なら①②が各群15/20、③が各群13/20、④が全体43/60である。事前標本数計算で人数が増えても同じ式を使い、人数に合わせて割合を下げない。各3群すべてで必須であり、予備の参加者を再参加させない。本試験の合格をC04正式合格の必須AND条件とする(C-6)。 一群でも未達なら「対象残色3群に一色で成立」は不合格とし、三群平均・好成績色だけ・主観選好だけ・予備の結果では救済しない

ΔE00計算方法はCIE規格に従うが、3.0・4.0・1.0の合否値は結果を見る前に固定する本件の内部製品基準であり、CIEが化粧品の合格値として定めたものではない。塗布量・時間・食事・荷重は本商品比較を再現するための工学上の試験条件であり、業界共通の標準量とは表示しない。測色の一次資料はISO/CIE 11664-4:2019ISO/CIE 11664-6:2022(CIEDE2000)

測色実施の標準手順(再現条件・fy_exec.md C-6差替えを採用)

上表の仕様を実際に再現するための実施条件である。測色実施者とOEMは同じ手順書版を共用し、P_PRE(予備試作品・容器の受領と製造販売業者の人体使用可の書面受領。F-2で定義)に到達する前は、候補品・試作品を唇へ使用せず、V1P-color-preV1P-preの試験費を支払わない。本手順はV1P-color-preV1P-color-finalの両方に同一適用し、時点(T-10Fresh(T10)T240Corrected_5Corrected_30Restored_10Restored_120SameTint_10SameTint_120)、標準食、塗布量、18枚の拠点間基準、k-medoids 3群、対象SKU台帳、群条件、Target_g、予備/最終の分離は上表のとおりで、本節に別仕様を作らない。

項目 固定する実施条件
参加前の統制 24時間以内のスクラブ・ピーリングを禁止する。開始2時間前から色付きの飲食物、食事、喫煙、リップ製品を禁止し、水だけ可とする。逸脱者は当日の測定から除外し再予約する
環境・順化 室温21±1℃、相対湿度50±10%の測定室で20分順化する。D65相当の評価灯、照度1,000±100 lx、周囲は無彩色にする
測定部位(ROI) 塗布は可視赤唇全体。測色は下唇赤唇部の中央、および中央から左右5mmの3点、各直径6mmとし、皮膚との境界、口角、明瞭な傷を避ける
反復と代表値 T-10T10T240等の各時点で3点を各3回測り、点ごとの中央値を出した後に3点の平均をその時点の値とする
塗布 候補SKUを分析天秤で塗布前後に計量する。元色は上下可視赤唇へ合計20.0±1.0mg(上唇10.0・下唇10.0)を一方向一回で塗り、10分静置する。補整色は12.0±0.6mg(上唇6.0・下唇6.0)を一方向一回。往復塗り・指塗り・二度塗りを禁止する(上表の塗布量・方向条件と同一)
時間統制 T10後から食事開始まで、水はストローで合計200mL以内とし、飲食、口紅の追加、唇をこする行為を禁止する(会話は可)。標準食の主菜は商品・lot・温度・脂質量を試験開始前に一つへ固定し全員同じにする。アレルギー等で摂取できない参加者は別条件へ置換せず除外する。T240の測定が予定時刻から±2分を超えたら無効にする
機器 非接触分光測色計を使い、45°環状照明・0°受光、D65、CIE 1931 2°、直径6mmの測定域でCIELABを算出する。機器メーカー、型番、製造番号、firmware、測定幾何、波長範囲、解析ソフト版を事前登録する。異なる幾何の機器を途中で混ぜない
校正と再測定 各参加者の開始前と10人ごとに機器指定の白色・黒色校正を行う。校正失敗、ROIずれ、瞬き・唾液反射、反復値が事前登録範囲を超えた場合は、その場で3回だけ再測定し、採否理由を保存する
原データの保存 生スペクトル、各反復値、平均前の値、計算コード、計算ライブラリ版を保存する

B-4. 内部の要求仕様の一文:候補比較と採用

本節の一文は内部の要求仕様であり、消費者へ見せる約束(B-5)ではない。候補は、W1、食後C04、独自の行為が一息で伝わるか、全色適合を示唆しないか、製品比較とGate 1Bで採否を測れるかで比較した。

# 要求仕様の一文の候補 判定と理由
1 ティントを重ねる人の食後に、同じ色を足す前に、相性を確認した残り色を補整リップ一回で整える。 採用。W1、食後、現行行動との違い、1補整色の一回使用、適合範囲の限定が一文に入る
2 食後のティントは、同じ色を足す前に、補整リップで色印象を整える。 ティント使用者までは分かるが、複数色・重ね塗りをするW1が残らない
3 何色ものティントを楽しむ人へ、食後は補整リップ一回で残り色を整える。 W1と食後は入るが、同じ色を足す現行行動との違いが弱い
4 ティントを重ねる食後は、濃くなる前に、補整リップで整える。 「重ねれば濃くなる」と全員へ一般化し、未確認の結果を先に断定する
5 食後のムラに同じティントを足す前に、補整リップで色印象を整える。 食後は必ずムラになるように読め、W1も一文から復元できない
6 ティント好きの食後は、塗り足す前に残り色を整える。 「ティント好き」が広すぎ、補整リップ一回という独自の行為が消える
7 ティントを使い分ける人の食後に、残り色を整えて、次の一色へ。 補整リップ一回が消え、「次の一色」が未確認の色にも使える印象を与える
8 食後の残り色を補整してから、相性確認済みの手持ち色を重ねる。 W1が分からず、任意である二工程目が必須手順に見える
9 何本もリップを使う人の食後に、足す前の一回で残り色を整える。 ティントが消え、「一回」が何の商品・行為か分からない
10 食後は同じティントを足さず、まず補整リップで残り色を整える。 命令口調で、W1の複数色・重ね塗り行動が一文から残らない
11 ティントを重ねる人へ、食後の残り色を整えてから、必要な色だけ重ねる。 二工程目が必須に見え、「必要な色」が全色適合の印象を残す
12 食後のティントを濃くせず、補整リップ一回で残り色を整える。 「濃くせず」が未実証の性能断定で、W1も明示されない

採用案は、美的な好みではなく、五つの情報を一文で欠かさないことを理由に選んだ。「ティントを重ねる人」がW1、「食後」がC04、「同じ色を足す前」が現行行動との違い、「補整リップ一回で整える」が独自の行為、「相性を確認した残り色」が実証範囲の限定である。理解と帰属はGate 1Bで実測し、通らなければこの一文自体を差し替える。

B-5. 外向きの約束と世界観の一体系(模倣耐性の中核=層1)

B-5-1. 二層の模倣耐性とこの節の位置づけ

模倣耐性は二層で設計する。層1(中核)は本節の一体系——W1の感情・自己像・所作から設計する世界観、短い約束、固有記号、感覚品質、色名/語彙、投稿文法、店頭体験——と、発売後に蓄積する直接顧客・再購入である。層2(拡大時の時間差候補)はG-1の技術・供給排他であり、時間差の一層に限定する。正本の与件(資本力ある競合が機能を模倣できる前提で、機能だけでなく感情・自己像・所作まで含めて高付加価値なブランドと直接顧客関係を積む)に対応するのは層1であり、層2だけで模倣耐性が成立するとはしない。層1は宣言では成立せず、選好・正価選択・ロゴなし再認・継続使用・競合登場後の指名維持の実測で確認する(B-5-5)。

B-5-2. 起点:W1が食後に失っているもの(事実に接地)

市場全体について事実にない対立構図を作らない(B-1)。設計の起点は、W1の生活の中で観測された次の事実と、そこから置くブランド解釈である。事実と解釈を分け、解釈はGate 1Bの自由回答で確かめる(先に選択肢として見せない)。出典・扱いはfy_brand.md B-4-1、15_WHO_CEPマップ.md

種別 内容 出典・扱い
事実(行動) 案件一次資料では、リップを直す時として「ご飯後」だけでなく「人に会う前」「MTG前」が挙がる。食後の口元確認と次の対人場面が近接している source/lip-market.html。探索対象者内の発話であり市場全体の頻度ではない
事実(見え方) @cosme低評価に、内側だけ落ちて輪郭側へ色が残る例、重ねるほど暗く濁る例、元の唇色で想定より赤く発色する例がある OPERAほか。1件は経験の存在を示すだけで発生率を示さない
事実(調査) ナリス調査で「赤みが強い人」の約8割に口紅選び失敗経験 15_WHO_CEPマップ.md §1-1
解釈(感情の層) いまの口元に納得した状態で、次の会話や予定へ移る区切りを持ちたい ブランド解釈。「失敗した/崩れた」を本人の声にしない。Gate 1Bで確認
解釈(自己像の層) 色に振り回されるのではなく、自分で色と見え方を決める人でありたい ブランド解釈。要検証。自由回答・購入理由で確認
解釈(所作の層) 同じ色を何度も足す・いったん落とす・複数品で対処する動作を終え、次の行動へ移る短い一連動作 頻度はB-3で実測。所作を「隠す・足す」から「一回で整え直す」へ置き換える

B-5-3. 一体系の設計要素(fy_brand完成体系を採用候補として統合)

以下はfy_brand.md B-4-2〜B-5-2の完成原稿を採用候補・検証刺激として実質そのまま統合した設計仕様である。未確認の実績ではなく、Gate 1B・C-6で確かめる採用候補として書く。各要素は凍結期日までに版管理して固定し、時期はDay 0からの相対日で管理する。

採用世界観と中心所作は次に固定する(B-4-2方向Aを採用。方向B「好きな色を続ける」・方向C「食後の短時間補整」は不採用=相性表副便益・製品成立条件へ移す)。

選定世界観:一日の口元は、朝だけで決まらない。食後、人前へ戻る前にも、自分で納得して整えられる。

全要素は次の順で導く。中心所作を「会う前の一整え」と呼ぶ(商品名ではなく、食後に本品を一回使い自分で納得した口元で人前へ移る一連動作の呼称)。

食後、人前へ戻る前に自分で納得して整える → 「食後も、私らしい唇で人前へ。」(B-5-4の4候補比較でGate 1B確定まではC04商品メッセージ候補) → 会う前の一整え → 一回で終える塗布・静かな開閉・固有記号 → 同じ色名・同じ投稿順・同じ店頭順 → C04での想起・ロゴなし再認・正価選択・継続使用

要素 固定する仕様(採用候補・要検証) 制作責任(A) 凍結時期 検証指標・閾値 未達処置
世界観 一日の口元は、朝だけで決まらない。食後、人前へ戻る前にも、自分で納得して整えられる。 食後を失敗として扱わず、次の人前へ移る前の自己決定として扱う JVブランド責任者 Day 14 自由回答でW1が「食後」「人前へ戻る前」「自分で納得して整える」を自発再話(B-5-5 B1) 世界観文を差し替え、新規標本で再試験
外向きの約束(4候補・関確定) ブランド上位の約束は単一に先決めせず、B-5-4の4候補比較(①「好きなメイクに、気が利くひと手。」第一推奨候補、②「好きなメイクを、もっと好きに。」、③旧文言「食後も、私らしい唇で人前へ。」=C04商品メッセージ候補、④未実証を含まない機能寄り候補)をGate 1Bへ同時投入し、関が最終確定する。「私らしい」「気が利く」等は色と見え方を自分で決められる/主役を支える意味に限り、全色適合・朝の色再現・持続・乾燥しにくさを意味しない JVブランド責任者(表示責任者の事前審査必須) Day 14に4候補凍結、Gate 1B(Day 23)+先行商標・表示審査で関が確定 魅力度・現行行動/実在競合との選択・購入理由(B-5-5 B2/B3/B7) 世界観と核を同時に作り直し、新規標本で再試験。確定まで対外公開しない
固有の所作 会う前の一整え開ける→規定量を直接一回使う→そのまま終える、または相性表で確認した色だけを任意で重ねる→一回の停止感で閉じる。指・綿棒・クレンジングを必須にしない 商品開発責任者・ブランド責任者 Day 15に手順凍結 C-6で一回使用・手数・仕上がり・清掃・液漏れ・反復使用。鏡なし使用は要検証 容器・処方要件へ差し戻す
固有記号 一整えサイン。濃い赤茶 #5A3038 の縦線1本(長さ24mm・幅0.8mm)と、線の右下3分の1に接する直径3mmの同色円1個。比率・位置・余白を容器・外箱・投稿・EC・棚で変えない JVブランド責任者 Day 15 18:00に試験刺激として凍結 ロゴなし再認:自社帰属60%以上かつ競合誤帰属10%以下(B-5-5 B4/F-1B)。単純な縦線・赤茶だけの正答は認めず複数要素で判定 主記号と使用順を一体で差し替え、新規標本で再試験。商標・意匠・先行表示の調査は要検証で、権利取得前に独占を表明しない
色と面 主色は濃い赤茶 #5A3038、地色は温かい白 #F3EFEA、本文色は黒に近い灰 #222222。グラデーション・金色多用・複数主色を使わない。容器はつやを抑えた地に一整えサインだけを部分的なつやで置く JVブランド責任者・商品開発責任者 Day 15、容器印刷はDay 30仕様凍結 既製容器への印刷・摩耗・内容物付着・清掃・量産色差 印刷仕様へ差し戻す。専用金型は初号の条件にしない
質感 規定量が薄く均一に広がり、一回の使用後に追加したくなりにくい量感を目標。容器表面はさらっとした地と、指で分かる一整えサインの部分つや 商品開発責任者 最終処方確定(F0)時 C-6の広がり・べたつき・上塗りよれ・乾燥感・つっぱり・容器摩耗 処方・容器要件へ差し戻す。装飾で補わない
香り 香料は加えない設計を第一仕様とする。 食事直後の香味と競合させない。原料由来のにおいを「無臭」と呼ばない 商品開発責任者・製造販売業者 最終処方確定(F0)時 最終処方の原料臭・使用中後の受容・安全・安定性。「無香料」表示は製造販売業者と表示責任者が確認 香料設計・表示を差し戻す
音と閉じ方 キャップを閉じた最後に小さな一回のクリック音と明確な停止感が出る既製容器を採用。連続音・がたつき・何度も締め直す方式は不採用。投稿では効果音を足さず実物音を同じ音量で収録 商品開発責任者 容器Day 30仕様凍結 30回反復・落下・温度・振動・液漏れ・開閉力・量産ばらつき 適合する既製容器がなければ音を広告資産にせず停止感だけ残す
色名 初号1補整色の消費者向け色名を 01 会う前 とする。色相確定前に「ローズ」「ベージュ」等を足さない。最終処方確定後、側面に測定色相の平易な説明を別記 JVブランド責任者 名称WS(B-5b)と同時にDay 24 色名は性能を表さない。色相・残色相性・上塗り条件は相性表で別に示す 色名を改訂
使用語彙 使う語を 食後/人前へ/私らしい/整える/一回/そのまま終える/会う前の一整え にそろえる。完全復元/どんな色にも/手持ち全部/絶対/瞬時/崩れた私/失敗した唇 は使わない JVブランド責任者 Day 24 Gate 1B再話で語彙の自発使用、誤帰属なし 用語辞書を改訂し旧語を停止
投稿文法 食後、②人前へ戻る前、③残り色の状態、④本品を規定量一回、⑤そのまま終えるか確認済み色を任意で重ねる、⑥食後も、私らしい唇で人前へ。、⑦実証範囲、の順に固定。同じ照明・画角・露出・塗布量を使用前後で固定し、フィルター・肌補整・色調変更をしない 獲得責任者(広告表示責任者の審査必須) Day 15に撮影規格凍結 非HJ発信者での再現率、理解率70%以上(Gate 1C) 文法を改訂。人物の顔・夜・チャームを主識別にしない
EC画面 上部に核と人前へ移る場面、中段に一整えの三段図、下段に相性表・未確認条件・全成分・使用上の注意。価格より前に核と一整えを見せ、相性表を購入ボタンより後ろだけへ置かない EC販売責任者・ブランド責任者 Gate 2承認前 核だけで誤認させず、表示全体と根拠の対応100% 画面階層を差し替える
店頭体験 リップ・ティント棚の隣に濃い赤茶の縦一整えサインを一本立てる。上段=核、中段=食後残色カード→本品一回→仕上がりカード、下段=01 会う前と相性表QR。鏡と衛生基準を満たすテスターを置き、スキンケア棚へ送らない ブランド運営責任者 発売可能化レーン(限定小売開始前)に凍結 5秒棚テストで用途理解・商品発見・正価選択。カードは最終品と同条件で撮影・測色した確認済み組合せだけ 該当店舗群の拡大を停止し、体験設計を改訂
チャネル 初期接触はHJを含む複数発信者で作るが、全員が同じ投稿文法・一整えサイン・核を使う。購入先はブランド公式ECへ集約し、相性表と同意済み使用履歴をブランド名義CRMへ残す。正価購入と継続使用を通過後、同じ体験を再現できる選択的小売へ広げる 獲得責任者・ブランド運営責任者 初期接触設計時 HJ固有の言い回し・人物名・割引コードを識別資産にしない。素材・顧客関係・相性知・計測データは売却対象法人へ帰属 チャネル設計を差し替える

制作の実務はHJ・マテリアルの支援を使ってよいが、E-4の市場価格SLAの範囲で調達し、成果物・権利は売却対象法人へ帰属させる。ブランド名・商品名は名称工程(B-5b)で識別力・先行商標・ドメイン・SNSを確認し、関が選んだ後に本体系へ接続する。01 会う前は色名であり、ブランド名・商品名の代わりにしない。

B-5-4. 外向きの約束は関がGate 1Bで一つに確定する(4候補比較)

外向きの約束は先に一案へ固定せず、次の最低4方向を同一条件のGate 1B(B-5-5 B2/B3)へ同時投入し、関が先行商標・表示審査とあわせて最終確定する。旧稿が唯一案としていた「食後も、私らしい唇で人前へ。」は、単独採用ではなく候補の一つ(C04商品メッセージ候補)へ格下げする。

# 候補 位置づけ・根拠 良い点 壊れ方(不採用時の理由) 検証
A(第一推奨候補) 好きなメイクに、気が利くひと手。 7/22 L1のブランド思想(好きなメイクを引き立てる支援役・仮称「スーパーサブ」)を最も直接に表す文(transcript [0:24:26]〜[0:26:27]) 主役を奪わない立ち位置が一読で伝わり、C04以外の前後工程・部位展開にも一貫して使える上位の約束になり得る 「気が利く」の解釈が広すぎ、C04の具体便益(食後残色の整え直し)が一文から消える恐れ。B2の魅力度・自由回答購入理由で確認できなければ不採用 B-5-5 B1(自発再話)・B2(魅力度・購入理由)・B3(正価選択)・B4(ロゴなし再認)
B 好きなメイクを、もっと好きに。 Aと同系統だが機能的な手がかりがさらに薄い言い換え 短く記憶しやすく、部位横展開時の共通見出しになり得る 「気が利く」より支援役の所作が伝わらず、C04固有の食後整え直しとの結びつきが弱い 同上
C 食後も、私らしい唇で人前へ。(旧文言) B-4-3の12案比較で一度採用した案。C04の食後・日中復旧という具体便益とは対応するが、ブランド上位思想(好きなメイクを引き立てる支援役)とは接続しない C04固有の使用場面(食後→人前)が一読で伝わる。既存の一体系(B-5-3の世界観・固有記号・投稿文法)と現時点で最も整合している ブランド全体(前後工程・部位横展開)の約束としては射程が狭く、C04単品の商品メッセージに留まる 同上。ブランド上位の約束として不採用でも、C04の商品メッセージ候補としては残す
D 未実証を含まない機能寄り候補(例:食後の残り色を、一回で整える。) 情緒的な支援役表現を避け、確認済み性能の範囲だけを述べる保守候補 表示審査・不実証広告規制上のリスクが最も低い 魅力度・自己決定の情緒便益(B-5-2)を伝えず、競合の機能コピーに即日追随されやすい 同上

確定の順序:Day 14に4候補を凍結し、Gate 1B(Day 23)のB1〜B4と、B-5b(名称・商標)の先行商標・表示審査の結果をあわせて、関が最終決定する。AIはこの美的順位を確定しない。いずれの案も、閉鎖したコンセプト調査では「ブランド仮説」と明示し、一般広告への採用はC04製品試験・表示審査・Gate 1Bを通った後とする。通らない場合は世界観と核を同時に作り直し、新規標本で再試験する。「好きな色を、私の色に。」は全色適合を想起させるため使用停止を維持する(B-6)。

確定後、消費者が見る順番は次の四段に固定し、核の一文へ注意書きを混ぜない。

  1. ブランドの核:確定した約束(A〜Dのいずれか)。
  2. 商品の役割食後の残り色に、一回使う補整リップ。
  3. 確認後に表示できる性能文相性表で確認した食後の残り色に、規定量を一回使用したとき、色の濃さ・濁り・ムラをメイクで整えて見せます。
  4. 実証範囲相性表にない組合せ、表示回数を超える反復使用、朝の色への完全な再現は未確認です。

現時点で確認試験を通った残色と上塗り色の組合せはゼロである。したがって2と3は性能事実としてまだ公開しない。以下の本文・EC画面・店頭体験・15秒動画で「食後も、私らしい唇で人前へ。」を参照する箇所は、確定までC04商品メッセージ候補として扱い、Gate 1B確定後に採用案へ差し替える。

B-5-4b. 15秒動画と静止画・顧客投稿の完成仕様

15秒動画は次の七場面で固定する(fy_brand.md B-5-3)。効果音を足さず、実物の閉じる音を同じ音量で収録し、使用前後で色補正・肌補正・露出変更をしない。

画面 音・文字
0〜2 食事が終わり次の予定を確認する手元。食器や相手を主役にしない 食後、人前へ戻る前。
2〜4 同じ照明・距離で食後の唇を正面から示す。過度な接写・否定的表情を使わない 環境音のみ
4〜7 一整えサインへ指が触れ、キャップを開け、規定量を一回使用 効果音を足さない
7〜9 同じ画角で使用後を示す。色補正・肌補正・露出変更をしない 会う前の一整え
9〜11 そのまま終えるか、相性表で確認した色を任意で重ねる選択を並列表示 今日は、このまま。確認した色を重ねる。
11〜13 キャップを閉じ、実物の一回のクリック音を入れる 文字を増やさない
13〜15 一整えサイン、01 会う前、核を表示 食後も、私らしい唇で人前へ。/画面下に実証範囲リンク

静止画は 食後一回使用人前へ実証範囲 の4枚。顧客投稿の型は「食後の唇:_/一整えの後:そのまま終えた・確認済みの色を重ねた/次にしたこと:_」の三行に固定する。依頼投稿は広告関係を明示し、自由回答を肯定表現へ書き換えない。自発投稿を二次利用する場合も本人同意と表示審査を通し、体験談を性能・安全性の根拠にしない。

B-5-4c. 一体系を保つ公開前チェック

次の五問すべてに「はい」と答えられない制作物は公開しない(fy_brand.md B-5-4)。

  1. 食後から次の人前までの場面が一読で分かるか。
  2. 一回の所作が、商品・画面・文章で同じ順になっているか。
  3. 一整えサイン・濃い赤茶・01 会う前のうち二つ以上が同じ仕様で出ているか。
  4. 核を短いまま保ち、性能文と未確認範囲を別階層に置いているか。
  5. 発信者の顔や口調を外しても、本ブランドの制作物として再認できるか。

B-5-5. 層1の検証:B1〜B7(理解・魅力・正価・ロゴなし再認・継続・仮想競合後/実在競合後の指名維持)

理解の測定だけでは層1は確認できない。fy_brand.md F-1BのB1〜B7を統合し、七つを分けて測る。閾値はすべて本計画の内部合格値であり業界標準ではない。(仮置き)と付した値は根拠となる実測がまだなく、確認者が観測前に凍結する。確認後はGate 1B判定表・X8拡大条件の該当閾値が変わる。 B1〜B4は90日判定レーン、B5〜B7は発売可能化レーン(B6・B7はX8拡大判定)で測る。本表がブランド指標の唯一の定義であり、F-1B(Gate 1B)とF-2(M3n・M4p)は本表を参照する。他節に別標本数・別閾値・別設問を置かない。B1〜B7以外のブランド指標(旧M1無助成想起・旧M2競合誤帰属)は廃止した。名前ありの再認・誤帰属はB4だけで測り、別標本・別閾値を置かない。

ID 検証 測り方(標本) 閾値 確認者・凍結期限 レーン
B1 無助成理解と実証範囲 新規W1 n=240。核を5秒提示後に誰・いつ・望む状態を自由回答。別画面で商品役割・性能文・実証範囲を実配置で提示 核だけで「食後」「自分が納得する唇」「次の人前」の3要素65%以上(仮置き・要検証)。商品説明後の3問全正解90%以上、主張―根拠対応100% JVリサーチ責任者、名称非表示刺激凍結後 90日判定(Gate 1B=F-1B)
B2 魅力度と方向選好 新規W1 n=480。採用A・方向B・方向C・要求仕様型コピーを各n=120単独提示し7段階魅力度と自由回答購入理由。最後に4案無作為順で一つ選ばせる 採用Aの魅力度5〜7が60%以上かつ要求仕様型より10pt以上高い、4案選択で採用A 40%以上(仮置き・要検証) JVブランド責任者、Day 14 90日判定(Gate 1B=F-1B。F-2のM4pはこの試験を参照)
B3 正価選択 新規W1 n=400。1,980円/2,200円×一体系表示/機能だけ表示の4セル各n=100へ無作為割付、無決済の模擬最終確認。各セルの画面には、自社案に加えて、Day 14に公式販売面で固定したTiny Wonderの商品・税込価格、OPERAの商品・税込価格、現在の行動を続ける、買わない、を同条件で表示する(実在競合を無名の他社品・架空価格へ置き換えない。取得日・公式URL・色番・容量を刺激台帳へ保存し、提示開始後は同一標本内で変えない) 価格PごとにPass(P)を判定する。Pass(P)=「同じ価格Pのブランド一体系セルの商品選択率が20%以上」かつ「同じ価格Pの機能のみセルより8ポイント以上高い」のAND(内部暫定基準・要検証)。B3合格=Pass(2,200)またはPass(1,980)。両方合格なら2,200円を通常価格候補、Pass(1,980)だけなら1,980円を通常価格候補、両方不合格ならB3不合格=Gate 1B不合格。実価格の決裁は従来どおりGate 3の価格書き込み前に関が行う(D-3)。実決済はW1有効訪問n=750に対し8%以上(M3と同一) EC販売責任者、模擬は画面凍結後/実決済は発売可能化後 90日判定(模擬=F-2のM3nと同一試験)+発売可能化(実決済=M3)
B4 ロゴなし再認 一体系へ一度接触した新規W1 n=240。48時間後、ロゴ・名称を外し容器・投稿・棚のいずれかを各n=80提示、自社含む4名称と「分からない」から選ばせる 自社帰属60%以上、各刺激50%以上、競合誤帰属10%以下、人物名帰属20%以下 ブランド計測責任者、名称凍結後 90日判定(Gate 1B=F-1B)
B5 継続使用 安全承認済み最終同等品を使うW1 n=120、28日記録、100人以上完遂 22〜28日目に該当C04機会の50%以上で本品使用が完遂者の60%以上、所作再現70%以上、感覚品質理由の中止15%以下(仮置き・要検証) 商品使用研究責任者、C04比較・安全合格後 発売可能化レーン
B6 仮想競合提示後の指名維持 最終同等品を28日使ったW1 n=240。同便益を名乗る架空競合刺激で同価格n=120・10%安n=120へ無作為割付 同価格で本ブランド指名65%以上、10%安でも50%以上、正価選択50%以上(仮置き・要検証) 独立ブランド監査責任者、量産拡張前 発売可能化レーン(X8)
B7 実在競合登場後の指名維持 同便益を対外表示する競合が発売された場合、発売前からの同意済み正価顧客n=200を追跡 競合発売30日以内のC04第一想起50%以上、指名維持60%以上、90日内正価再購入が競合前コホート比80%以上(仮置き・要検証)。競合が出るまでは未測定と明記 CRM・ブランド資産責任者、実競合発売後30日/90日 発売可能化レーン(X8)

B-5-6. 他の語を約束へ従属させる配置

現行の語 新しい役割 掲載位置・扱い
集中命題 社内の事業判断文 約束・要求仕様より上に置かず、経営会議の採否条件にだけ使う。消費者には出さない
「好きな色を、私の色に。」 使用停止 全色適合を想起させるため、ブランド約束、商品名、広告見出し、ハッシュタグから外す
内部の要求仕様の一文(B-4) 社内基準 調査・開発・審査の照合基準。広告見出し・パッケージ主コピーにしない
「色印象を整え直す」 機能の説明 約束直下の本文で、「試験で確認した残り色の色印象をメイクで整えて見せる」と実証範囲を付けて使う
「足し続けず編集し直す美」 削除 市場全体を対立対象にするため、世界観、PR、店頭、社内説明のいずれにも使わない
「選び直し手順」 使用手順の内部ラベル 「食後残り色 → 本品一回 → そのまま、または相性確認済みの色を任意で重ねる」という図の名称にだけ使い、主見出しにしない

消費者が見る情報順は、次の一系統に固定する。

  1. 短い約束(Gate 1Bを通って凍結した一つ。凍結前は対外公開しない)
  2. 機能説明:「本品は1補整色です。商品ページの相性表で確認済みとした残色に、規定量を一回塗布したときの色印象を、メイクで整えて見せます。」
  3. 使用手順:「食後残り色 → 本品一回 → そのまま、または相性表掲載の色を任意で重ねる。」
  4. 適合範囲:「相性表にない残色・上塗り色との組合せは未確認です。」

主記号と使用順はF-1Bの誤帰属試験で約束と一体に判定する。層1の構成要素はG-1の層2(時間差候補)には数えず、発売時点で既に成立した優位とも扱わない。競合誤帰属が基準を超えれば新規標本で差し替える。

現時点では、1補整色による確認試験を通った残色群と上塗り色はゼロである。したがって、上記2〜4を性能事実として対外表示せず、確認後に実名の相性表を公開する。

B-5b. 名称・商標ワークストリーム(想起・帰属試験の前提)

ブランド名・商品名は現時点で存在しない。名前ありの再認・誤帰属はB-5-5のB4だけで測る(B4以外の別のブランド指標・別標本・別閾値は置かない)。名称が存在しないままB4の自社帰属・誤帰属試験や商標出願を日程に置くことはできないため、次のワークストリームをB4の初回測定より前に完了させる。

作業 単独責任者 期限(相対日)
1 ブランド名・商品名の候補作成(各5案以上。世界観・色名/語彙辞書と同一体系で設計) JVブランド責任者 Day 10
2 識別力・先行商標の調査(J-PlatPat等での類似検索)、ドメイン・主要SNSハンドルの取得可否確認 JV法務責任者 Day 12
3 関による名称の選択 Day 14
4 商標出願の要否・区分・時期の判断と、出願する場合の手続開始 JV法務責任者 Day 16
5 刺激への固定(名称・ロゴ・主記号・使用順図を一式で版凍結) JVブランド責任者 Day 17

刺激は二種類に分けてプロトコルへ固定する。名前なし理解刺激(約束・要求仕様・使用順のみ。Gate 1BのB1無助成理解・B2魅力度・B3正価選択に使う)と、名前あり接触刺激(凍結した名称・主記号を含む。B4のロゴなし再認・自社帰属・競合誤帰属だけに使う)。どの参加者に、どの時点で、どちらの刺激を見せたかを記録し、名前あり刺激への接触前の回答をB4の分母に入れない。名称凍結(Day 17)前にB4の測定を開始しない。名前あり刺激を使う指標をB4以外に増やさない。

B-6. 「好きな色」を実証範囲へ締める表示ルール

景品表示法の不実証広告規制では、根拠が客観的に実証された内容であることに加え、表示した効果・性能と実証内容が適切に対応することが必要である。故意でなくても優良誤認表示になり得る。したがって、1補整色で確認した残色群・上塗り色・使用条件を、コピーの広さが越えないようにする(消費者庁「不実証広告規制」消費者庁「表示に関するQ&A」Q9・Q13〜Q15)。

場面 言ってよい言い方 言ってはいけない言い方 理由
確認試験前 社内調査票で「食後の残り色を補整リップ一回で整えるブランド仮説」と明記する 「食後の残り色を一回で整える」「濃くならない」 現時点で合格した残色群がゼロで、性能根拠がない
対象範囲 「本品は1補整色です。相性表で確認済みとした残色・上塗り色に限り、使用結果を確認しています」 「好きな色を、私の色に。」「どんな色にも合う」「手持ち色全部に使える」 「好きな色」は、一般消費者に全色適合と受け取られるおそれがある
食後の結果 「相性表掲載の残色に規定量を一回塗布したとき、色印象をメイクで整えて見せます」 「すべての残色をリセット」「一塗りで朝の色へ完全復元」 本品が約束するのは外観の補整であり、全色対応や完全復元ではない
上塗り 「相性表掲載の色は、本品の後に重ねて使用できます」 「その日の気分で何色でも重ねられる」「次は好きな色を自由に選べる」 合格した上塗り色以外への適合を広げない
反復使用 同日反復試験で通った回数と条件を、そのまま近接表示する 「何度でも濃くならない」「一日中ずっと整う」 反復回数と時間は、確認した範囲だけが根拠になる
相性表 合格・不合格・未確認を同じ粒度で掲載し、処方・SKU・試験版を明記する 合格例だけを大きく見せ、不合格・未確認を小さな注記へ送る 全体印象が実証範囲を越えないようにする

「好きな色」の代替は、次の二文に固定する。

相性表で確認した色は、本品の後に重ねて使用できます。

相性表にない組合せは未確認です。

処方、補整色、塗布量、評価時点、上塗り商品・色のいずれかが変わった場合、その旧試験を新しい表示へ流用しない。表示責任者と製造販売業者が、全表現を根拠資料の行へ一対一で対応させ、対応できない表現は公開しない。

B-7. WHO×CEPの役割と決裁境界

W1は年齢や、試作品が偶然効いた相手で後付けしない。需要側で「日本国内在住の18歳以上、過去4週間にティントを使い、2色以上のリップカラーを使い分け、重ね塗りまたは塗り直しを1回以上した人」と事前登録し、食後行動の有無は抽出条件へ入れない。探索参加者と確認参加者は分ける。

WHO/CEP 役割 扱い
W1×C04 第一実験 現行行動頻度、C04製品比較、正価選択、Gate 1Bを別々に判定。全て通るまで確定商品と呼ばない
W1×C01 条件付き副評価 C04合格処方、同一SKU、共通の簡単な手順で別試験を通る場合だけ加える。初回規模へ加算しない
C18a 問題認識 購入後の色不適合を調査するが、第三入口・別売上にしない
C03 製品成立条件 乾燥感・つっぱりを悪化させない非劣性項目。別市場として加算しない
C05/C07/C09 獲得場面 会う前、長く直せない日、新色発見の表現場面。入口・独立SAMにしない
W5 C04の隣接WHO候補 W1合格後、同じ1SKU・C04で成立する非重複人数だけを追加
W7 安全性根拠取得後の隣接WHO候補 「敏感」を根拠なく表示せず、W1・W5との重複を控除
C11 独立R&D 長時間安全性、移染、翌朝増分、反復使用を別判定。C04不合格時の代替にしない

決裁時点の状態は、①W1×C04=未決・仮採用、②商品カテゴリ=正本ではティント既決だが剤型変更は再決裁待ち、③HJ必須性=未決、④初回解放資金=未決である。関が別案を選んだ場合は、対象者、主評価、OEMブリーフ、比較品、価格、チャネル、90日表、規模式、排他用途を一式で差し替え、現行表の一部だけを流用しない。

B-8. 初回で選ばないこと

C. 製品設計

C-1. 最小商品仕様

項目 固定内容 不合格条件
剤型 正本上はリップティント。推奨決裁枝ではC04性能を優先し、バーム・グロス等への変更を許す 関がティントを維持した場合は、染着・膜がC04反復使用と両立しなければ終了。変更を許した場合も、剤型を変えてC04主要評価・安全・品質を通らなければ終了
物理SKU 1処方×1補整色×1容器×1容量 複数色・付属品がないとC04を説明できない
使用 食後残色の上へ規定量を一回塗布 クレンジング、指、別商品、複数回のなじませが必須
主対象 B-3の需要調査とB-3bの色条件固定工程で事前登録した残色群 確認後に対象者・残色群を追加して合格を作る
価格候補 1,980円/2,200円 必須セットや恒常値引きが必要
初回に含めないもの C01専用品、C11、チャーム、ケース、レフィル、限定色 X8の拡大判定前に追加

位置づけ(7/22 L1):C04は、主役を引き立てる支援役ブランド思想のうち「食後残色を整え、好きな色の塗り直しを支える」前工程(仕込み)側の最初の一手である。リップのコート(色持ち)側は、C04正式合格後の独立したR&D・別試験・別決裁とし、単一SKUで前後両工程を同時に実現できるとは初号では断定しない(C-8、E-5)。

C-2. 処方の優先順位

  1. 化粧品基準、口唇使用の安全性、最終処方の安定性。
  2. 規定量一回での過度な濃化・暗転・ムラの低減。
  3. 同日反復時の色蓄積の抑制。
  4. 乾燥感、つっぱり、皮むけ感を悪化させないこと。
  5. 事前登録した上塗り色との適合。
  6. C04合格後に限るC01性能。

「低彩度」「薄膜」「美容成分」は方向候補であって性能の証明ではない。原料名・配合率・香味・粘度はOEM回答と探索結果を得るまで未確定とする。

C-3. 容器要件

容器は1本で完結し、指を使わず、確認試験で固定した質量を一回で吐出できることを必須にする。吐出量、持ち戻り、清掃、液漏れ、温度、光、落下、振動、反復開閉、安定性、量産再現、原価、MOQを比較する。専用金型は初回条件にしない。

初号は既製容器を使い、容器・定量吐出部品を拡大時の時間差候補(G-1の層2)に数えない。G-1で層2の候補にするのは、C04専用処方と性能に不可欠な主要原料の用途限定排他である。容器の吐出再現性は製品成立・品質要件として判定し、排他性と混同しない。容器の所作(一回で決まる吐出・指を使わない・液漏れしない)はB-5の一体系(層1)の感覚品質要素として設計する。

C-4. 対象残色群と1色の決め方

B-3bの色条件固定工程で、生成規則(T240のk-medoids 3群)に基づき各30人以上の実測を確認した残色群だけを探索へ入れる。探索は食後残色コホートn=90以上(各群30人以上)で行い、探索参加者はV1P-color-preV1P-color-finalV1P-preV1P-finalのいずれにも再参加させない。探索で選んだ主対象群、補整方向、使用手順、吐出質量(元色20.0±1.0mg・補整12.0±0.6mg)、比較品、評価時点(T240起点)をDay 24までに凍結する(対象3群・Target_g・対象SKUの版凍結と同日)。

B-3bで固定した3群すべてをV1P-color-preV1P-color-finalの両方に通す。確認試験前に群を1〜3群へ絞り込まず、観測後の群除外・狭め直し・「合格した群だけを対象にする」という救済を行わない。一群でも未達ならV1P-color-final不合格=C04不合格とし、三群平均・好成績群だけ・主観選好では合格を作らない。表示対象・規模式も、合格した全3群だけを対象にする。対象範囲を変える場合は次商品として別事前登録・別試験にする。第2補整色は初回発売に入れず、発売後の実測された未充足が規模・正価購入・在庫条件を満たした場合だけX8で検討する。

C-5. OEMブリーフと同一比較仕様

OEM依頼は二段に分ける。Day 0のRFP-0は未確定の残色条件を含めない——能力・技術・商務・権利(W1×C04の一般化した性能要件、剤型比較、排他範囲、権利帰属、原料供給者の開示、概算費用、MOQ、供給能力、試作・試験日程)を同一書式で照会し、NDA締結前は一般化した性能要件だけを渡す。B-3bで固定する残色条件・目標外観・測色仕様は、Day 24に対象残色群・Target_g・対象SKUを版凍結した後に、別名DEV_BRIEF_C04として選定OEM・NDA下でだけ渡す。これにより「Day 0のRFPに未確定のB-3b条件を含める」矛盾を解消する。選定OEMはDEV_BRIEF_C04の受領後、P_PREの予定日(予備試作品と容器の受領予定日)と、V1P-color-preV1P-preの試験完了予定日を書面で回答する(F-2)。

D1=C04のときだけRFP-0を送る。D2=FLEXならティント案と非ティント案を別欄で同時に要求し、D2=TINTならティント案だけを要求して染着を必須条件にする。剤型は異なっても、下表の対象、比較、評価、法務・品質条件は変えない。

項目 OEMへ渡す固定内容
目的(RFP-0) 食後残色の上へ規定量を一回塗布し、V1Dで主要になった現行行動より少ない負担で色印象を整える候補を作る。全色適合、朝の色への完全復元、治療効果は要求しない
対象残色群(DEV_BRIEF_C04・Day 24の版凍結後) B-3bで固定した元ティントSKU/色番、規定塗布量(元色20.0±1.0mg・補整12.0±0.6mg)、食事、食後時点(T240)、標準照明、色票、唇領域、CIE L*a*b*クラスタ(k-medoids 3群)、各群30人以上、除外条件。Day 0のRFP-0には含めず、対象残色群の版凍結後に選定OEM・NDA下で渡す。 確認後の追加は禁止
比較A V1D-Aが主要なら、同じ元ティントを規定量一回重ねる。試作品は仕上がりで優越すること
比較B V1D-Bが主要なら、同じ手順で拭く/落とす後に同じ色を塗り直す。試作品は仕上がりで非劣性、時間と手数で優越すること
比較C 実在競合を商品名・色番・容量・税込価格・取得日・公式URLでDay 14に一つ固定する。第一候補はC04に近いTiny Wonder、第二候補はOPERAとし、入手不能時の交換はデータ取得前だけ認める(価格例と出典はE-6-7)
補助比較 無塗布、透明バーム。乾燥非劣性と色差の診断に使う。透明バームはC-6で独立した1訪問(各人4訪問のうち1つ)として実施し、乾燥合否は試作品訪問との参加者内差で判定する
塗布量 B-3bと同一。元色は上下可視赤唇へ合計20.0±1.0mg(上唇10.0・下唇10.0)、補整色は12.0±0.6mg(上唇6.0・下唇6.0)を一方向一回。容器の一回吐出量が12.0±0.6mgへ収まることを探索で確認し、数値記入前に人体使用を始めない。試験後に許容幅を広げない
食事・時点 B-3bと同一。標準食=白飯150g、油脂を含む主菜80g、水200mLを同じ順序・時間で摂取し、残色の起点はT240(元色塗布4時間後=標準食終了約15分後の残色)とする。測定時点はT-10(素唇)、Fresh(T10)(塗布10分後)、T240、各比較行動の直後(Corrected_5/対照SameTint_10)、30分後(Corrected_30)、2時間後(Restored_120SameTint_120)。別の食事・別の時点を置かない
残色群 B-3bで凍結したT240のk-medoids 3群(各群独立30人以上)だけを対象にする。OEM・試験機関へ渡す群定義はこれ一つに限る
測定 標準照明・固定画角画像、CIE L*a*b*・ΔE00、第三者外観評価、本人評価、所要時間、手数、乾燥感、つっぱり、有害事象
安全・品質・権利 成分適合、安定性、容器適合、微生物、量産再現、品質標準書、出荷判定資料、試験・処方・図面・データの利用と承継。G-1の排他条件は別欄

RFPの日程は、Day 0送付、Day 2に受領・参加意思・不足項目一覧、Day 5に候補絞り込みとする。完全な技術商務回答の期限は送付から10営業日後、同条件比較はその翌営業日、選定はさらに翌営業日である。回答期限前に完全回答不足を理由とする中止条件を置かない。別RFPが必要になった場合は、名称、要求項目、依存関係、回答期限、段階別中止条件を別文書で定義してから送る。

C-6. V1Pの一意な製品確認

本節はA/Bの現行行動と実在競合に対する行動比較試験であり、B-3bの測色レーン(V1P-color-preV1P-color-final)とは別試験・別参加者・別費目である。測色は目標外観Target_gへのΔE00で色条件を判定し、本節は7段階外観尺度・所要時間・手数・乾燥・手順・安全で行動比較を判定する。どちらか一方の合格を他方の合格として扱わない。

V1P-preP_PRE後に開始し、遅くともDay 75までに完了)と最終同等処方のV1P-finalは、標本規模だけを変え、比較対象、主要評価、計算式、閾値を変えない。A/Bは独立した参加者セルとし、同じ人を両セルへ入れない。本節の行動比較は各人4訪問(試作品/当該現行行動/事前指定した実在競合/透明バームを各1訪問)とし、全4条件の順序を参加者ごとに無作為化する。 透明バームを補助的な同日評価ではなく独立した1訪問に置くのは、乾燥の合否を参加者内差で計算可能にするためである。探索参加者・測色レーンの参加者は本節へ再参加させない。

判定 V1P-preP_PRE後開始・Day 75完了) V1P-final(F0後) 共通合格式
標本 V1Dで主要となったA/B各セルに新規W1 48人各人4訪問(試作品/当該現行行動/事前指定した実在競合/透明バームを1訪問ずつ、全4条件の順序は参加者ごとに無作為化) 主要となったA/B各セルに新規W1 60人以上。探索の分散による事前標本数計算が大きければその値。訪問構成はV1P-preと同一(各人4訪問・全4条件の順序無作為) 事前登録した全主要セルを通す。標本不足は不合格
A:同色重ね 該当時に実施 該当時に実施 7段階外観尺度の試作品−同色重ねの平均差 1.0点以上かつ95%信頼区間下限 0.5点超
B:拭く/落として塗り直す 該当時に実施 該当時に実施 外観差(試作品−現行行動)の95%信頼区間下限が非劣性限界 −0.5点超、かつ所要時間差のブートストラップ95%信頼区間上限が 0秒未満、かつ一手以上少ない人が 80%以上
C:実在競合 A/B各主要セルで実施 同左 外観差の95%信頼区間下限が −0.5点超、所要時間中央値と手数のいずれも競合より悪化しない
乾燥 全セル 全セル 2時間後の乾燥感NRS 0–10について、同一参加者の試作品訪問と透明バーム訪問の参加者内差(試作品−透明バーム)の95%信頼区間上限 1.0未満。つっぱり・皮むけ感も事前登録
手順 全セル 全セル 規定量一回、30秒以内、説明再提示なしで 80%以上が完了。指・クレンジング・別商品を必須にしない
上塗り適合 表示候補色 表示対象色 「素唇へ対象色を単独塗布した基準外観」と「本品一回後に同色を重ねた外観」のΔE00 3.0以下。何と何との差かを原票に固定
安全 全セル 全セル 重篤な有害事象0件。医療対応事象、製造販売業者が許容不可とする所見、法規不適合は即停止

V1P-preは処方方向を絞る予備証拠であり、販売、表示、T2を許可しない。V1P-finalはF0後の最終同等処方、凍結残色群、同一比較で実施する。

C04正式合格の定義(一意)V1P-finalの①主要A/B各セル、②実在競合、③乾燥、④手順、⑤上塗り適合、⑥安全のすべてと、B-3bのV1P-color-finalの合格をANDで満たしたときだけC04正式合格とする。一つでも未達ならC04不合格とし、観測後にセルや群を除いて合格を作らない。予備(V1P-preV1P-color-pre)の合格を正式合格に読み替えない。

C01はV1P-finalのC04正式合格後にだけ、V1P-C01として別標本40人以上または事前標本数計算の大きい方、別予算上限L_C01、別事前登録、別ゲートで評価する。L_C01未決は0円であり、L90L_DEVL_LAUNCHから流用しない。Day 30・Day 75の提出物、C04正式合格、C04発売の条件にはC01を含めない。

C-7. 製品証拠と権利

比較プロトコル、原データ、解析コード、試作履歴、安全・安定性、容器図面、品質資料、仕様別紙、素材同意、契約を売却対象法人の権限下で版管理する。他社比較結果は内部開発判断に限り、対外広告へ転用しない。

C-8. 拡張条件

初回1SKUの正価販売・継続・再購入・独立運営を確認するまで、追加色、C01専用品、C11、周辺カテゴリ、第2ブランドへ支出しない。W5、W7はC04の同じ問題が存在し、W1との重複を実測控除でき、同じ商品・手順・表示で確認試験を通る場合だけE章の規模式へ加える。

順序 拡張候補 進める条件
1 W1内の第2補整色・容量 既存1SKUでは解けない失敗群が実使用データに存在し、追加が正価の新規購入または補充購入と獲得後限界利益を増やす
2 W5の就業者×C04 同じ処方、同じ一回の使い方、同じ主核で成立し、W1との非重複人数と正価購入を確認
3 W7の乾燥等による離反層 最終処方の安全性・使用試験を通り、具体的な離反理由を解ける。「敏感」は根拠なしに表示しない
4 リップケア内の隣接商品 同じ約束、使用結果、色の適合知識、顧客関係を再利用でき、初回1SKUの拡大を損なわない
5 フェイスカラー周辺 唇で得た色の補整知識が別部位でも通用し、既存顧客の正価購入と法規上の成立を確認
別体系 W4×C02の一本完成 WHO、課題、手順、価格、容器が変わるため、初回商品と同時開発せず別途決裁

C11夜色はこの順序に入れない。

部位横展開の順序(7/22 L1・ポートフォリオはコンセプトの核の一部):C04合格後、①リップ前工程(C01。B-1・B-7の条件付き共同入口の枠組みのまま)、②リップ後工程(コート・色持ち。C11とは別に、C04正式合格後の独立R&D・別試験・別決裁)を、それぞれ独立ゲートで判定する。①②が成立して初めて、③ネイル前工程・後工程、④目元前工程・後工程へ同じ支援役思想・同じ判定様式(需要・安全・性能・表示・採算を部位別に判定)で展開を検討する。固定売上・自動展開・単一SKUでの前後両工程兼用は主張しない。インナービューティー(transcript [0:31:52])はL1で挙がった候補だが、化粧品と法規・供給能力が異なるため本計画の対象外とし、別途決裁する。

開発段階別に固定する要件

時点 要検証事項 まだ固定しないもの
OEM相談前 口唇使用可能な色材・原料、染着と反復使用の両立、安定性、直接吐出式への充填適合、既製容器のMOQ・原価、処方・原料排他の受諾可否 原料名、配合率、粘度、香味、塗布口、充填量、専用金型
探索試作 3補整方向、食後残色の再現、ティッシュオフ要否、同日反復、上塗り適合、乾燥感、鏡なし失敗率 確定色名、色数、使用回数、時間の広告表現
確認試験前 標本数、主要評価、最低差、非劣性、対象者、比較対象、食事、塗布量、撮影・測色条件 「優れている」「長持ち」「乾燥しにくい」等の対外表現
容器決定前 液漏れ、温度、光、落下、振動、清掃、内容物の持ち戻り、誤開封、反復開閉、量産再現、原価 容器方式、外形、加飾、チャーム、レフィル
予約・販売前 最終同等1SKUの適合範囲、安全・品質・安定性、法定表示、広告根拠、取引条件、正価、返品・返金 発売色追加、限定色、容量違い、セット販売
契約前 OEMの処方・データ・試験・容器図面・移管、顧客データ、素材、商標、排他、エスクロー、事業承継 「ブランドが所有する」「模倣耐性がある」と確定する対外表現

D. マーケティング

D-1. チャネルと棚の順序

製品・需要の確認、適法な取引、平常時の棚販売を分ける。初期から全チャネルへ配荷せず、ブランド名義の直接顧客関係を残しながら、次の順に進む。

段階 主チャネル・消費者接点 役割 金銭 次へ進む条件
無償検証 調査、模擬棚、模擬カート、選択実験、閉鎖環境の適法な使用試験 課題頻度、現行行動、製品差、主核理解、価格選好 0円 F章の需要・製品・ブランド条件を通過
初期取引 売却対象法人名義の自社EC 法務・品質ゲート後に、正価購入、使用、返品、再購入、顧客IDを確認 Gate R/S後だけ有料 最終同等SKU、取引条件、対象ロット、正価、顧客同意が成立
選択的バラエティ @cosme STORE、ロフト等の限定店舗・ポップアップを候補化 棚でC04が理解され、試用が平常時の正価購入と追加発注へ変わるか確認 有料 販促がない期間の限界利益、追加発注、価格維持、顧客接続を確認
適合店舗群のドラッグ マツキヨココカラ、ウエルシア等を候補化 日常の入手性と補充購入を広げる 有料 接客なしでの理解、店舗/アカウント別限界利益、供給、再発注が再現
モール Qoo10、Amazon、楽天を目的別の別実験として使う 到達、検索、補充、セット等を検証 有料 自社ECの正価判定と混ぜず、価格・手数料・ポイント・顧客データを別集計

具体的な店舗数、フェイス数、初回発注、掛率、返品、什器費、販促費、支払サイト、導入時期は、個別商談と1個・1注文当たりの採算取得後に定める。一次根拠のない一般値は置かない。ロフト「商品のご提案」@cosmeポップアップストア

棚で伝える順序

棚の第一仮説は、リップカラー/ティント隣接の「食後の補整リップ」提案である。下地棚・ケア棚を初期の主位置にするとC01や保湿が主便益に見えるため、C04主を確認するまでは置かない。

  1. 短い約束(Gate 1Bを通って凍結した一つ。B-5-4)。棚上でも約束が最初に目に入る位置に置く。
  2. 機能説明:「本品は1補整色です。相性表で確認済みとした残色に、規定量を一回塗布した時の色印象を、メイクで整えて見せます。」
  3. 使用順:「食後残り色 → 本品一回 → そのまま、または相性表掲載の色を任意で重ねる。」
  4. 適合範囲:「相性表にない残色・上塗り色との組合せは未確認です。」

棚・什器・接客台本はB-5-3の店頭体験(自分の残色で試す → 相性表で確認する → 自分で選ぶ)で統一し、内部の要求仕様の一文(B-4)を棚の見出しに使わない。7/22 L1のブランド思想を店頭でも一貫させ、客自身の手持ち・選択色(主役)を陳列の中央に置き、その前工程(仕込み)・後工程(コート)の位置づけを左右または上下に示す構成を第一仮説とする。初号ではC04(前工程=仕込み側の最初の一手)だけが実在するため、前後工程の表示は将来拡張の説明に留め、未発売の性能を確定表示しない。

バイヤーへ渡す中心材料は、C04比較結果、正価購入・返品・継続・再購入、成立/不成立の相性表、限定店の平常時販売と追加発注である。フォロワー数や単発露出を採用理由にしない。

小売拡大前の直接顧客関係

小売・モールの売上を、自社顧客基盤と同一視しない。次をチャネル別に観測前登録し、未設定または未達の間は拡大しない。

IDと直接関係を取れない売上は「チャネル売上」として別計上し、自社顧客基盤には算入しない。

モール別の役割

D-2. HJ/外部Creator Labの獲得設計

HJは発売前から初期の表現探索と、権利処理済み素材の取得候補である。公開情報で確認できるのは媒体、クリエイター、映像制作、SNS・デジタルマーケティング等の事業の存在までであり、本件のW1到達、費用、権利、データ閲覧、承継は要検証である(HJ「事業内容」)。HJの露出量を需要や模倣耐性の証拠にしない。

V1Cの絶対基準

HJと資本関係のない外部Creator Labを、各2人以上の発信者、同じ商品説明、尺、CTA、配信予算、期間で分けて測る。各レーンは18歳以上の有効ランディング150セッション以上とし、自然/広告、フォロワー/非フォロワーを分ける。各レーンは次の三条件をすべて満たして初めて合格する。

  1. W1該当完了者が有効150セッションの25%以上(38人以上)
  2. W1該当者のうち短い約束を正しく理解した人が70%以上
  3. 当該レーンの配信・制作・発信者・権利費の合計÷有効W1該当者が5,000円以下

Audience Analytics、素材の利用範囲、二次利用、競合排他、データ閲覧、売却時承継の書面がないレーンは数値にかかわらず不合格とする。これらは本件の経営判断値であり、業界基準ではない。

関#3による二枝と資金停止

B_HJB_EXTは各レーンの90日上限であり、L90の百分率ではなくF-2の費目「広告検証費」(200,000円。HJ系と外部系で尺・CTA・期間・予算を同一にする)から各100,000円を上限として配分する。同費目はF-2の段階表でHJ系100,000円・外部系100,000円をともにDay 3–14へ割り付けており、V1C判定(Day 14)と支払時期が同一段階で一致するため、前倒しも支出時期の再配分も要さない。支出前に当該費目の3社見積取得と財務責任者の書面承認を得る。L90未記入なら両方0円。相互流用しない。

#3 V1C合格 HJ不合格時 次段階の資金
OPTIONAL(第一推奨) HJまたは外部の少なくとも一方が上記三条件をANDで通過 B_HJの未使用分だけ停止。HJの到達・素材・人員を計画前提から外す。JV内でのHJの役割、対価、権利はT1決裁前に関へ戻す 外部が合格なら他の90日判定を継続できる。T1は再決裁結果と合格レーンの見積で申請
REQUIRED HJが上記三条件を通ることを全体ANDとする。外部だけの合格は代替合格にしない Day 14後の全未使用L90を停止。JV内でのHJの役割、対価、権利を関へ再決裁 再決裁とHJ再試験合格までT1を含む次段階0円

両レーン不合格ならOPTIONALでもV1C不合格とし、獲得設計を差し替える。高再生、一人だけの成功、相対比較だけで絶対基準を上書きしない。

運用と移管

D-3. 価格とプレミアム化

設計上の第一価格は税込2,200円とする(fy_brand.md D-3-2)。税込1,980円は比較セルであり、2,200円が不合格だった時の自動的な値下げ先にしない。無償検証では商品、送料表示、特典、画像、時期をそろえ、「買わない」を含む無割引の模擬選択で1,980円と2,200円を比較する。これは実購入率ではない。

通常価格の決裁順序(一意):①最終処方の確定(F0)、②OEM書面見積による着地原価、③B3の模擬選択(1,980円/2,200円×一体系/機能だけの4セル、実在競合と買わないを同条件表示)、④Day 14に公式販売面で固定した実在競合価格、⑤チャネル別粗利、⑥返品条件、の六つがそろった後、Gate 3の最終確認画面・利用規約へ価格を書き込む前に、関がT2初回の通常価格(1,980円/2,200円のいずれか一つ)を決裁する。その後、Gate 3合格 → T2決裁 → Gate R/M3の順に進む。実決済(M3)、使用後評価、継続使用(B5)、採算は、T3拡大時に価格を維持できるかを確認する証拠であり、初回価格の決裁条件にしない(実決済を初回価格決裁の前提に置くと、価格未決裁ではGate 3・Gate Rへ進めないため循環する)。

判定の中身は次のとおり。B3は価格PごとにPass(P)を出す(Pass(P)=同価格Pのブランド一体系セルの商品選択率20%以上、かつ同価格Pの機能のみセルより8ポイント以上高い、のAND。内部暫定基準・要検証)。Pass(2,200)Pass(1,980)の両方が合格なら2,200円を通常価格候補とし、Pass(1,980)だけが合格なら1,980円を通常価格候補とする。どちらの候補も、決裁条件は発売前に取得できる証拠だけに統一する——①当該価格のPass(P)、②F0最終処方、③OEM書面見積による着地原価、④Day 14に公式販売面で固定した同条件の実在競合価格、⑤チャネル別粗利、⑥返品条件——の六つがそろった時に、関がその価格を決裁する。実決済(M3)、継続使用(B5)、発売後の正価維持は初回通常価格の決裁条件にしない(発売後にしか取れない証拠を初回決裁の前提に置くと、価格未決裁ではGate 3・Gate Rへ進めないため循環する)。これらはT3拡大時に決裁済み通常価格を維持できるかを確認する証拠として使う(H-5、F-2b、E-6の順序どおり)。両価格とも不合格ならB3不合格=Gate 1B不合格とし、発売しない。初回割引・発信者別割引・常設クーポンで合格扱いにしない。決裁した通常価格は、同一SKUについて全初期チャネルで同じにする。

ポイント、送料、手数料、クーポン、期間販促を使う場合は、対象SKU、期間、費用負担、比較可能性、価格毀損の停止条件を別実験として事前登録する。販促購入を正価購入率へ合算しない。販売実績のない価格との二重価格表示をしない。

プレミアムは、高価に見える外装だけでは成立しない。次の四項を同時に満たして作る(fy_brand.md D-3-1)。いずれか一つだけの合格をプレミアム成立と呼ばない。

項目 本商品で満たす内容 判定
ニーズ 食後の残り色に、指やクレンジングを必須にせず、規定量一回で色の濃さ・濁り・ムラを整えて見せる C04ブラインド比較、手数、乾燥感、上塗り、容器品質(C-6)
ウォンツ 食後も自分で納得した口元を選び次の人前へ移れる、色を楽しむ自分を保てる 魅力度、自由回答購入理由、選好、継続使用(B-5-5 B2/B5)
機能的独自性 1補整色、一回量を再現する容器、確認済み残色・上塗り色の相性表、C04条件の比較結果を一体で提供 同色塗り足し・透明バーム・一度落として塗り直す行動との比較(C-6)
情緒面の高付加価値 核・会う前の一整え・一整えサイン・質感・香り・開閉音・01 会う前・投稿文法・店頭体験を同じ中心から作る 選好、正価選択、ロゴなし再認、継続使用、競合提示後の指名維持(B-5-5 B3/B4/B6/B7)

機能が不合格の時に、世界観や外装で補わない。反対に機能が合格しても、情緒面の高付加価値の指標が不合格なら「高付加価値ブランド」と呼ばず、正価2,200円・選択的小売・追加投資へ進まない。2,200円の理由は、成分数・発信者の知名度・限定外箱ではなく、①確認済み食後残色に一回で整えて見せる製品性能、②自分の手持ち色との相性を確認し終わり方を選べる支援、③会う前の一整えを商品・感覚・投稿・EC・店頭で同じ品質で経験できること、の三つを購入時に受け取れることである。C01、C11、チャーム、人物名、未確認の美容成分は初回価格の理由にしない。製品成立を先に判定し、C04不成立を価格・外装・露出・世界観で補わない。

D-4. 広告、PR、UGCと運用移管

D-4-1. 化粧品固有の対外表現

D-4-2. PRの役割と移管

マテリアルのPRは掲載件数を増やすためでなく、初期検証から得た反応を、問題の事実、商品の根拠、第三者が正確に説明できる使用知へ変え、発信者のファン以外と小売へ届けるために使う。

  1. 仮説編集:W1調査、製品比較、模擬選択、正価購入、低評価を分け、確認事実・解釈・未確認を区別する。
  2. 根拠整備:C04比較、成立・不成立の相性条件、処方事実、使用方法、FAQ、禁止表現を、第三者が条件まで確認できる資料にする。
  3. 第三者への情報提供:美容編集者、小売等へ、肯定的結論を指定せず、商品、試験方法、限界を提供する。医療・美容上の肩書による推薦・保証には使わない。

恒常的な話題供給、定例メディア対応、毎回の商品投入に伴うマテリアル主導PRは前提にしない。Day 60までに、公式、CRM、顧客対応、取材、商品改善の承認・実行を売却対象法人の運営責任者へ移す。

発売初期に用意するPR素材は、W1×C04課題資料、対象・塗布量・回数・食事・経過時間・評価・結果・限界を含むC04検証資料、成立・不成立を両方残す相性表、処方・品質資料、権利処理済み実使用素材、購入者の実使用記録、C01別紙(通過後のみ)とする。

リリース、取材資料、ブランドSNS、依頼投稿、EC、広告、店頭POP、コメント返信は、同じ表現―根拠台帳で管理する。台帳には、表現、根拠資料、対象SKU、使用可能媒体、必要注記、承認者、版、失効条件を置く。主指標は、C04の正しい説明、正価購入・使用・再購入、両親会社を介さない購入、表示・権利違反0件、法人への運用移管である。リーチ、再生、掲載数、広告換算額、受賞数は診断値に留める。

D-4-3. インフルエンサー起用時のステマ規制対応

2023年10月1日から、広告であることを一般消費者が判別しにくい表示は景品表示法上の指定告示の対象である。広告主が投稿内容の決定に関与したかは、明示的な指示だけでなく、依頼内容、やり取り、報酬、無償提供、アフィリエイト利益、過去・将来の関係等を客観的に見て判断される。規制対象となる責任主体は広告主であり、契約でインフルエンサーだけに責任を移せない。消費者庁は、「広告」等の表示がない、表示が動画の途中だけ・短時間だけ、末尾や大量のハッシュタグへ埋没する、小さく薄いといった例を不明瞭な表示として挙げている。

出典:消費者庁「ステルスマーケティングに関する景品表示法上の規制」消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」消費者庁「『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』の運用基準」PDF

本計画では、広告主が依頼、報酬、商品提供、投稿内容、公開時期、二次利用のいずれかに関与する投稿を広告案件として管理し、次の文言を投稿の冒頭にそのまま置く。商品名や広告主名を伏せず、プラットフォームの「タイアップ投稿」表示は補助として併用する。

関係 投稿冒頭の必須文言
報酬と商品提供 【広告/PR】[販売業者名]から報酬と商品提供を受け、[商品名]を紹介しています。
商品提供のみ 【PR】[販売業者名]から商品提供を受けて投稿しています。
アフィリエイト 【広告】[販売業者名]との提携投稿です。このリンク経由の購入で投稿者に報酬が入ります。

表示位置は、法令上の文言を追加するだけで済ませず、一般消費者が最初に広告と認識できる運用へ固定する。テキスト投稿は本文の先頭行かつ「続きを読む」より前、静止画・ストーリーズは商品や評価を示すすべての画面、短尺動画は冒頭画面・商品紹介中の画面・キャプション先頭、長尺動画とライブ配信はタイトルまたは固定表示・開始時の口頭説明・商品を改めて紹介する時点に表示する。文字は背景と十分に区別できる大きさ・色・表示時間とし、ハッシュタグ群の中や末尾だけには置かない。これは、媒体差で表示が不明瞭になることを防ぐ本計画の統一運用である。

投稿本文は次の形に統一する。

【広告/PR】[販売業者名]から報酬と商品提供を受け、[商品名]を紹介しています。

[承認済みの事実・使用感。広告文言―根拠対応表にある表現だけを使用]
使用条件:[使用回数、併用条件など、根拠と対応する条件]

[購入導線]

「個人の感想です」「効果には個人差があります」を付けても、根拠のない効果、医薬品的な効能、保証的表現が適法になるわけではない。キャプション、画像内文字、動画、音声、コメント返信、ライブ発言、プロフィール、リンク先を一つの広告素材として審査する。

起用契約に必ず入れる条項
条項 契約本文に入れる実務要件
広告関係の開示 報酬、商品提供、交通費、成果報酬その他の経済的利益を列挙し、上記の指定文言と表示位置を、投稿・動画・ライブ・コメント・リンク先の媒体別に守る。プラットフォームのタイアップ表示だけで代替しない。
公開前承認 初稿、画像、動画、音声、サムネイル、キャプション、ハッシュタグ、リンク、公開日時を広告主へ提出し、広告表示責任者と製造販売業者の書面承認前に公開しない。承認後の改変も再承認対象とする。
表現の範囲 広告文言―根拠対応表に登録された表現と条件だけを使う。疾病の治療・予防、保証、最上級、医師等による保証に見える表現、根拠のない比較、承認されていないビフォーアフターを使わない。
率直な感想と安全情報 好意的評価を義務付けず、実際と異なる体験を求めない。刺激、腫れ等の安全性情報や重大な苦情を受けた場合は公開・返信前に指定窓口へ報告し、GVP手順へ接続する。
ライブ・コメント管理 ライブ、コメント、DMへの商品説明も契約対象とし、未承認の効能説明をしない。質問に根拠対応表で回答できない場合は、指定窓口を案内する。
表示の維持 広告関係の表示を投稿期間中、冒頭の明瞭な位置に維持し、広告主の承認なく削除、縮小、末尾移動、背景との同化をしない。
アフィリエイト リンク、クーポン、販売件数連動報酬を事前申告し、報酬が発生する関係を投稿冒頭で明示する。リンク先の商品ページも同じ版の承認済み表示にする。
二次利用 広告主による転載、切り抜き、広告配信、店頭利用は、媒体・期間・編集範囲を別途承認し、二次利用物ごとに広告表示と薬機法・景表法の再審査を行う。
是正・停止 表示欠落、未承認表現、根拠との不一致を発見した場合、広告主の指示で公開停止または訂正し、元投稿、発見日時、是正内容、是正後画面を保存する。
記録・監査 依頼書、契約、報酬・提供品、やり取り、初稿、承認版、公開版、公開日時、修正履歴、インサイトを広告主へ提出し、広告主が監査できる状態で保存する。

広告表示責任者は販売業者側に一名を置き、全チャネルの表示台帳、根拠対応表、起用契約、承認記録、公開後巡回を統括する。製造販売業者は販売名、全成分、効能表現、品質・安全性に関する表示を承認し、広告表示責任者は景品表示法、ステマ表示、特定商取引法、画面間の整合を承認する。どちらかが不承認なら公開・予約・販売を開始しない。

D-5. 18歳未満

初回の有料予約、販売、唇画像・購入履歴・使用履歴の連結は18歳以上に限定する。15〜17歳は18歳以上の正価購入・再購入・チャネル適合の母数へ入れない。

15〜17歳の表現理解を後日調べる場合は、別セル、無課金、年齢確認、法定代理人の契約同意、本人が理解できる説明、データの利用目的・管理主体・保存期間・削除・第三者提供に必要な同意を実装する。18歳以上と合算しない。消費者庁「18歳から大人」個人情報保護委員会FAQ 1-62


E. 事業

E-1. ブランドビジネスモデルと成長の定義

形成する資産は二つに限る。

  1. ブランドエクイティ:W1がC04でブランドを想起し、主核と適合範囲を正しく理解し、正価で選び、使い続ける状態。
  2. 自社顧客基盤・直接関係:売却対象法人が本人同意と契約の範囲で保有・利用し、事業とともに承継できる顧客ID、購入・再購入、使用結果、問い合わせ、返品、離反理由と直接連絡できる関係。

成長はSKU数、投稿数、掲載数を増やすことではない。W1がC04で本ブランドを思い出し、正価で選び、使い、再び選ぶ状態を作り、その後に同じ1SKU・C04で成立する非重複WHO、確認済みの追加SKU、選択的小売を順に増やすことである。HJの発信・検証とマテリアルのPR・編集は初期手段であり、資産にも恒常成長要因にも数えない。

ブランド思想と成長の関係(7/22 L1):本ブランドは、W1が既に選んでいる好きなメイク・好きなリップと代替・奪取で競わず、その主役を引き立てる支援役として成長する(仮称「スーパーサブ」・要検証「気が利く」)。C04はこの支援役思想の最初の実装(前工程=仕込み側)であり、成長は同じ思想のもとでリップ後工程(コート)・ネイル前後・目元前後へ部位別に独立ゲートで広げることで作る(C-8、E-5)。ギャルはこの課題の強度が高い象徴・着火点・ストレステスト群として扱い、ブランドのWHO定義そのものにはしない(B-1、B-7)。

年商5億円以上とブランド売却は、この二資産、独立運営、規模、採算、権利承継の結果として扱う。外部事例の取得倍率を本件へ掛けない。

E-2. 資産を反復利用して価値を増やす構造

各資産は、台帳を持つだけでは価値にならない。今年の蓄積が翌年の選好、再購入、改善、新SKUの成功確率へどうつながるかを固定する。

資産 蓄積する入力 顧客便益の改善 指名・正価再購入への効き方 次SKU/次WHOへの再利用 翌年の増分価値
C04のブランド記憶 約束・主核の理解、48時間後想起、正しい再話、誤帰属、使用の反復 食後に何を使うか迷いにくくなる その瞬間の指名・直接流入・正価購入が増える 同じC04でW5/W7へ広げる 前年の想起残高へ新しい対象者が加わる
世界観・記号の記憶体系(B-5層1) 短い約束の再話、固有記号・色名/語彙の再認、投稿文法の再現、ロゴなし再認、競合登場後の指名維持 迷わず選び直せる自己決定の感覚が積み上がる 競合が同じ機能語を名乗っても、指名・正価選択が残る 次SKU・隣接カテゴリが同じ記号体系で低コストに立ち上がる 記号・語彙の再認残高が増え、獲得費が下がる
相性知 残色×上塗り色×塗布量×回数×食事×時間×成立/不成立 誤選択を減らし、未確認条件を避けられる 相性支援が継続使用、補充、信頼を支える 第2補整色・隣接SKUの要求仕様を絞る 確認期間と無駄な試作が減る
直接顧客関係 同意済みID、購入、受領、使用、返品、再購入、問い合わせ、離反 補充支援、失敗回避、改善参加に招ける CRM起点の無値引き再購入が積み上がる 新SKUを既存顧客の初動で検証する 接触可能人数だけでなく関係の深さが増す
第三者による正確な説明 試験条件・限界まで含む記事、検索流入、販売員説明 人物名がなくても商品の範囲を理解できる 指名検索・直接流入からの正価購入を支える 次SKUへ検証態度と信用を移す 前年の説明資産へ新しい確認事実が加わる

顧客が関係を続ける対価として、相性表の更新、失敗回避、確認済みの手持ち色提案、補充支援、改善参加、次SKUの先行検証を返す。これにより、データ → 体験改善 → 継続使用・再購入 → 追加データ → 次SKU精度向上の循環を作る。個人データを別ブランドへ自動流用しない。

世界観・語彙・固有記号(B-5-3)は、支援役ブランド思想(好きなメイク/主役/気が利く/仕込む/整える/コートする/支える)に一貫させ、部位・SKUが増えても同じ記号体系でロゴなし再認できるようにする。この一貫性自体は層1の資産(B-5-1)であり、部位ごとの需要・安全・性能・表示・採算の判定(C-8)を代替しない。

E-3. 独立運営、名義、RACI

Day 0から、ドメイン、EC、CRM、SNS、顧客データ、試験データ、商標出願、素材契約、OEM契約を売却対象法人名義にする。正式法人が未確定なら、設立準備会社による取得と無条件承継条項を法務責任者が確認するまで消費者データを取得しない。

運営責任者をDay 60までに1名配置する。採用が間に合わない場合は期間限定の業務委託でもよいが、アカウント権限、手順、契約、データは法人に残し、親会社社員個人へ帰属させない。各機能のAは一ロールだけとし、Day 0に個人名へ置き換える。

機能 A:最終責任 R:実行 C:事前相談 I:報告
事業・資金 JV事業責任者 財務管理責任者 関、法務責任者 取締役会
処方・品質・市場出荷 製造販売業者の品質保証責任者 OEM・試験機関 商品開発責任者 JV事業責任者
広告・表示 広告表示責任者 ブランド運営責任者 製造販売業者、外部法務 JV事業責任者
EC・CRM・個人データ データ責任者 EC/CRM運用担当 法務・セキュリティ JV事業責任者
顧客対応・返品 顧客対応責任者 委託窓口 品質保証・法務 ブランド運営責任者
HJ/外部クリエイター 獲得責任者 契約済み運用会社 広告表示・データ責任者 JV事業責任者
PR・取材 ブランド運営責任者 契約済みPR会社 広告表示・製造販売業者 JV事業責任者

E-4. 両親会社とのSLA、代替会社、移管

期限・時点 必須提出物・試験 合格条件
Day 30 HJ・マテリアルの市場価格SLA 業務範囲、単価、成果物、権利、データ閲覧、停止、引継ぎ、売却時承継を記載
Day 30 外部Creator Lab 3社、外部PR 3社の比較表 各機能で少なくとも2社が代替可能。価格、権利、データ、日程を同条件比較
Day 60 運営責任者の配置と権限移管 EC、CRM、SNS、顧客対応、取材、商品改善を法人側で承認・実行できる
発売可能化レーン(初回販売開始後) 支援停止試験(F-2bのM5-N・M4-R1・M4-R2)。新規獲得と再購入を別指標で測り、CRM再購入を新規非依存率の分子へ入れない M5-N(新規獲得の両親会社・人物非依存)とM4-R1・M4-R2(既存客の独立補充再購入)をともに通過。閾値・停止期間・帰属窓・残存窓WはF-2bで観測前登録
初回販売後の拡大判定 両親会社の新規支援なし28日間 有料注文100件以上の期間で、非親会社由来の新規正価注文70%以上
再購入可能時点の拡大判定 正価再購入の独立性 再購入対象者100人以上で、正価再購入率の95%信頼区間下限15%以上。親会社起点を除外して集計

支援停止試験は発売可能化レーンの続行判断、後二行は小売・追加SKU前の成熟条件であり、前者だけで後者を代替しない。どれかが未達なら小売拡大、追加SKU、第2ブランドへ進まない。90日判定レーンでは支援停止試験を行わない(分母となる実購入が存在しないため)。

E-5. 成長要因の移行とポートフォリオ生成主体

段階 目的 HJ・マテリアルの役割 法人へ残すもの 次へ進む条件
0. 事前検証 C04の現行行動、製品差、価格選好、主核、到達を確認 W1到達、比較素材、初期認知を同条件比較で支援 比較結果、最初の同意済み顧客、利用権 F章の需要・製品・ブランド・獲得条件を通過
1. C04記憶の形成 主核の想起、正しい理解、反復使用を形成 複数発信者・複数場面で同じ使用順を提示 ブランド想起、正価購入、使用、誤帰属データ 人物名でなくブランド名が想起される
2. 二資産の形成 ブランド指名と直接顧客関係を主要需要源へ変える 支援量を管理し、支援がない期間を作る ブランド由来新規、CRM再購入、顧客別使用・離反記録 E-4の支援停止・再購入条件を通過
3. 規模拡大 C04を弱めず顧客、販売接点、確認済みSKUを増やす 市場価格で調達する代替可能な委託先 規模ある反復売上、二資産、契約・手順 Scale Gate 2、法務・品質、独立性、承継可能性を同時通過
4. 複数ブランド 1号で確認した資産形成方法を次へ再現 任意の外部委託先 ブランドごとの二資産と共通の開発・計測の型 二系統以上の代替供給者、投資上限、1号毀損なし

定番化以降と第2ブランドの主体は、HJ・マテリアルでなく、売却対象法人が保有する検証・ローンチ手順に置く。共有するのは開発、OEM、チャネル、計測の型であり、個人データは本人同意を越えて共有しない。

部位横展開の生成順序(7/22 L1・C-8参照):段階3以降のポートフォリオ生成は、C04合格 → リップ前工程(C01)/リップ後工程(コート)を各独立ゲートで判定 → ネイル前工程・後工程 → 目元前工程・後工程、の順で行う。各部位・各工程は需要・安全・性能・表示・採算を個別に判定し、固定売上や自動展開を前提にしない。インナービューティーは化粧品と法規・供給能力が異なるため本ポートフォリオの対象外とし、別途決裁する。

E-6. C04単独・現行1SKUの規模、売上、採算

本節では、WHO=W1(色・ティント高関与の重ね塗り層)×入口C04(食後復旧)を第一推奨として仮採用し、1処方×1補整色×1容器×1容量の1物理SKUだけを対象に規模を組み直す。W5(忙しい就業者)とW7(乾燥等によるティント離反層)は、同じC04と同じ1SKUで成立した場合に限る隣接経路であり、別商品・別CEPの独立した売上区分にはしない。C05・C07・C09は獲得場面、C03は製品成立条件であるため、人数・売上を独立加算しない。

現時点では、C04固有の人数、年間正価購入個数、正価獲得率、チャネル契約、OEM原価・MOQ、会計上の売上単価、粗利、CAC、損失上限がそろっていない。したがって、C04単独の規模は未算定、Scale Gate 2の数値基準は未設定、規模判定は未合格とする。以下で「未算定」「未設定」「未取得」「未判定」「未合格」とした項目は、すべて要検証である。

E-6-1. 旧モデルを本文へ戻さない

旧多SKU、隣接CEP・WHOの加算、固定チャネル係数、旧買い足し、旧店舗回転を前提にした数値は、現行1SKU・C04単独の判断から削除する。数値そのものを参考値としても再掲せず、本文、Scale Gate 2、停止線を次の状態へ統一する。

削除対象 置換後の状態
C04とC01を合算した旧入口規模、旧隣接WHO/CEP、旧リップケア・フェイスカラーの段階別金額 C04単独は未算定。W5/W7の純増も重複実測まで未算定。C05/C07/C09/C03の追加売上は0円
旧多SKUの3年数量・売上・配荷・店頭回転 全件削除。5億円条件はE-6-5の式だけを使う
全メイクアップ市場と固定チャネル係数による会社外枠 1号商品の規模判定から削除。チャネル係数は契約別に未設定
旧購入シェア、入口比率、消化、買い足し、平均個数、店舗数、店月販 Scale Gate 2の閾値に使わない。E-6-4で現行値を取得するまで未設定・未合格
旧色別構成 初回1SKUでは非適用

E-6-2. 4種類の金額を分ける

以下の4種類は同じ「売上」と呼ばない。表とP/Lの列名にも正式名称をそのまま使う。

種類 定義 C04で使う式 混同すると誤ること 現時点
① 金額SAM C04の対象者全員が、現行1SKUを正価で必要個数購入すると置いた年間購入余地。獲得率とチャネル係数は掛けない SAM_C04 = P × Σ(N_d × f_d) 市場余地を当社売上予測と誤り、獲得・供給・採算を考慮しない 未算定
② 消費者販売額 最終消費者が、取消・返品を除いて正価で購入した商品代金の合計。税込、送料別で集計する R_cons = P × Σ(N_d × a_d × f_d) 店頭の消費者支払額をJVの会計売上または入金額と誤る 実売前のため未算定
③ チャネル係数後の換算売上 消費者販売額を、契約で確認したチャネル別換算係数により事業計画上の同一基準へ換算した参考シナリオ。会計用語ではない R_conv = Σ(R_cons,c × k_c) 仮の掛率・手数料率をP/L売上と誤り、総額/純額、費用、税を誤処理する k_c未取得のため未算定
④ 会計上のP/L売上 JVの会計方針と各契約に従い、履行義務を満たした時に認識する収益。本人なら総額、代理人なら手数料等の純額となり得る R_PL = Σ(Q_c × u_PL,c) 消費者販売額や換算額を年商と呼び、必要数量、粗利、企業価値を誤る 年商定義・契約・会計方針が未設定

dはW1・W5・W7の重複を除いたC04対象者セル、cは自社EC・モール・卸等のチャネル、Pは採用した税込正価、Nは年間の一意対象人数、aは取消・返品を除く正価獲得率、fは正価で購入された年間個数、kは契約別換算係数、Q_cはチャネル別に履行義務を充足した数量、u_PLはその1個当たり認識売上である。卸売等ではQ_cと消費者実売個数が同じとは限らない。F-3のTX状態機械でいう「決済capture(決済売上確定)」は決済処理であり、④のP/L売上R_PLとは別概念である。R_PLは配送完了その他、承認された会計方針による履行義務の充足時にだけ認識する。会計上の本人・代理人は、財を顧客へ提供する前の支配、履行責任、在庫リスク、価格裁量等と契約実態から判定する(企業会計基準委員会「収益認識に関する会計基準の適用指針」39〜47項)。

E-6-3. C04単独のドライバーツリー

人数と重複控除

W1、W5、W7は排他的な属性ではない。W1であり就業者でもある人、W1であり乾燥等を理由にティントから離反した人を二重に数えない。

N_C04 = N_W1 + N_W5 + N_W7 − N_W1∩W5 − N_W1∩W7 − N_W5∩W7 + N_W1∩W5∩W7

実計算では、回答者を「W1のみ」「W5のみ」「W7のみ」「W1∩W5のみ」「W1∩W7のみ」「W5∩W7のみ」「W1∩W5∩W7」の相互排他的な7セルへ一度だけ割り当て、セル別に人数・獲得率・年間購入個数を置く。

売上、粗利、CAC、現金
  1. 対象人数N_d
  2. 正価獲得人数B_d = N_d × a_d
  3. 正価販売個数Q_d = B_d × f_d
  4. 消費者販売額R_cons = P × ΣQ_d
  5. チャネル換算額R_conv = Σ(R_cons,c × k_c)
  6. P/L売上R_PL = Σ(Q_c × u_PL,c)
  7. 粗利GP = R_PL − 売上原価GM = GP ÷ R_PL
  8. 獲得後限界利益CM_after_CAC = R_PL − 売上原価 − 変動物流費 − 決済・モール・卸の変動費 − 返品関連費 − 正規化CAC
  9. 発注時最大損失E_PO = 回収不能な固定費 + MOQ × 着地原価 + 解約不能費 − 確実に回収できる金額
  10. 資金制約:各ゲートの E_PO を承認済み損失上限の内側に置き、現時点の手元現金+回収確実な将来入金−未払・解約不能支払義務 を0円以上に保つ。売上入金前に解放できる資金の絶対上限は元手4,000万円である

HJ・マテリアルの無償または社内振替の支援は、現金CACと分けて市場価格相当額を入れた正規化CACも算出する。親会社支援が無料に見えることで、独立後の獲得採算を過大評価しない。

E-6-4. 変数台帳――値、取得方法、担当、期限

下表の期限は、市場事実ではなく本計画で固定する実務期限である。期限までに値または承認文書が入らない変数は0で埋めず、未取得・未設定のままScale Gate 2未合格とする。有料販売は、最終品の安全・品質・表示・市場出荷判定と取引条件が完了した後に限る。それ以前の価格・獲得検証は、金銭を取らない模擬選択で行う。

人数推計の分離原則(N_W1N_W5N_W7N_∩に共通):B-3のコンセプト・頻度調査は非確率オンラインパネルであり(頻度パネルはW1 n=400)、その標本から全国人数へそのまま外挿しない。人数推計は専用の代表性設計調査として分離し、次を観測前に事前登録する——日本の18歳以上人口に対するサンプリング/較正方法、年齢・地域等の重み付け変数、パネルカバレッジと偏りの評価、W1出現率の信頼区間、W5/W7との調査間整合と重複の測り方、非回答補正、感度分析。推計は点ではなく保守/中央/上限の根拠付き区間で報告し、E-6の式には区間を入れる。代表性を確保できなければN_d未取得のままとし、仮の点推計で埋めない。頻度パネルn=400と人数推計調査を混ぜない。

代表性調査プロトコル(fy_exec.md E-6差替えを採用)

  1. 標本:必要完了数はn_req = max(4,000, n_min)とする(n_minは変数台帳で定義する事前算定の必要標本)。n_minが4,000を上回った場合はn_reqが上振れし、4,000ではなくn_reqを必要完了数とする。内訳はn_A = ceil(n_req ÷ 2)n_B = n_req − n_Aとし、資本関係のない独立2パネルA・Bから取る(n_req=4,000なら各2,000)。不可逆ハッシュ・会員ID・端末不正検知で二社横断の重複を除く。コンセプト調査・HJ流入・広告訪問者・既存顧客を入れない。割付は年齢(18〜19/20〜24/25〜29/30〜34/35〜44/45〜54/55〜64/65〜74/75歳以上)×男女×8地域。n_minが未算出の場合、またはn_req > 4,000となったのに増員分の見積取得と追加承認が未完の場合は、N_dを未取得とし、Scale Gate 2と年商5億円は未算定・不合格とする。F-2の基準予算に含むのは計4,000完了分だけであり、超過分は三調査の超過式(F-2)へ入れて追加承認を得る。
  2. 独立検証:オンライン到達しにくい層の偏りを測るため、同じスクリーナーの独立した電話・郵送併用の検証標本n=800以上を取得。抽出枠・抽出確率・連絡回数・回収率・回答モードを開示できることを発注条件にする。この見積と実施ができなければ全国人数を出さない。
  3. 母集団U:調査中日に日本国内へ通常居住する18歳以上全人口。基準人口は総務省「人口推計」を版・取得日付きで固定。W1・C04該当・N_d=U∩W1∩C04該当の重複のない人数。W5/W7は別売上箱として足さず、同一調査内でW1∪W5∪W7の7セルを包除原理で一度だけ数える。
  4. 較正:各パネルを初期重み1から、人口較正(反復比例法)→社会属性較正(国勢調査)→オンラインカバレッジ較正(通信利用動向調査)の順で合わせる。重みは0.25〜4.00、各周辺分布との差は絶対0.5ポイント以内。 切られた回答が5%超、またはn_eff=(Σw)^2/Σw^2が元標本の50%未満なら、そのパネルは全国推計不合格。
  5. 区間・偏り・停止:パネルA/Bを別々に2,000回ブートストラップし、除外・トリミング・較正をやり直して2.5/50/97.5パーセンタイルを出す。偏り幅B|A−B|/2|オンライン統合値−独立検証値||重み付き値−無調整値|/2の最大値。統合値p_CはA/Bのブートストラップ分散の逆数で加重し、p_L=max(0,CI_lower−B)p_U=min(1,CI_upper+B)A/BのW1∩C04該当率差が3ポイント超・比0.75未満または1.33超・独立検証との差3ポイント超・重み診断不合格のいずれかなら統合せずN_dは未取得(3ポイント・比率は結果を見る前に置く内部停止基準)。全国人数はN_L=N_18+×p_LN_C=N_18+×p_CN_U=N_18+×p_U
  6. 使用する公的資料は人口推計令和2年国勢調査通信利用動向調査。非確率標本の較正は選択偏りを完全に消す保証ではなく、調整変数・重み分布・除外・ベンダー差・独立検証差を開示する(AAPORPew)。上記1〜4が未取得の現時点では、n_minn_reqも未算定であり、N_W1N_d・保守/中央/上限は全て未算定、Scale Gate 2と年商5億円は未合格。
変数 現時点で分かっている値 取得方法 担当 期限
年商5億円の基準 T_5 消費者販売額かP/L売上か未設定 JVの販売契約案と本人・代理人判定を並べ、取締役/投資決裁文書で一つに固定 JV事業責任者・財務責任者 Day 2
物理SKU数 S 1SKU(1処方×1補整色×1容器×1容量) 本計画の開発・販売・在庫台帳を1SKUで統一 商品開発責任者 即日固定
W1のC04対象人数 N_W1 未取得 B-3と分離した人数推計専用調査。説明前スクリーナーで複数色/ティント使用、重ね塗り、食後の濃化・濁り・ムラ、現行対処を測り、上記の分離原則(較正・重み・区間・感度分析の事前登録)に従い保守/中央/上限の区間で推計。代表性を確保できなければ未取得のまま 調査責任者・統計担当 設計登録 Day 5、推計 Day 23
W5のC04対象人数 N_W5 未取得 W1と同じC04設問を使い、忙しい就業者で同じ課題がある人だけを抽出。職業だけでは対象にしない 調査責任者 Day 23
W7のC04対象人数 N_W7 未取得 乾燥等を理由にティント使用を減らした人のうち、同じC04課題と本品の使用可能性がある人を抽出。安全性能は別試験で判定 調査責任者・製造販売業者 人数 Day 23、製品適合は確認試験判定日
3群の重複 N_∩ 未取得 同一回答者にW1・W5・W7を複数付与し、個票IDで7つの排他セルへ再分類。別調査の人数を足さない 調査責任者・データ責任者 Day 23
定量調査の必要標本 n_min/実施標本 n_req 未設定 想定出現率、許容誤差、W1/W5/W7のセル別判定に必要な精度からn_minを観測前に算定・登録し、n_req = max(4,000, n_min)n_A = ceil(n_req÷2)n_B = n_req − n_Aを独立2パネルへ配分する。n_min未算出、またはn_req > 4,000で増員見積・追加承認が未完ならN_dは未取得のままとし、Scale Gate 2と年商5億円は未算定・不合格 調査責任者・統計担当 Day 5
年間正価購入個数 f_d 未取得。旧モデル値は不採用 平日・休日を複数回含む4週間の使用日記、容器重量差・規定塗布量・内容量から予備推計し、発売後は一意顧客の正価販売個数で置換。使用回数を購入個数に読み替えず、予備値に季節差がないことも明記 商品開発責任者・顧客基盤責任者 予備値 Day 37、確定値は初回適法販売開始 +365日
正価 P 内部テスト候補は税込1,980円/2,200円。採用値は未設定 同一SKU・送料・特典・時期でB3の模擬選択を行い、最終処方・着地原価・実在競合価格・粗利とともに関がT2初回の通常価格を決裁する(Gate 3の最終確認画面・規約へ書き込む前。D-3)。無値引き実売はT3拡大時の価格維持確認に使い、初回決裁の前提にしない。クーポン・ポイント・セット購入を正価に含めない 価格責任者・財務責任者 模擬選択 Day 23、通常価格の関決裁はGate 3の価格書き込み前、Scale Gate 2値は初回適法販売開始 +90日
正価獲得率 a_d 未取得。旧モデルの市場シェア・入口比率は不採用 C04適格者を分母、取消・返品を除く一意正価購入者を分子とし、自然流入/広告、HJ/非HJ、W1/W5/W7を分ける 顧客獲得責任者・データ責任者 計測仕様 Day 9、Scale Gate 2値は初回適法販売開始 +90日
チャネル構成 w_c 未設定 自社EC、モール、卸を注文ID・顧客IDで分け、同一顧客の多チャネル購入を人数では一度だけ、個数では実数集計 チャネル責任者・データ責任者 設計 Day 16、Scale Gate 2値は初回適法販売開始 +90日
チャネル換算係数 k_c 未設定。旧固定チャネル係数は不採用(数値は再掲しない) 税、掛率、手数料、返品、値引負担の算入・除外を明記した契約別係数表を作り、署名済み契約で更新 チャネル責任者・財務責任者 仮表 Day 16、確定は各チャネル契約締結前
P/L認識単価 u_PL,c 未取得 ASBJ適用指針39〜47項に基づく本人・代理人メモをチャネル別に作成し、返品・値引・税の会計処理とともに会計方針承認 財務責任者・顧問会計士 仮メモ Day 16、確定は初回販売契約締結前
OEM着地原価 c_oem 未取得 二段で取る。①RFP-0(Day 0送付・Day 2受領/参加意思/不足一覧・完全回答は送付後10営業日・比較は翌営業日・選定はその次の営業日)では概算の製造費・容器費・費用構成だけを同一書式で取得する。②着地原価の確定は、Day 24に対象残色群を版凍結した後のDEV_BRIEF_C04に対する複数OEMの書面見積(製造、容器、包装、検査、国内搬入まで分解)で行う。RFP-0の概算をScale Gate 2の合格根拠・発注根拠に使わない 商品開発責任者・調達責任者 概算=RFP-0の完全回答期限(送付後10営業日)の翌営業日に比較、確定=DEV_BRIEF_C04に対するOEM書面日程による
MOQ Q_MOQ 未取得。旧稿のMOQ値は不採用(数値は再掲しない) RFP-0では概算のMOQ・供給能力だけを取り、処方、色、容器、包材ごとの最小発注単位、分納可否、再発注単位の確定値はDEV_BRIEF_C04後のOEM書面見積で取得する 商品開発責任者・調達責任者 概算=RFP-0完全回答の比較日、確定=DEV_BRIEF_C04に対するOEM書面日程による(未確定なら発注0個)
固定費・解約不能費 F_fix 未取得 試作、安定性・安全性試験、版、金型、届出、撮影、システム、物流初期費を見積ごとに回収可能/不能へ分解。RFP-0段階は概算、確定はDEV_BRIEF_C04後の書面見積 財務責任者・商品開発責任者 概算=RFP-0完全回答の比較日から2営業日以内、確定=DEV_BRIEF_C04に対するOEM書面日程による
リードタイム・使用期限 LTT_exp 未取得 OEM・製造販売業者から原料、容器、試験、量産、出荷判定、使用期限の根拠文書を取得。RFP-0段階は概算日程、確定はL0の書面日程 商品開発責任者・製造販売業者 概算=RFP-0完全回答の比較日、確定=L0書面(量産発注前)
粗利額・粗利率 GPGM 未算定 チャネル別P/L認識売上から会計方針上の売上原価を控除。消費者販売額や仮の換算額を分子にしない 財務責任者 予備値=RFP-0概算原価の比較後2営業日以内、確定=DEV_BRIEF_C04後の書面見積による着地原価で再計算(量産発注前・通常価格決裁前)
現金CAC CAC_cash 未取得 広告、制作、起用、媒体、代理店、クーポン負担の現金支出を、取消・返品を除く一意正価新規購入者で割る 顧客獲得責任者・財務責任者 初回適法販売開始 +30日で速報、+90日でScale Gate 2値
正規化CAC CAC_norm 未取得 現金CACに、HJ・マテリアルと同等の制作・媒体・PRを外注した場合の相見積額を加え、取消・返品を除く一意正価新規購入者で割る 財務責任者・調達責任者 相見積 Day 16、実測は初回適法販売開始 +90日
ゲート別損失上限 L_g 元手総額は4,000万円。ゲート別上限は未設定 検証、初回発注、追加生産、小売拡大ごとに、回収不能額と次の資金需要を示して投資決裁文書で固定 JV投資決裁者・財務責任者 Day 2。未設定のゲートは支出0円
運転資金・最低現金残高 WCCash_min 未算定 OEM支払日、モール・卸入金日、返品、在庫、税、追加生産を週次資金繰りへ入れ、最悪時点の現金残高を算定 財務責任者 予備表 Day 19、確定は各発注前

E-6-5. 年商5億円に到達するための必要条件

消費者販売額を5億円とする場合

1SKU・C04単独で必要な年間正価販売個数は、次の式で決まる。

必要個数 Q* = ceil(500,000,000円 ÷ 採用正価P)

現行の価格テスト候補を式に代入すると、税込1,980円なら252,526個、税込2,200円なら227,273個の取消・返品控除後の正価販売が必要である。これは需要予測ではなく、価格候補から逆算した必要個数である。価格を変更した時は同じ式で再計算する。

重複控除後の各セルについて、次を満たすことが到達条件となる。

Σ(N_d × a_d × f_d) ≥ Q*

必要な一意購入者数は B* = ceil(Q* ÷ 実測年間正価購入個数f̄)、必要な平均獲得率は a* = Q* ÷ Σ(N_d × f_d) で求める。旧モデルの平均個数・獲得比率は使わない。実測値を入れた結果、a* > 100% なら、現行1SKU・C04単独では5億円に届かない。

N_df_dは点でなく保守/中央/上限の区間で式へ入れる。5億円到達可否の判定は、保守ケースのΣ(N_d × f_d)と、そのときの必要獲得率a*の両方で行い、中央・上限ケースだけを根拠に「到達可能」と記載しない。

会計上のP/L売上を5億円とする場合

チャネル別の会計上の認識単価が異なるため、税込正価だけで必要個数を決めない。

Σ(Q_c × u_PL,c) ≥ 500,000,000円

チャネル構成で加重した認識単価 ū_PL が確定した後の必要個数は、Q*_PL = ceil(500,000,000円 ÷ ū_PL) となる。本人・代理人判定、返品、値引、税、チャネル構成が未確定の現時点では ū_PL を置けないため、P/L年商5億円の必要個数は未算定である。

W5・W7から売上を加える時も商品と入口はC04のままとし、7つの排他セルの純増人数・獲得率・購入個数だけを式へ追加する。C05・C07・C09を見た購入、C03性能を理由にした購入も、購入者が属する排他セルの販売個数として一度だけ計上する。

E-6-6. 根拠に接地した停止線

旧モデルの比率は停止線に使わない。法令・契約上の必須条件、数式上の上限、1円売るごとの採算、承認済み現金上限に直接つながる条件だけを使う。

停止対象 停止条件 停止する内容 根拠・現時点
規模判定 T_5n_minn_reqN_df_dPa_du_PL,cのいずれかが未設定・未取得(n_req > 4,000で増員見積・追加承認が未完の場合を含む) Scale Gate 2、Scale Gate 2後の追加量産、小売拡大、広告増額を解放しない 未設定値を0や旧比率で補わない。現時点は未合格
5億円の数式成立 消費者販売額目標なら SAM_C04 < 5億円、または a* > 100%。P/L目標なら、獲得率100%かつ実行可能な供給・チャネル構成でも R_PL,max < 5億円 「5億円へ到達可能」とする記述と規模拡大を停止し、WHO×CEPまたは目標を再決裁 100%は獲得率の数学上限。現時点は人数・頻度未取得のため未判定
製品・法規・品質 最終品について、成分・安全性・安定性・表示・届出・品質標準書・ロット別市場出荷判定の必須項目が一つでも未完了または不適合 有料販売、出荷、売上計上対象数量を0個にする 製造販売開始前の確認・届出・品質標準書・出荷判定が必要(東京都健康安全研究センター)。現時点は最終品未成立
C04製品成立 事前登録したC04確認試験の主評価を満たさない、または安全・乾燥悪化等の非許容条件に一つでも触れる 初回商品案、量産、C04名義の獲得を停止。C01・夜色へ自動移行しない 数値閾値と必要標本はB-3bおよびC-6の一意の事前登録仕様だけを参照し、本表に別基準・別期限を置かない。現時点は未合格
粗利 チャネル別の 1個当たりP/L売上 − 1個当たり売上原価 ≤ 0円 該当チャネルへの出荷・販売拡大を停止 1個増えるほど粗損が増えるため。現時点は原価・認識単価未取得
獲得採算 実測の CM_after_CAC ≤ 0円。未観測の再購入や親会社の無償支援を足さない 該当する広告、起用、モール、店舗への増額を停止 増分販売が現金を減らすため。現時点はCAC未取得
発注・MOQ E_PO > 承認済みL_g、または検証済み正価需要が 既存在庫+発注MOQ を使用期限内に消化できない 初回発注、追加生産、専用包材・金型を停止 L_gDay 2までに設定。MOQ・使用期限はRFP-0完全回答の比較日までに概算を取り、確定はDEV_BRIEF_C04後のOEM書面見積・L0書面による。未確定なら発注0個
資金繰り 週次資金繰りの最悪時点で 現時点の手元現金+回収確実な将来入金−未払・解約不能支払義務 < 0円、または売上入金前の解放資金が元手4,000万円を超える 新規発注、広告増額、小売拡大を停止 元手4,000万円は案件与件。ゲート別損失上限は未設定
W5/W7拡張 同じ1SKU・C04での製品適合、純増人数、重複、正価獲得、限界利益のいずれかが未取得または不合格 W5/W7の人数・売上を規模式へ足さず、当該経路の配信・在庫拡大を停止 属性名だけでは増分需要にならない。現時点は全項目未算定・未合格
小売拡大 店舗/アカウント別に返品・値引負担・卸条件・物流・什器を含む限界利益が0円以下、または追加発注がMOQと損失上限を満たさない 該当店舗群の追加配荷を停止 旧モデル由来の店舗数・店月販の一律値は使わない。契約別実績で判定

E-6-7. 外部数値の使い方と限界

外部数値は市場環境・価格文脈・チャネル文脈の確認にだけ使う。W1×C04の人数、頻度、獲得率、当社売上へ直接掛けない。

外部数値 確認できること 本件で使わない読み方
富士経済の2025年国内リップカラー市場見込は962億円、2024年比8.0%増富士経済「メイクアップ化粧品、フレグランスの国内市場を調査」 リップカラー全体が回復・拡大するというマクロ環境 W1比率やC04比率を仮置きしてC04のSAM・売上にすること。2025年見込を実績と呼ぶこと
経産省の2024年BtoC-ECは「化粧品、医薬品」合算で1兆150億円、前年比4.54%増、EC化率8.82%令和6年度電子商取引に関する市場調査報告書・図表4-17/「化粧品、医薬品」節 化粧品・医薬品等を合わせた広い物販分野のEC環境。報告書自身も化粧品の販売チャネルが多様で、店頭購入が多いとする 8.82%をリップ、W1、C04のEC比率にすること。残りを店頭構成比とみなすこと
隣接品の公式価格は、ナリス「ヌードリップミューター」1,320円ナリス化粧品ニュースリリース)、Tiny Wonder「ハニーグレーズリップティント」1,540円販売元発表)、OPERA「リップティントN」1,760円・「グロウリップティント」1,980円イミュ公式オンラインショップ 2025〜2026年に公式確認できる直接・隣接商品の価格例 4商品の最小・最大を市場価格帯、中央値、W1の支払意思と呼ぶこと。内部候補2,200円の受容を証明したとみなすこと

外部統計から確認できるのは広い市場の環境までである。C04単独の規模・5億円条件・停止線は、E-6-4の担当と期限で取得した実測値、契約、会計方針、OEM見積だけで更新する。

E-7. 資本解放:90日後の三トランシェ

総元手4,000万円は資金の存在であり、自動的な支出許可ではない。90日判定は承認実額L90だけを使う。Day 90後は、証拠を取得する開発T1、証拠合格後の初回生産・市場出荷T2、再購入・非依存・規模合格後の拡大T3を別々に決裁する。

各上限は決裁書の空欄へ実額を記入し、未記入は0円とする。E_*はその段階で取消不能・回収不能となる最大額である。L90+L_DEV+L_LAUNCH+L_SCALE≤40,000,000円を満たし、支払日別の資金繰りで現金残高が負になる案は承認しない。

段階 上限/回収不能額 この資金で取得する成果物 中止条件と停止額 次段階の条件
90日判定 L90=__円/実支出と取消不能額を台帳記録 V1D、V1P-pre、V1B、V1C、無決済M3n、OEM完全回答、T1作業別見積 F-2の段階ゲート不合格で未使用L90を0円 Day 90統合合格とT1決裁資料の完成。T1は自動解放しない
T1 開発 L_DEV=__円E_DEV=__円 最終処方・容器・容量の確定、V1P-final、安全・安定性・容器適合、法務・品質・表示、製造販売届・品質文書、原料必要性、第二OEM迂回試験、T2確定見積 上限超過、重大安全不適合、V1P-final不合格、適法な市場出荷見込みなしで未使用L_DEV停止 T1成果物が原本で完成し、F-3 Gate 1〜3、C04正式合格、MOQ・着地原価・回収不能額・週次資金繰りを添えたT2決裁
T2 初回生産・市場出荷 L_LAUNCH=__円E_LAUNCH=__円 最終同等1SKUの初回生産、ロット出荷判定、損失限定の自社EC販売、配送、M3・M4・M5取得基盤、回収・返金原資 発注時最大損失が上限超過、F-3不合格、M3が中止条件に該当、資金残高負で未使用L_LAUNCH停止 M4-R1、M4-R2、M5-N、Scale Gate 2、G-1五証拠の合格とT3決裁
T3 拡大 L_SCALE=__円E_SCALE=__円 追加生産、全国配荷、広告増額、必要と認めた専用資産。追加SKUはX8別決裁 M4-R1・M4-R2・M5-N・Scale Gate 2・G-1五証拠の一つでも未達なら0円 取締役/投資決裁が個別の規模、期間、回収条件を承認

T1は「これから最終処方、正式確認、法務・品質、原料必要性、迂回再現の証拠を取る資金」である。したがって、これらの完成をT1の解放条件には置かない。T1解放に必要なのは、Day 90合格、作業別の相見積、上限、回収不能額、成果物、責任者、中止条件、資金繰りである。

G-1五証拠が未成立でも、T1で証拠取得を行える。T2は、G-1の成立を前提にしない損失限定の小規模自社EC販売に限り可能で、全国配荷、大型在庫、専用金型等の専用資産、模倣耐性の対外主張へ進まない。T3にはG-1五証拠を必須とする。

E-8. 事業成立、拡張、Exitの条件

初回商品成立はC04正式合格、適法な市場出荷、取引表示、正価購入、現行1SKUの採算で判定する。拡大はさらに、消尽窓での正価再購入、新規・既存を分けた非依存、法人帰属、Scale Gate 2、G-1五証拠を必要条件とする。一つでも未達ならT3を解放しない。

追加色・C01・隣接商品は、初回1SKUの正価購入、再購入、採算を損なわず、同じ約束・相性知・顧客関係を再利用できるものだけX8で別決裁する。C01、C05、C07、C09、C03、C11を別売上として足さない。

売却準備完了は年商や外部倍率だけで判定しない。ブランドエクイティ、同意済み一次データと直接顧客関係、正価再購入、独立運営、権利承継、代替供給、監査可能な原本、現行1SKUの採算が買い手へ移る状態を必要条件とする。

F. 検証

F-1A. 統一判定の構造

事業仮説の合否、資金解放、予約・販売・配送を許可する法務・品質の順序を分ける。前段の合格は後段の代替証拠にならない。

ID 判定対象 一意な合格条件 未達時
V0 検証統治 関の4決裁、18歳以上、同意、責任者、人体使用承認、データ帰属、L90を観測前登録 支出、人体使用、配信、申込受付を始めない
V1D 二つの現行行動 B-3のn=400・独立日記・AND条件だけを使用 W1×C04を終了。n=200系や観測後の母集団変更へ切り替えない
V1P-pre 予備行動比較 C-6の主要A/B各セル新規48人(各人4訪問=試作品/当該現行行動/実在競合/透明バーム、全4条件の順序無作為)、乾燥(試作品訪問と透明バーム訪問の参加者内差)、手順、安全を同一式で通過 処方方向を採用しない。C01等で補わない
V1P-color-pre 予備測色 B-3bのV1P-color-pre(新規W1 n=48・3群各16人・各人3訪問)の①〜⑤を通過。V1P-preとは別試験・別参加者 当該色条件・処方方向を採用しない。販売・表示・T2の許可には使わない
V1B 短い約束と層1 B-5-5のB1〜B4(無助成理解と実証範囲、魅力度と方向選好・購入理由、実在競合を含む正価選択、ロゴなし再認)をANDで通過。標本・閾値はB-5-5の値だけを使う 公開物を止め、新規標本で一変数だけ再試験
V1C 獲得 D-2の各レーン絶対基準。OPTIONALはHJまたは外部、REQUIREDはHJを全体AND D-2の枝ごとに未使用資金を停止
V1P-final 最終製品 F0後にC-6と同じ式を各セル60人以上または事前計算値で通過し、V1P-color-final(別標本n=60以上・各群20以上)の合格とANDでC04正式合格とする T2、予約、販売0円
S2 C04単独・1SKUの規模と採算 E-6の代表性区間、正価購入、P/L単価、粗利、CAC、MOQ、資金繰りを取得しScale Gate 2を通過 T3、全国配荷、広告増額0円
X8 拡張 M4-R1、M4-R2、M5-N、法人帰属、直接顧客関係、S2、G-1を通過 初回1SKUへ集中

90日判定レーンはV0、V1D、V1P-color-pre、V1P-pre、V1B、V1C、M3nまでである。発売可能化レーンはT1、V1P-color-final、V1P-final、F-3、通常価格の関決裁、T2、M3、M4、M5、S2、X8である。実決済、配送、再購入を90日へ戻さない。

F-1B. Gate 1B ブランド採用

Gate 1Bの指標定義はB-5-5のB1〜B7だけを使う。本節に別の標本数・別の閾値・別の設問を置かない。 旧稿にあったn=200/n=100系の四指標表と、別閾値の約束・選好表は削除した(B1〜B7へ一意化)。90日判定レーンのGate 1BはB1〜B4で判定し、B5〜B7は発売可能化レーン(B6・B7はX8拡大判定)で測る。Gate 1Bを通れば約束を一つに凍結し、通らなければ世界観と核を同時に作り直して新規標本で再試験する。名前ありのブランド指標はB4だけであり、旧M1(無助成想起)・旧M2(競合誤帰属)という別指標は廃止した。名前あり刺激を使う試験(B4のロゴなし再認・自社帰属・競合誤帰属)は、B-5bの名称・刺激凍結(Day 17)後にのみ開始する。

F-1B-1. Gate 1Bの判定構成(B1〜B4のAND)

ID 何を測るか 標本・閾値の所在 レーン 未達時
B1 無助成理解(核だけで誰・いつ・望む状態)と実証範囲の理解、主張―根拠対応 B-5-5 B1(新規W1 n=240) 90日判定 核・機能説明・注記の配置を差し替え、同じ回答者を再利用せず新規標本で再試験
B2 便益の魅力度と方向選好(採用A・方向B・方向C・要求仕様型の比較)、自由回答の購入理由 B-5-5 B2(新規W1 n=480・各n=120) 90日判定 当該候補を凍結対象から外し、約束と世界観文(B-5-3)を差し替えて新規標本で再試験
B3 無決済の正価選択(1,980円/2,200円×一体系/機能だけの4セル各n=100へ無作為割付。実在競合・現在行動・買わないを同条件表示)。合格=Pass(2,200)またはPass(1,980)Pass(P)の定義はB-5-5 B3) B-5-5 B3(新規W1 n=400・4セル各n=100) 90日判定(模擬)+発売可能化(実決済) 両価格ともPass未達なら価格レーンの解放0円、約束の凍結を保留
B4 ロゴなし再認(自社帰属・競合誤帰属・人物名帰属) B-5-5 B4(新規W1 n=240・各刺激n=80) 90日判定 核だけでなく主記号と使用順を一体で差し替え、新規標本で再試験
B5〜B7 継続使用、仮想競合提示後の指名維持、実在競合登場後の指名維持 B-5-5 B5〜B7 発売可能化(B6・B7はX8) 該当拡大判定を停止(Gate 1Bの合否には含めない)

Gate 1B合格=B1・B2・B3・B4のANDである。一つでも未達ならGate 1Bは不合格とし、約束・主核を対外採用しない。

判定の運用規則(閾値ではなく採点手続)は次のとおり固定する。自由回答は独立した2人が回答者のセルを知らない状態で採点し、不一致は第三判定者が原文を見て裁定する。分母から「分からない」「無回答」を除かない。名前なし理解刺激(B1・B2・B3)と名前あり接触刺激(B4)を混ぜず、どの参加者へいつどちらを見せたかを記録する。使用後の再話は診断値として記録するが、Gate 1Bの合否閾値には使わない(合否はB1〜B4のみ)。

複数の約束候補がB2・B3を通った場合は、魅力度と選択の合計順位が最上位の一つをJVブランド責任者が凍結し、関へ報告する。合格候補がゼロの場合、約束は未凍結のままとし、対外公開物(広告・EC・棚・依頼投稿)を1件も公開しない。

F-1B-2. 実施責任と期限

作業 単独責任者 期限(Day 0からの相対日)
主核(内部要求仕様)、採点規則、実在競合刺激(Tiny Wonder/OPERAの商品・税込価格・取得日・公式URL)、相性表表示、B1〜B4の(仮置き)閾値の凍結 JVブランド責任者 Day 14〜15 18:00
名称・主記号・刺激一式の凍結(B-5b) JVブランド責任者・JV法務責任者 Day 17
B1(無助成理解・実証範囲)とB2(魅力度・方向選好・購入理由)=名前なし刺激 JVリサーチ責任者 Day 16〜19に回収、Day 20 18時判定
B3(無決済の正価選択。M3nと同一試験。単回のみ・二波にしない JVリサーチ責任者・EC販売責任者 Day 16〜19に回収、Day 20 18時判定
試作品の安全・使用可否の承認 製造販売業者 Day 16 18:00。未承認なら人体使用を伴う試験を開始せず、Gate 1Bは未合格のまま外部表示を止める
B4(ロゴなし再認・誤帰属=名前あり刺激。Day 17の名称凍結後にのみ開始。名前ありの指標はこれだけ JVリサーチ責任者 提示はDay 18〜Day 19 18:00まで各提示から48時間後に回収最終判定はDay 21 18:00
使用後の再話の記録(診断値。合否閾値に使わない) JVリサーチ責任者 Day 19〜22に使用・24時間後回収、Day 23までに記録
B1〜B4の統合判定、表示台帳への反映、約束一つの凍結 JVブランド責任者・表示責任者 Day 23 20時

Gate 1Bに合格しても、C04の製品比較、現行行動の頻度、最終処方・品質・安全、正価選択を代替しない。C04製品比較または現行行動頻度が不合格なら、Gate 1Bだけが合格していても約束・主核を外部採用しない。

冒頭の「関の即時決裁4点」と「決裁後(Day 0)の最初の5アクション」は、このF-2の開始条件であり、同じ表を二重掲載しない。

F-2. 90日判定レーン:承認実額L90で商品化候補を判定

起点は4決裁が署名されたDay 0である。D1がC04以外、またはL90が未記入なら本節を起動しない。90日で決めるのは、W1×C04の需要、主要現行行動、予備製品差、短い約束と層1、無決済の正価選好、HJ/外部到達、T1へ進める作業案である。実決済、配送、受領、再購入、支援停止試験は行わない。

本節の率、標本数、金額は法令・業界基準ではなく、本件の観測前の経営判断値である。合格と中止条件の間は次段階0円とし、実施不備を文書化できるときだけ、同じ母集団・式・閾値で一変数を修正した再試験を一回認める。人体を対象とする調査・使用試験は18歳以上とし、消費者から代金、申込金、与信、ポイントを取らない。

L90の積上げとRFP日程

8,112,400円はメモで示す仮の損失上限候補(下表の全25費目の基準積上げによる税込の暫定調達上限)で、運用値は署名済みL90だけである。財務責任者は90D_COST_BUILDUP_v2に、作業単位ごとの数量×単価、税、支払時期、取消不能額、予備費、親会社無償工数の市場価格、最小/基準/上振れ見積を記録する。Day 10に取得済み情報による暫定積上げを出し、3社の同一仕様書面見積がそろった費目から順に確定額へ置換する。標本、安全、法務を削らなければL90へ収まらない場合は開始または次段階を止める。

見積ルール(一意)。原則として、各費目は3社の同一仕様書面見積を取得するまで「内部仮上限・未確認」であり、確定積上げと呼ばない。下表の単価は市場事実ではなく、今回の内部仮上限であって、3社の同一仕様書面見積の最低適合額へ置換して初めて確定する。同一仕様で3社が存在しない場合、または公定価格・公式固定価格の場合に限り例外とし、例外理由・価格原本(公式ページ/価格表の写しと取得日)・財務責任者の承認記録を保存する。2社の見積で費目を確定できるとする扱いは採らない。全国調査(全国規模調査パネルA・B)は3社から見積を取り、採用するのは資本関係のない2パネルとする。OEM試作は現行どおり3社以上見積を維持する。見積前の発注、最安値の無仕様採用、予備費の通常費先配りを禁止する。

下表はfy_exec.md F-2差替えの税込調達上限×数量に、C-6の二行動・実在競合比較(透明バームを独立訪問に置いた各人4訪問)と、V1D本調査2社・V1D独立日記・B1〜B4・名称/商標調査の各費目を別行として足した、全25費目の基準積上げである。8,112,400円は税込の暫定調達上限であり、承認上限であって確定配賦ではない。 測色レーン(V1P-color-pre)の謝礼と、行動比較レーン(V1P-pre)の謝礼は別試験なので別行に置き、一方を他方へ流用しない。三調査(全国パネル・W1追加・電話郵送=合計1,300,000円)の最低適合見積合計が1,300,000円を超える場合、必要額は8,112,400円+(三調査合計−1,300,000円)とし、追加承認がない間は全国人数・Scale Gate 2・年商5億円を未算定・未合格とする。全国規模調査パネルA・Bの基準予算は合計4,000完了分だけである(E-6のn_req = max(4,000, n_min))。n_minが4,000を上回ってn_reqが上振れした場合、増員分は同じ三調査超過式へ入れて追加承認を得るものとし、承認がない間はN_dを未取得・Scale Gate 2を不合格のままにする。

費目 税込単価×数量 金額 備考
調査設計・統計解析 10,000円×30h 300,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積
全国規模調査パネルA・B 257,400円×2式 514,800 取得前の内部仮上限・未確認。3社から見積を取り、採用は資本関係のない2パネル(基準はn_req=4,000=各18歳以上n=2,000完了。n_min>4,000で上振れした増員分は三調査超過式で追加承認)。Fastask公開例は参考
W1追加回収・再接触 135,200円×1式 135,200 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積
電話・郵送併用の独立検証 650,000円×1式 650,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。n=800以上。抽出枠・回収率を納品条件に
V1D本調査(独立パネル2社) 135,200円×2式 270,400 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-3のA/B各W1完了n=200=合計n=400
V1D独立7日間行動日記 3,000円×60人 180,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。本調査回答者を再利用しない新規W1計60人
実使用色・食後残色コホート謝礼 3,000円×90人 270,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。4時間拘束・実物持参・人体使用基準
予備測色V1P-color-pre謝礼(P_PRE後開始・Day 75完了) 3,000円×48人×3訪問 432,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。測色レーン(3群各16人のクロスオーバー)。B-3b。行動比較とは別試験・別参加者
予備行動比較V1P-pre謝礼(P_PRE後開始・Day 75完了) 3,000円×48人×4訪問×主要2セル上限 1,152,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。C-6のA/B行動+実在競合+透明バーム比較(各人4訪問)。V1Dで1セルだけが主要なら未使用の576,000円は支出しない
B1 無助成理解・実証範囲 1,000円×240人 240,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-5-5 B1(新規W1 n=240)
B2 魅力度・方向選好 1,000円×480人 480,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-5-5 B2(新規W1 n=480・各n=120)
B3 無決済の正価選択(=M3n) 1,000円×400人 400,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-5-5 B3(新規W1 n=400・4セル各n=100)。単回のみ
B4 ロゴなし再認・誤帰属 1,000円×240人 240,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-5-5 B4(新規W1 n=240・各刺激n=80)。名前ありはこれだけ
名称・先行商標・ドメイン/SNS調査 150,000円×1式 150,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。B-5bの識別力・先行商標・ハンドル取得可否
色見本・記録資材 700円×140組 98,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。測色票・封緘・保管資材
OEM試作 100,000円×3方向×2回 600,000 取得前の内部仮上限・未確認。同一RFPで3社以上見積(現行維持)
容器サンプル 1,000円×5形式×20本 100,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。一回量・液漏れ・反復開閉・清掃性
容器適合・輸送試験 100,000円×1式 100,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。落下・温度・液漏れ・ワイパー変形
分光測色・解析 150,000円×2日 300,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。CIEDE2000・校正・RAW・解析コード
検体・容器・試料の輸送 500円×100件 50,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。追跡付き常温便
外部法務 40,000円×10h 400,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。EC状態遷移・規約・最終確認・13条・表示・個人情報。承認版納品
広告検証費 25,000円×4表現×2系統 200,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。HJ系と外部系で尺・CTA・期間・予算を同一に
EC基盤 5,000円×6か月 30,000 取得前の内部仮上限・未確認。公式固定価格なら例外条項(価格原本・財務責任者承認)で確定
CRM・メール・通知アプリ 10,000円×6か月 60,000 取得前の内部仮上限・未確認。公式固定価格なら例外条項で確定。法人名義で出力できること
EC状態遷移の実装・QA 210,000円×1式 210,000 取得前の内部仮上限・未確認。要3社見積。TX0〜TX10・決済・在庫・通知・監査ログ
直接費合計(全25費目) 7,562,400 予備費を除く全25費目の積上げ。全額が取得前の内部仮上限
予備費 550,000円×1枠 550,000 条件付き。自動解放せず、安全・法務・測色・再輸送の再試験ごとに財務責任者と機能責任者の書面承認を要する。広告増額・外装・値引き原資に使わない
基準積上げ=第一推奨L90 直接費7,562,400+予備費550,000 8,112,400 税込の暫定調達上限。3社の同一仕様書面見積で各行を置換して確定する。標本・安全・法務を削ってこの額に合わせない

書面見積の最低適合額を各行の確定額とし、必要現金額=各行の最低適合見積の合計+予備費。差額が正なら標本・法務・安全・測色を削って8,112,400円に合わせず、JV事業責任者が超過費目・必要総額・差額・支払日を示して追加承認を得る。承認がなければ当該発注とそれを必要とするGateを未合格のまま止める。親会社・HJ・マテリアル・JV準備メンバーの無償稼働は現金8,112,400円へ入れないが、現金表外として放置せず、役割×時間×社内標準単価(要検証・0円扱いにしない)を別台帳へ必ず積上げ、事業P/Lの正規化費用へ加える。公開価格参照はFastask見積例Shopify料金

RFP時点 相手へ求めるもの 本件側の判断
Day 0 3社以上へ同一RFP送付 送付証跡だけを確認
Day 2 受領、参加意思、不足項目一覧 未回答項目の補足。完全回答の中止条件を置かない
Day 5 候補絞り込み 明白な不適格と辞退だけを除外。最終選定しない
送付後10営業日 完全な技術・商務回答 同じ欄が埋まった回答を取得
翌営業日 同条件比較 技術、法務品質、権利、費用、日程を比較
さらに翌営業日 選定 選定理由、留保、次の中止条件を署名

必須指標

ブランドの理解・魅力・正価・名前ありの再認/誤帰属は、Gate 1B(B-5-5のB1〜B4、うち名前ありはB4)へ一本化した。本表に別のブランド指標(旧M1無助成想起・旧M2競合誤帰属)・別標本・別閾値を置かない。

ID 分母・測り方 合格 中止条件
M3n 無決済正価選択 B-5-5のB3と同一試験(別定義を置かない)。新規W1 n=400を1,980円/2,200円×一体系表示/機能だけ表示の4セル各n=100へ無作為割付し、各画面に自社案、Day 14に公式販売面で取得したTiny Wonderの商品・税込価格、OPERAの商品・税込価格、現在の行動継続、買わないを同条件で表示。価格、容量、送料、特典、時期を明示し、実決済を取らない。実施はB3と同一の単回のみ:Day 16〜19に回収、Day 20 18:00判定、Day 23にGate 1Bへ統合する。Day 61〜90に新規標本でM3nを再実施しない。同段階ではDay 23の署名済みB3原本を90日報告へ転載するだけとし、二波・別標本・別費用を作らない B3と同一Pass(P)=同価格Pのブランド一体系セルの商品選択率20%以上かつ同価格Pの機能のみセルより8ポイント以上高い(内部暫定基準・要検証)のAND。B3合格=Pass(2,200)またはPass(1,980)。両方合格なら2,200円、Pass(1,980)だけなら1,980円を通常価格候補とする B3と同一:両価格ともPass未達=不合格。Gate 1B不合格として価格レーンの解放0円、約束の凍結を保留し、Day 31–90の未使用費を解放しない
M4p 約束・選好 B-5-5のB2と同一試験。新規W1 n=480を採用A・方向B・方向C・要求仕様型へ各n=120割付し、7段階魅力度・自由回答購入理由・4案からの選択を測る B2と同一:採用Aの魅力度5〜7が60%以上かつ要求仕様型より10pt以上高い、4案選択で採用A 40%以上(仮置き・要検証) 上記未達=不合格。当該候補を凍結対象から外す
M5r 獲得到達 D-2のHJ・外部各150セッション #3の枝に従う #3の枝に従う

競合商品・価格は、取得日、公式URL、色番、容量を刺激台帳へ保存する。価格が変わった場合は提示開始前に更新し、提示開始後は同じ標本内で変えない。実在競合を無名の「他社品」や架空価格へ置き換えない。

予備試験の開始条件P_PREと90日判定レーン内の日程

P_PRE=選定OEMの予備試作品と容器を受領し、かつ製造販売業者から人体使用可の書面を受領した日である。P_PREは第三の時計ではなく、Day 0時計の上で起きる出来事として相対日で記録する。運用は次のとおり一意である。

相対日 到達物 判断
Day 14 残色群の生成規則・分離条件を凍結する 凍結前に探索実測の結果で規則を変えない
Day 24 探索実測を完了し、対象3群・Target_g・対象SKUを凍結する。凍結後にDEV_BRIEF_C04を選定OEMへ送る 凍結前にDEV_BRIEF_C04を送らない。観測後の群除外・対象WHOの狭め直しで救済しない
Day 24後 選定OEMがP_PRE予定日と、V1P-color-preV1P-preの試験完了予定日を書面で回答する 書面回答がなければ試作費・試験費の次段階を解放しない
P_PRE 予備試作品・容器の受領と、製造販売業者の人体使用可の書面受領 P_PREより前にV1P-color-preV1P-preを開始せず、人体使用承認前に試験費を支払わない
Day 30 凍結済みDEV_BRIEF_C04、試作品計画、選定OEMの書面日程を確認する Day 30は予備試験の完了日ではなく、合否も出さない。書面日程が未提出・不整合なら次段階を解放しない
Day 60 P_PREに到達済みであることと、Day 75までに両予備試験を完了できる信頼できる書面日程を確認する 未到達または日程が信頼できなければ次段階を解放しない
Day 75 V1P-color-preV1P-preの実際の合否を出す 未達なら当該色条件・処方方向を採用しない
Day 76〜90 90日統合報告とT1決裁案 T1決裁へ提出

全予備試験をDay 75までに終えられない日程になった場合、安全・標本・手順を圧縮して間に合わせない。その場合はDay 90を不合格とし、T1を解放しない。

Day 0からDay 90の費目別段階解放

各上限は使い切る目標でなく追加損失の上限である。実支出、取消不能額、残額を台帳へ残し、前倒し・段階間流用をしない。解放は百分率でなく、上表の費目を各段階へ割り付けた実額の支払上限で管理する。基準積上げL90=8,112,400円の場合の段階支払上限は次のとおりである。

段階 支払上限 内訳(費目) 到達物と判断 合格時に次へ 不合格時
Day 0–2 300,000円 調査設計・統計解析300,000 4決裁、V0、V1D質問票、OEM送付、法務・データ開始条件。Day 2はRFP受領・意思・不足一覧だけ Day 3–14 以降の全段階の未使用費を解放しない
Day 3–14 1,200,400円 V1D本調査2社270,400+V1D独立日記180,000+名称/商標調査150,000+外部法務400,000+広告検証費200,000(HJ系100,000+外部系100,000) B-3のA/B各200=n=400+実使用SKU入力+独立日記60、RFP暫定積上げ、人体使用技術基準、V1Cの実施とDay 14判定、残色群の生成規則凍結。HJと外部の獲得検証費はD-2の各レーン上限内で本段階に支払う Day 15–30 V1Dが中止条件に該当すればW1×C04終了。V1Cは#3の枝で停止
Day 15–30 3,728,000円 三調査1,300,000+残色コホート270,000+色資材98,000+OEM試作600,000+容器サンプル100,000+B1〜B4合計1,360,000 B-3bの色条件固定と探索実測、Day 24の対象3群・Target_g・対象SKU凍結とDEV_BRIEF_C04送付、Gate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)、名称、M3n(=B3・単回)、Day 30の凍結済みDEV_BRIEF・試作品計画・選定OEM書面日程の確認予備試験の合否はここで出さない。C01は含めない Day 31–90 C04不合格をC01、C11、外装、表現で補わない
Day 31–90 2,334,000円 V1P-color-pre432,000+V1P-pre1,152,000+容器適合・輸送試験100,000+分光測色300,000+輸送50,000+EC基盤30,000+CRM60,000+EC状態遷移210,000 P_PRE到達後に予備測色V1P-color-pre(n=48・3群各16人・各人3訪問)と、主要A/B各セル48人・各人4訪問(試作品/当該現行行動/実在競合/透明バーム)のV1P-preを実施し、Day 75に両予備試験の合否を出す。Day 60にP_PRE到達とDay 75完了の書面日程を確認。Day 76〜90でDay 23の署名済みB3原本(=M3n)の転載、90日統合報告、L_DEVE_DEV・成果物・中止条件・資金繰りを含むT1決裁案 T1決裁へ提出 予備試験不合格、またはP_PRE未到達・Day 75完了不能ならDay 90不合格としT1を起動しない
条件付き予備費 550,000円 予備費枠 自動解放しない。安全・法務・測色・再輸送の再試験ごとに、財務責任者と当該機能責任者の書面承認を得た分だけ解放する 承認がなければ0円

Day 31–90は一段階として扱う。その内側に下位ゲートを置き、P_PRE到達前はV1P-color-pre432,000円とV1P-pre1,152,000円の2行(合計1,584,000円)を支払わない。この2行以外の同段階費目(容器適合・輸送試験、分光測色、輸送、EC基盤、CRM、EC状態遷移)はP_PRE到達前でも段階内で支払える。

段階合計 300,000+1,200,400+3,728,000+2,334,000=7,562,400円、これに条件付き予備費550,000円を加えて8,112,400円で、L90と一致する。前倒しと段階間流用を禁止する。L90を別額にする場合は比例縮小せず、全費目を同一仕様で再積上げして段階額を作り直す。再積上げで完了可能と証明できるまで社外支出は0円とし、標本・安全・法務は削らない。量産在庫、発売可能化、C01、副色、C11、専用金型、小売配荷はL90に含めない。

90日統合合格

V0、V1D、V1P-color-pre、V1P-pre、V1B=Gate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)、関#3の枝に従うV1C、M3n(=B3・単回)がすべて合格し、重大な安全・品質・表示・権利違反が0件で、T1の作業別相見積と資金繰りが完成したときだけ商品化候補として合格する。これは発売承認でもT1資金承認でもない。未達、標本不足、証拠原本なしは未合格である。

F-2b. 発売可能化レーン:F0とL0起点の相対日程

二つ目の時計

90日判定のDay 0–90と、F0/L0以後の発売可能化を同じ日付表へ重ねない。公開されている一般的なOEM所要は参考値に限り、本件の期日はL0書面で更新する。既存許可、既存処方、販売可能な小ロット、安全・品質・表示・取引の全証憑が原本確認できた場合だけ、製造販売業者と外部法務が短縮を承認する。

到達順序

相対起点 到達物 資金・停止
1 Day 90後 T1決裁。L_DEVE_DEV、取得物、中止条件、資金繰りを署名 署名前の開発支出0円
2 T1内 最終処方・容器・容量を確定してF0、OEM書面日程を受領してL0 どちらか未到達なら後工程を起動しない
3 F0/L0以後 安定性、安全性、容器適合、V1P-color-final(最終測色・別標本n=60以上/各群20以上)V1P-final(A/B行動+実在競合比較・各セル60人以上)、品質・表示・届出、原料必要性・迂回試験 L0書面の順序とF-3を守る。両試験のANDでC04正式合格(C-6)
4 C04正式合格後 必要な場合だけ別標本・別予算L_C01・別ゲートでV1P-C01 C04発売の条件にしない
5 Gate 1→2 商品成立、薬事・品質・表示 飛ばさない
6 Gate 3の最終確認画面・利用規約へ価格を書き込む前 通常価格(1,980円/2,200円の一つ)の関決裁。最終処方(F0)、着地原価、B3の模擬選択(価格別Pass(P)による通常価格候補)、実在競合価格、粗利がそろってから提出する 未決裁なら価格を画面・規約へ書き込まず、Gate 3を完了させない
7 Gate 3 取引可能性(特商法表示、最終確認画面、承諾・不承諾、返金、取消)の実機合格 外部法務が取引状態遷移を確認
8 Gate 3合格後 T2決裁(L_LAUNCHE_LAUNCH・MOQ・最大損失・資金繰り) L_LAUNCH署名前は発注・実決済0円
9 T2決裁後 要件を満たす場合だけGate Rで有料予約、実決済M3 決裁した通常価格以外で受注しない
10 Gate 4/S0 対象ロットの市場出荷可、配送開始、D0記録 ロット不合格は出荷しない
11 D0以後 消尽窓M4、支援停止M5、継続・指名維持(B5〜B7)、Scale Gate 2 T3はM4-R1・M4-R2・M5-N・S2・G-1のAND。T3拡大時に決裁済み通常価格を維持できるかをM3・B5・採算で確認する

G-1五証拠が未成立でも、法務・品質・C04正式合格・T2資金を通した損失限定の小規模自社EC販売は可能である。その場合、全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性の対外主張、T3を禁止する。

M3:実決済の正価購入率

18歳以上のW1と確認できた重複のない有効訪問者(n=750以上)のうち、値引き・ポイント・人物特典なしで選定価格の実決済を完了した人数の比率。返金条件付き有料予約を使う場合も実決済だけを分子にする。合格8.0%以上(60件以上)、中止条件3.0%未満(22件以下)。EC販売責任者が流入除外、重複排除、取消・返金の扱いをGate 3通過前に固定する。未固定のまま予約・販売を開始しない。実売不能を模擬選択(M3n)で代替合格にしない。

M4系:消尽窓に基づく再購入判定(fy_clock.md 採用・「45日」を合否から外す)

初回容器の内容量、実測一回量(C-5の吐出質量)、実使用の週使用回数(使用日記・容器重量差)から、一本を使い切るまでの事前消尽窓を算定し観測前登録する。個人iの事前消尽日数は 使用可能正味量 ÷(実測一回量の中央値 × 週使用回数 ÷ 7)。実測後は予測値でなく実際の使い切り日を正とし、第k本の受領から実際の使い切りまでの中央値をC50-k、80パーセンタイルをC80-k、D0から第k本の追跡コホートの80%が実際に消尽するまでの実日数をE80-kとする(季節・使用場面・塗布回数が変わる場合は別に示す)。統合判断日は予測消尽日で固定せず、実測したE80-kと必要な注文観察期間から置く。

M5系:親会社・人物からの独立(fy_clock.md 採用・M5-N 2×2因果設計)

新規獲得の非依存は流入構成比でなく無作為割付の差で判定する。再購入の独立性はM5-Nへ混ぜず、M4-R1・M4-R2の主コホートで判定する。停止期間中の露出残存効果を無視しない。

依存関係と完了条件

90日統合合格はT1決裁資料を出す条件であって、T1、発売、販売の承認ではない。T1は証拠取得、T2は初回生産・市場出荷、T3は拡大にだけ使う。

段階 必須の先行到達 完了条件
T1 Day 90統合合格、作業別見積、上限・回収不能額・中止条件・資金繰り F0、V1P-final、F-3 Gate 1〜3、T2確定見積
T2 T1完了、C04正式合格(V1P-finalV1P-color-finalのAND)、Gate 3の価格書き込み前に行う通常価格の関決裁、Gate 3合格、L_LAUNCH決裁 市場出荷可、M3、配送、M4・M5を測れるCRM。G-1未成立時は損失限定小規模販売だけ
T3 M4-R1、M4-R2、M5-N、Scale Gate 2、G-1五証拠 決裁した規模・期間内の追加生産、全国配荷、広告増額

どの後段合格も、前段の未達を遡って合格へ変えない。

F-3. 検証・発売ゲートの法務・品質是正

WHO=W1(色ティント高関与の重ね塗り層)×入口C04(食後復旧)は、第一推奨として仮採用する。仮採用を確かめる初期検証は、代金、申込金、デポジット、カード与信枠、ポイントを一切取得しない模擬購入・選択実験に限る。有料予約と極少量販売は、コンセプト検証ではなく、最終商品と取引条件を固定した後の取引として扱う。

ここでいう「製造販売」は、薬機法上、製造販売業者が最終製品を販売・授与等のために市場へ出荷する行為を指す。「予約」は購入者による注文申込み、「販売成立」は販売業者による承諾と販売契約の成立、「配送」は市場出荷判定済みロットを購入者へ引き渡す行為として分ける。予約時点で契約を成立させる設計もあり得るため、本計画では申込ボタン押下時は申込みとし、販売業者の承諾通知が申込者のメールボックス等へ読み取り可能な状態で到達した時点を販売成立(契約成立)の原則とする。現行民法では隔地者間の契約も到達主義であり、経済産業省も、電子承諾通知の契約成立時期は2020年4月1日以降「発信時」から「相手方に到達した時」へ変更されたと明記している(経産省・電子商取引の促進経産省FAQ)。画面への即時表示を承諾とする場合も到達(表示)ログを残す。申込み受領通知(自動返信)は承諾通知と別文面・別状態とし、受領通知だけでは契約を成立させない。契約成立時点は在庫引当、売上、取消、不承諾、返金、引渡義務の起点であるため、利用規約、最終確認画面、受領通知、承諾通知、注文状態、決済確定、在庫引当、法13条通知の各時点を一つの状態遷移表にまとめ、外部法務が予約受付開始前に確認する。

日本で化粧品を販売・配送するまでの法的順序

自社が製造販売業者になる場合と、許可を持つOEM等が製造販売業者になる場合のどちらでも進められる。ただし、後者では当該OEM等が品目の品質・安全性と市場出荷に法的責任を負う契約・運用にし、通信販売の販売業者は別途、特定商取引法上の表示・返金・顧客対応責任を負う。単に製造を外注しただけでは、自社の製造販売業許可が不要になるとは限らない。

順序 完了させる内容 この計画での完了証跡 所要期間の目安 一次情報
1 責任主体を確定する。 品目の製造販売業者、全製造所、通信販売の販売業者を特定する。国内市場へ製品を出荷する者には化粧品製造販売業許可、製造・包装・表示・保管を行う製造所には工程に対応する化粧品製造業許可が必要。製造業許可だけでは市場へ出荷できない。 許可証の写し、有効期限、許可区分、対象製造所、製造販売委託契約、三者の責任分界表 既存許可を使う場合は契約前に有効性を確認。新規許可は、東京都の標準処理期間では製造販売業・製造業とも各35開庁日。補正期間は含まれず、他自治体は所管庁の期間を確認する。 埼玉県「化粧品製造販売業・製造業を初めて申請する方へ」東京都「標準処理期間」
2 GQP・GVPを稼働可能にする。 総括製造販売責任者、品質保証責任者、安全管理責任者を置き、品質・安全管理業務を定める。GQPでは製造・品質管理、品質情報、回収、市場出荷判定、文書・記録を管理し、GVPでは安全管理情報の収集・評価・措置・記録を行う。手順書を置くだけでなく、実際に運用できる状態を許可取得時から維持する。 組織図、任命書、GQP/GVP手順書、教育記録、逸脱・苦情・回収・安全情報・出荷判定の各様式 全国一律の準備日数はない。新規製造販売業許可の申請前に構築を完了し、許可調査で提示できる状態にする。既存許可を使う場合は、当該品目を手順と契約へ組み込んだ後に次工程へ進む。 大阪府「製造販売業の許可とGQP・GVP」厚生労働省「GQP省令の施行について」
3 最終同等の商品仕様と品質・安全性を固定する。 販売名、処方と全成分、原料規格、製造方法、内容量、使用方法、注意事項、唇に接触する容器材質までを一つのSKUとして固定する。化粧品基準への適合を確認し、安全性資料、製品標準書、規格・試験方法、保存条件、容器適合性、安定性、製造所との取決め、市場出荷判定基準を整える。 版管理した最終仕様書、全成分表、化粧品基準チェック、原料・安全性資料、試験計画と結果、製品標準書、承認署名 試験内容・期間に全国一律の法定日数はない。製造販売業者が品目ごとに必要な確認を定め、すべての必須結果が揃うまで有料予約を開始しない。未完項目は「要検証」と明示し、予約ページや広告には使わない。 東京都「化粧品製造販売開始前に」
4 品目ごとの化粧品製造販売届を提出する。 国内製造品は化粧品製造販売届、輸入品は外国製造販売業者等届出を含む所定の届出を、製造販売開始前に行う。届出は承認ではなく、提出した事実だけで安全性や効能の適法性が保証されるものではない。 届書の提出控え、当局との照会・補正記録、届出販売名と最終仕様の照合票 届出のため、許可のような全国一律の審査期間はない。ただし、形式不備・照会・補正の時間をゼロと置かず、提出控えと整合確認が揃ってから表示版下と予約画面を確定する。 東京都「化粧品製造販売開始前に」埼玉県「化粧品製造販売業・製造業を初めて申請する方へ」
5 法定表示と全成分表示を最終版にする。 直接の容器または被包に、製造販売業者の氏名・住所、届出販売名、製造番号または記号、全成分名、必要な場合の使用期限等を表示する。外箱で直接表示が見えない場合は外箱にも必要事項を表示する。全成分は日本語で、原則として配合量の多い順に表示する。 容器・外箱・同梱物の版下、全成分照合票、法定表示チェックリスト、製造販売業者の承認署名 行政の事前審査期間はない。版下発注前に製造販売業者が承認し、最終品との現物照合が終わるまで出荷しない。 東京都「化粧品の表示」
6 広告を公開前審査する。 届出販売名と表示名を一致させ、化粧品で認められる効能の範囲を超えず、虚偽・誇大、保証的表現、医薬品的表現を排除する。客観的な効果・性能を述べる表示は、表示内容と対応する合理的根拠を最終品で保持する。広告主が関与するインフルエンサー投稿には広告であることを明瞭に表示する。 広告文言―根拠対応表、最終品との同等性確認、薬機法・景表法・ステマ審査票、広告責任者と製造販売業者の承認、公開版アーカイブ 行政の一律の事前審査期間はない。LP、予約画面、SNS、投稿、店頭物を含む各素材について、初回公開前と改稿公開前に承認を完了する。 厚生労働省「医薬品等の広告規制について」厚生労働省「医薬品等適正広告基準」PDF消費者庁「不実証広告規制」消費者庁「ステルスマーケティングに関する景品表示法上の規制」
7 有料予約を行う場合だけ、取引可能性ゲートを通す。 特定商取引法の通信販売表示、最終確認画面、申込内容の訂正手段、契約成立時点、前払時の承諾・不承諾通知、返金、返品・取消、確定した引渡時期を実装する。 本番相当画面の全スクリーンショット、購入テスト記録、通知メール・法13条通知・返金テスト、販売業者と表示責任者の承認 行政の事前審査期間はない。広告公開・予約受付・決済取得のすべてより前に、実機で完了させる。 消費者庁「通信販売」消費者庁「通信販売広告について」消費者庁「最終確認画面における表示」PDF消費者庁「特定商取引法逐条解説・通信販売」PDF
8 許可製造所で製造・包装・表示し、ロットごとに品質確認する。 固定済みの製品標準書・規格・手順に従って製造し、試験結果、逸脱、表示、数量を確認する。 製造記録、試験成績、逸脱処理、表示・数量照合、ロット記録 全国一律の法定日数はない。製造販売業者が定めた試験と逸脱処理が完了するまで市場出荷判定を行わない。 厚生労働省「GQP省令の施行について」
9 市場出荷判定を行う。 製造・品質管理の結果を評価し、権限を与えられた者がロットごとに可否を決定・記録する。不合格・未判定ロットを販売在庫または配送工程へ移さない。 品目、ロット、数量・出荷先、評価結果、出荷可否、判定者、判定日を含む市場出荷判定記録 ロットごと。必要な製造・試験・逸脱処理の全記録が揃った後、販売在庫への移動前に実施する。 厚生労働省「GQP省令の施行について」
10 販売在庫化し、確定した条件どおりに配送する。 市場出荷可のロットだけを予約者・購入者へ割り当て、表示済みの引渡時期内に配送する。 在庫移管記録、注文―ロット紐付け、出荷・配達記録、遅延連絡・返金記録 市場出荷判定後。予約ページに表示した具体的な時期または期限を守る。履行不能が確定した場合は、本計画の返金手順を直ちに起動する。 消費者庁「通信販売」消費者庁「通信販売広告について」

現行ゲートの不成立点と正しい順序

検品対象だった前稿の「Gate1で有料予約または極少量販売、Gate3で最終SKU・処方・安全性・品質・薬事審査」という順序には、次の不成立点があった。

  1. 極少量販売には免除がない。 数量が少なくても、化粧品として市場へ出荷する以上、適法な製造販売業者・製造所、品目届出、GQP/GVP、法定表示、ロットごとの品質確認と市場出荷判定が先に必要である。前稿のGate1で現物を販売・配送する設計は成立しない。
  2. 前稿Gate1の有料予約は「調査」ではなく通信販売の申込みになる。 代金や申込金を受け取るなら、販売主体、価格・送料、支払、引渡し、返品・取消、最終確認画面、前払通知と返金までが必要である。前稿Gate1にはその取引設計がなかった。
  3. 最終商品が未確定のままでは、表示と根拠を予約対象へ結び付けられない。 前稿Gate3で処方、容器、使用条件、表示文言が変わる可能性を残したまま、前稿Gate1で商品画像・効果・使用感・全成分・引渡時期を表示すると、購入者が申し込んだ商品と最終品の同一性、広告表示と合理的根拠の対応、法定表示の整合を確保できない。
  4. 予約ページと起用投稿も公開前に広告該当性を判定しなければならない。 顧客を誘引する意図、特定の商品名、一般人が認知できる状態という薬事広告の三要件を満たす素材は広告として審査する。出荷前であることは、薬機法の虚偽・誇大広告規制や景品表示法、ステマ規制を外す理由にならない。広告審査を予約開始後へ置く順序は成立しない。

以上により、Gate3より前は、支払情報を入力させず、与信・決済・ポイント消費も発生させない模擬購入と選択実験だけにする。ボタン表示は「回答する」「希望を選ぶ」とし、「購入する」「予約する」「注文を確定する」は使わない。配送先は取得せず、商品到着を約束しない。

新ゲート 通過条件 許可する行為 禁止する行為
Gate 0 無償需要検証 W1×C04の課題頻度、復旧行動、色・仕上がり・価格選好を、模擬棚・模擬カート・選択実験で確認する。画面に「調査であり注文・予約ではない」と明記する。 無償インタビュー、模擬購入、選択実験、連絡希望の任意登録 金銭、カード与信、申込金、デポジット、ポイント取得、注文番号発行、配送約束
Gate 1 商品成立性 最終同等SKUの処方・容器・使用条件を固定し、化粧品基準、安全性、品質、安定性、容器適合性、表示予定の主張に必要な最終品根拠を揃える。 閉鎖環境での適法な評価、製造販売業者による品質・安全性確認 一般への予約広告、金銭取得、現物販売
Gate 2 薬事・品質・表示 責任主体、許可、GQP/GVP、品目届出、製品標準書、全成分を含む法定表示、広告文言―根拠対応表を完成させ、製造販売業者と表示責任者が承認する。 承認済みの最終予約画面・広告の制作 未承認文言の公開、処方・容器・販売名が動く状態での予約開始
Gate 3 取引可能性 関が通常価格(1,980円/2,200円の一つ)を決裁済みであることを前提に、下記チェックリストをすべて満たし、本番相当の申込、承諾、不承諾、返金、取消を実機テストする。価格未決裁のまま最終確認画面・利用規約へ価格を書き込まない。 有料予約の公開準備 一項目でも未完の状態での申込受付・決済取得
Gate R 有料予約 最終同等SKU、確定価格、送料、支払時期・方法、確定した引渡時期、返品・取消条件を提示する。申込後、販売業者の承諾通知が申込者へ到達した時点で販売契約が成立する(到達ログを保存)。 条件を満たす場合だけ予約申込みと前払を受ける 最終品の代わりに試作品を提示すること、無断の処方・容器・表示変更、引渡しを「完成次第」とすること
Gate 4 製造・市場出荷 許可製造所で製造し、ロットの製造・試験・表示・逸脱記録を評価して市場出荷可を記録する。 出荷可ロットの販売在庫化 未判定・不合格ロットの販売在庫化、配送
Gate S 通常販売 市場出荷可ロットの在庫数を上限として注文を受ける。広告・最終確認画面を再承認する。 通常販売の契約成立 在庫・供給根拠のない販売
Gate D 配送 予約者・購入者へ出荷可ロットを割り当て、表示した引渡時期内に配送する。 配送、追跡通知、購入後安全情報の受付 市場出荷判定前の配送、別SKUへの無断振替

予約・販売・配送の分離

[Gate 0:無償の模擬購入・選択実験]
                    │ 金銭・与信・配送約束なし
                    ▼
[Gate 1:最終同等SKU/安全性・品質・根拠の確定]
                    ▼
[Gate 2:許可・GQP/GVP・品目届出・法定表示・広告承認]
                    ▼
[通常価格の関決裁:最終処方・着地原価・B3模擬選択・実在競合価格・粗利を添えて1,980円/2,200円の一つ]
                    │ 未決裁なら価格を画面・規約へ書き込まない
                    ▼
[Gate 3:特商法表示・最終確認画面・返金導線の実機合格]
                    ▼
[Gate R:予約申込み] ── 不承諾 ──→ [当日中に返金指図・通知]
                    │ 承諾通知の到達(到達ログ保存)
                    ▼
[販売成立:予約契約] ── 履行不能 ─→ [当日中に返金指図・通知]
                    │ まだ配送しない
                    ▼
[Gate 4:製造・ロット品質確認・市場出荷可の判定]
             │不可                    │可
             └────→ [配送停止・返金] ▼
                               [Gate D:予約者へ配送]

[Gate 4で出荷可となった一般在庫] → [Gate S:通常販売] → [Gate D:配送]

「即時返金」は、返金完了日を決済事業者任せに曖昧化しない。販売業者が不承諾または履行不能を決定した当日に全額の返金指図を行い、購入者へ返金額、返金方法、指図日、決済事業者側の着金見込みを通知する。購入者のカード明細等への反映日は決済手段ごとに予約画面へ表示する。

契約成立の状態機械(TX0〜TX10・fy_exec.md F-3差替えを採用)

利用規約、最終確認画面、通知文、注文状態、決済、在庫、特商法13条通知を別々の運用表に分けず、一つの状態機械にまとめる。発売可能化レーンのS0(市場出荷可判定日)と記号衝突しないよう、EC取引状態はTX0〜TX10と命名する。民法第97条第1項により意思表示は通知が相手方に到達した時に効力を生じ、経産省令和7年2月準則は、メールでは受信者の指定又は通常使用するメールボックスに読み取り可能な状態で記録された時、画面通知では申込者端末に読み取り可能な状態で表示された時を到達時とする(実際に開封・現認した時ではない)。承諾通知の発信時・送信時・与信取得時・在庫仮押さえ時では契約を成立させない。 送信主義には戻さない。

状態 契約・注文状態 決済 在庫 到達・13条 必須ログ/失敗時
TX0 商品・カート CART(申込みの誘引・契約なし) 取得なし 引当なし 対象外 商品ページ版・価格版・表示日時・流入元
TX1 最終確認画面 REVIEWED(契約なし)。ボタンはこの内容で注文を申し込む、近接に契約成立は当社の承諾通知が到達した時ですと表示 トークン化まで。決済capture禁止 引当なし 対象外 注文ID・画面HTML/PDF・全表示項目・規約版とハッシュ・訂正可能だったこと・JST/UTC。不足時はボタン無効化
TX2 申込受領 APPLICATION_RECEIVED(申込到達・契約なし)。お申込みを受け付けました(契約はまだ成立していません)本通知は承諾通知ではありませんと通知 オーソリのみ。決済capture禁止。前払いは原則受けない 期限付き仮押さえのみ 金銭未受領なら対象外 申込サーバー記録時刻・受領通知本文・送信結果・オーソリID
TX3 審査中 UNDER_REVIEW(契約なし) オーソリ維持/取消 仮押さえ 例外的に金銭受領済みなら遅滞なくTX8/TX7へ 在庫・上限・重複・不正・安全条件の確認者と結果
TX4 承諾生成・送信 ACCEPTANCE_SENT送信だけでは契約成立にしない 決済capture待ち 仮押さえ 金銭未受領なら対象外 権限者承認・本文ハッシュ・送信時刻・宛先・Message-ID・配信イベントID。文字化け・添付専用・リンクのみ通知は禁止
TX5 承諾の到達=契約成立 メールは申込者のメールボックスに読み取り可能な状態で記録された時刻、画面は申込者端末に表示された時刻でCONTRACTED。後送メールは成立時を後ろへずらさない 到達ログ取得後に決済capture 到達時に確定引当 決済capture後TX7で通知 受信側の配信イベント・ハードバウンスなしを技術証拠として保存。法的到達の最終判断は外部法務。立証不能・バウンス・判読不能ならTX6へ
TX6 到達確認不能 ACCEPTANCE_PENDING(契約成立扱いにしない) オーソリのみ。誤って決済captureしたら同日取消 仮押さえ 誤って金銭受領したら直ちに通知・返金 再送回数・別経路本人確認・到達結果。発送・製造指図へ進めない
TX7 決済capture・在庫確定・13条通知 PAID_ALLOCATED 決済売上確定(capture。会計上のP/L売上認識ではない)。失敗はPAYMENT_FAILED 確定引当 前払受領全件に13条項目(諾否・販売業者名住所電話・受領額日・商品数量・引渡時期)を通知。電磁的方法の承諾取得を外部法務が確認 決済ID・受領日・13条本文/交付方法/到達証拠。通知なしでは出荷へ進めない
TX8 契約前の不承諾 DECLINED(契約なし)。TX5からこの状態へ戻さない オーソリ解除。受領済みなら同日返金指図 仮押さえ解除 前払受領済みなら不承諾・受領額日・返金方法を通知 不承諾理由コード・通知到達・解除/返金ID・完了時刻。返金完了まで日次照合
TX9 出荷可・出荷・受領 READY_TO_SHIPSHIPPEDDELIVERED 決済capture済み 出荷ロット割当→出庫 TX7通知済みを自動照合 市場出荷判定・ロット・表示版・配送先照合。一つでも欠ければ出荷停止
TX10 契約後の解除・返品・返金 CANCELLED_AFTER_CONTRACT/RETURNED。販売業者都合だけでTX5成立契約を「不承諾」へ戻さない 取消/返金。手数料・送料は表示済み条件と法令に従う 出荷前は戻入、出荷後は検品後区分 13条通知を消去せず履歴保持 申出・根拠条項・同意・返品・返金ID・会計処理・顧客通知を同一注文IDへ

会計用語の区別(一意)。本表とGate 3チェックリストでいう「決済capture(決済売上確定)」は、決済事業者に対してオーソリ済み金額を確定させる決済処理を指し、会計上のP/L売上認識ではない。会計上のP/L売上認識(E-6-2の④R_PL)は、配送完了その他、承認された会計方針による履行義務の充足時にだけ行う。契約成立は民法第97条第1項の到達主義に従い、承諾通知が到達した時(TX5)である。したがって、TX1・TX2の禁止、TX4の待機、TX5・TX6の取消、TX7の確定、TX9の確定済みはすべて決済処理の状態であり、いずれもP/L売上を認識しない。決済captureの日時とP/L売上認識の日時は別項目として台帳へ記録し、同じ列名で扱わない。

利用規約には次の文をそのまま入れる。「商品ページ及びカートの表示は申込みの案内です。最終確認画面のボタンを押すとお客様から当社への申込みとなり、当社の申込み受領通知は承諾ではありません。当社の承諾通知が、お客様が指定した又は通常使用するメールボックスに読み取り可能な状態で記録された時、又はお客様の端末画面に読み取り可能な状態で表示された時に契約が成立します。」この規約文、最終確認画面、通知文、状態遷移、決済仕様、在庫仕様、13条通知の電磁的提供への承諾取得は、予約受付開始前に外部法務が一式で確認し、署名した版だけを実装する。技術ログは法的到達を立証する資料であり、ログ項目だけで全事例の到達を自動確定するものではない。決済事業者・EC基盤・在庫基盤の一つでも状態を分けられない場合、有料予約と販売を開始しない。法務一次資料は民法第97条経産省準則 令和7年2月 I-1-1特商法第12条の6・第13条

Gate 3「取引可能性」の実装チェックリスト

予約商品は前払後すぐに引き渡せないため、特定商取引法第13条に沿い、承諾または不承諾、販売業者情報、受領額・受領日、商品・数量、承諾時の引渡時期を通知する。不承諾なら受領金を直ちに返す。原則は書面で通知し、電磁的方法に置き換える場合は、同条第2項に沿って購入者の事前承諾を取得し、明瞭に読め、出力・保存できる文面と送達記録を残す。通信販売には一般的なクーリング・オフ制度がないため、返品・取消条件を申込み前に明瞭に示す。出典:消費者庁「通信販売」消費者庁「特定商取引法逐条解説・通信販売」PDF

完了 実装項目 合格条件・残す証跡 担当ロール 期限
販売主体 法人名、代表者または通信販売責任者、実在する住所、問い合わせ可能な電話番号を「特定商取引法に基づく表記」に掲載し、トップまたは申込導線から容易に到達できる。登記・契約・決済名義と照合した画面を保存する。 通信販売責任者/法務 予約広告の初回公開前
商品の同一性 届出販売名、SKU、処方・全成分、内容量、唇に接触する容器材質、使用方法、注意事項を最終同等品で固定し、予約画面の画像・説明と仕様書を照合する。どれかを変える場合は旧予約を履行せず、全額返金後に新条件で再申込みを受ける。 製造販売業者の品質保証責任者/商品責任者 予約ページ承認前
価格・追加負担 関が決裁した通常価格を税込販売価格として表示し、地域・方法別の送料、手数料その他購入者負担を金額で表示して、最終確認画面の合計額と一致させる。決裁書に記載のない価格を画面・規約へ書き込まない。 通信販売責任者/経理 関の通常価格決裁後、価格を最終確認画面・規約へ書き込む前。価格改定時も同じ順で再決裁
支払時期・方法 各決済手段、与信・決済captureの時点、引落時期を表示する。標準運用は承諾通知の到達ログ取得後に決済captureとし、申込時に決済captureする決済は前払通知・返金手順の実機テスト完了を必須とする。決済captureは決済処理であり、会計上のP/L売上認識は履行義務の充足時に別途行う。 決済責任者/通信販売責任者 予約受付開始前
契約成立・承諾通知 「申込ボタン押下は申込み、販売業者の承諾通知が申込者に到達した時(読み取り可能な状態に置かれた時)に契約成立」と表示する。申込み受領通知(自動返信)と承諾通知を別文面・別状態に分ける。承諾通知には販売業者情報、受領額・受領日、商品・数量、確定した引渡時期を記載し、到達(送達・表示)ログを保存する。 通信販売責任者/法務 予約受付開始前、各申込の承諾時
引渡時期 「完成次第」「準備ができ次第」ではなく、購入者が判断できる具体的な発送時期または期限を広告と最終確認画面に同じ表現で表示する。変更が必要な場合は個別に同意を取り、同意しない購入者へ全額返金する。 生産管理/物流責任者/通信販売責任者 予約受付開始前、遅延判明直後
返品・取消・不良品 予約後の取消可否、期限、方法、返送料、返金方法、契約不適合・破損・誤配送時の対応を申込前に表示する。「返品不可」だけで不良品対応まで排除しない。 通信販売責任者/法務/CS責任者 予約受付開始前
最終確認画面 分量、販売価格・送料等、支払時期・方法、引渡時期、申込期間がある場合はその期間、取消・返品条件を注文確定直前に一覧表示する。入力内容を確認・訂正でき、ボタンが有償申込みであることを明示する。全端末の画面とテスト結果を保存する。 EC責任者/法務/QA担当 予約受付開始前、画面改修の公開前
不承諾・未成立時の返金 自動・手動双方で不承諾を処理できるようにし、受領金の全額を決定当日に返金指図する。返金額・方法・指図日・着金見込みを通知し、注文、決済、返金を突合する。 決済責任者/経理/CS責任者 予約受付開始前にテスト、発生当日
表示根拠の最終品対応 広告の各主張を、最終処方・最終容器・表示した使用方法と同条件の資料へ一対一で紐付ける。試作品、別処方、別容器の結果は最終品の根拠として使わない。対象者・使用条件が異なる資料は「要検証」とし、表示しない。 広告表示責任者/製造販売業者 広告・予約ページの初回公開前、改稿前
法定表示の現物一致 全成分、製造販売業者、販売名、ロット、必要な注意事項を版下と現物で照合する。表示責任者を、法定表示は製造販売業者の品質保証責任者、広告・EC表示は販売業者の広告表示責任者とし、双方の拒否権を記録する。 品質保証責任者/広告表示責任者 版下発注前、各ロット市場出荷判定前
版・記録管理 予約時点の広告、商品ページ、特商法表示、最終確認画面、規約、承諾通知、投稿、承認記録を注文IDと版番号で保存し、後から購入者が見た条件を再現できる。 EC責任者/文書管理責任者 公開時、各注文受付時
取引状態遷移の外部確認 利用規約、最終確認画面、申込み受領通知、承諾通知、注文状態、決済確定(与信・決済capture)、在庫引当、法13条通知の各時点を一つの状態遷移表にまとめ、外部法務が承認する。会計上のP/L売上認識の時点は同表に混ぜず、会計方針側の記録とする。承認記録と版を保存し、フロー変更時は再承認する。 法務(外部法務レビュー)/通信販売責任者 予約受付開始前、フロー変更の公開前

F-4. 記録、解析、原本照合


G. リスク・撤退線

G-1. 模倣耐性の層2:拡大時の時間差候補としての処方・原料排他

G-1-1. 結論

模倣耐性は二層で設計する。中核(層1)はB-5の一体系(世界観・約束・固有記号・色名/語彙・投稿文法・店頭体験)と発売後に蓄積する直接顧客・再購入であり、選好・正価選択・ロゴなし再認・指名維持で検証する。本節が扱うのは層2=拡大時の時間差候補に限る。層2だけを模倣耐性の全体とはせず、層2が不成立でも層1の設計・検証は続ける。

層2として採る構造は、W1×C04向けに開発した専用処方と、その性能に不可欠な主要原料を対象にした、用途・地域・期間限定の排他供給契約である。JVまたはブランド運営会社を権利者とし、OEMと、主要原料の権利者・供給者がOEMと別会社ならその会社も契約当事者にする。比較データ、相性表、CRM、発信者、表現、先行販売は、この層2の構造には数えない(比較データ・相性表・CRMは検証証拠または発売後資産、発信者・表現は層1の構成要素として別に扱う)。

ただし、現時点では専用処方、不可欠な主要原料、排他契約、OEM見積、独立した再現試験のいずれも存在しない。したがって、層2(拡大時の時間差候補)は未成立である。以下は成立済みの優位ではなく、成立可否をT3または全国配荷前に判定するための取得仕様である。契約書へ署名しただけでも合格にしない。資本力のある競合が別のOEM・別原料で同等性能を短期間に再現できるなら、その契約は競合の追随を止めないからである。

競合は明日、同じ用途や近い言葉を名乗ることができる。本件の契約で止められるのは、契約で特定した専用処方・主要原料へのアクセスであり、言葉そのものではない。T3または全国配荷前の迂回再現試験で別処方から同等性能を作れないことまで確認して初めて、「同じ結果を伴う即時追随には時間がかかる」と判断する。そこまで確認できない場合は、「競合が明日名乗れない理由」はないと記載する。

W1×C04は第一推奨として仮採用であり、確定ではない。WHOまたは主入口を変更した場合は、変更後の用途で契約範囲と再現試験をやり直す。W1×C04向けの排他を、別のWHO×CEPの模倣耐性として流用しない。

G-1-2. 七つの候補の実務判定

候補 4,000万円・JV・OEM前提で発売時点に取れるか 採否 実務判断
原料/処方の排他契約 取れる可能性はあるが要検証 層2の時間差候補として採用 専用金型や長年の認知を必要とせず、T3または全国配荷前に契約として存在させられる。ただし、OEMの標準処方を本ブランドだけに出さないという約束では不十分。C04性能に不可欠な専用処方・主要原料、類似処方の技術的範囲、第三者への供給禁止、権利承継まで必要である。候補OEMと原料供給者の受諾可否、排他料、最低発注量はすべて要検証。
容器/機構の意匠・特許 権利化の可能性はあるが、現行の初号方針では取れない 採らない 初号は既製容器、専用金型への最初の12か月の支出は0円である。既製容器の外観を本件の独占物にはできず、意匠は外観を保護してもC04の効果は保護しない。特許庁も、意匠の対象を物品等の形状・模様・色彩等の外観としている(特許庁「意匠とは」)。新規機構も未発明・未評価であり、初号の成立条件には置かない。
固有の使用所作と体験の記憶 発売日に提示はできるが、模倣耐性としては取れない 採らない 一回の使用手順や説明は競合も再現できる。ブランドとの結び付きは、継続使用、想起、誤帰属の実測を経て初めて確認できる。発売時点は記憶形成前なので、識別表現には使っても即時追随を阻む理由にはしない。
データ取得構造 取得導線は作れるが、拡大時点の模倣耐性にはならない 採らない 発売前のデータ量は少なく、同意取得済みCRMや評価票の仕組み自体は競合も作れる。比較履歴と相性データは発売後に改善速度を上げる資産候補であり、発売日の排他構造ではない。
供給枠の押さえ 自社の欠品対策としては取れる可能性がある 採らない 一社の製造枠を押さえても、資本力のある競合は別工場・別原料を使える。さらに前払いや最低発注で4,000万円の運転資金を拘束する。自社の供給継続条件として契約しても、模倣耐性には数えない。
人格/世界観のIP 名称・ロゴ・制作物の保護は可能 採らない 商標は登録商標と同一・類似の標章を指定商品等で保護するが、食後の色印象を整えるという一般的な機能を独占しない(特許庁「商標権の効力」)。著作権も個別の文章・画像を保護するだけで、競合が別表現で同じ便益を訴求することは止めない。特定人物への依存は、承継可能なブランド資産を作る目的とも合わない。名称・ロゴ・制作物は権利を確保するが、本項の模倣耐性には数えない。
再現所要時間 単独の権利や契約としては取れない 採らない。採用候補の証拠に使う 「再現に時間がかかる」は構造ではなく結果である。独立した第二OEMが処方を知らない状態でC04性能を期限内に再現できないことを確認した場合だけ、処方・原料排他が実際に時間差を生む証拠にする。試験を行わない、または第二OEMが期限内に再現した場合は不合格とする。

G-1-3. 採る構造の契約仕様

契約の対象は、単なる製品コードではなく、専用処方、主要原料の銘柄・グレード、製造条件、C04性能に影響する許容範囲で特定する。全成分表示だけでは分からない配合比、工程、規格値を別紙に置き、変更履歴を残す。経済産業省が示す営業秘密の三要件は「有用性・秘密管理性・非公知性」であるため、秘密表示、閲覧権限、アクセス記録、持出し禁止、退職・再委託時の管理まで契約と運用に入れる(経済産業省「営業秘密」)。

項目 本件の要求内容
契約当事者 JVまたはブランド運営会社、選定OEM、主要原料の権利者・供給者。OEMが原料権利者なら二社契約、別会社なら三社契約とする
契約形態 専用処方開発・製造委託契約に、処方の用途限定独占ライセンス、主要原料の用途限定排他供給、秘密保持、品質保証、供給継続、権利承継を一体で付ける。法的な有効性と競争法上の範囲は契約締結前に弁護士が確認する
排他対象 専用処方、C04性能に不可欠と技術資料で確認した主要原料の銘柄・グレード、別紙で定義した近接処方。OEMの既存カタログ処方を名称だけ変えたものは対象にしない
地域・商品・用途 日本国内、リップメイク商品、食後・日中の残色に対する色印象の補整用途に限定する。C01や他カテゴリへ無制限に広げない
期間 処方確定日から初回発売後24か月までを本件の契約要求値とする。24か月は業界相場ではなく、現行文書で初期制約を置く最初の12か月と、その後の再購入・限定小売を確認する12か月を連続して覆うための内部基準である
禁止行為 OEM・原料供給者が、排他対象を第三者へ提案、試作、製造、販売、供給、再許諾することを禁止する。子会社・再委託先を含め、契約対象外の別原料・別処方まで不当に拘束しない
権利の帰属 C04比較データ、仕様書、適用ノウハウ、試作履歴はJVまたはブランド運営会社へ帰属させる。処方の原権利がOEMに残る場合でも、JVまたはブランド運営会社が契約期間中の取消不能・譲渡可能な独占ライセンスを持ち、事業売却時に譲受人へ承継できる形にする。親会社や個人には帰属させない
供給停止への備え 完全処方、工程、規格書を第三者エスクローへ預ける。長期供給停止、重大な品質違反、倒産、契約違反時は、代替OEMへ移管できる解除条件を入れる
品質・変更管理 原料置換、配合比、工程、製造所、容器接触材を無断変更しない。ロット記録、規格書、試験成績、逸脱・回収時の責任分担を品質契約に置く

排他契約だけでは、別原料で同じ使用結果を作る競合を止められない。そこで、契約対象の技術的な必要性と再現所要時間を同時に確認する。主要原料を外しても同じC04比較基準を満たすなら、その原料の排他は本件の模倣耐性にならない。

G-1-4. 取得方法、相手、費用、所要期間

同じ要求仕様書を、リップ処方開発を公開している日本色材工業研究所、メイクアップの処方開発・試作・製造とオリジナル原料開発を公開しているTOA、リップOEMのロット・納期・費用例を公開しているSUNAO製薬の三社へ同日に出す。これは交渉候補であり、各社が本件の排他条件を受けるかは要検証である。候補を一社に限定せず、同じ項目で書面回答を取る。

時点 実行内容 完了物
0~10営業日 RFP回答依頼期間として本件で10営業日を設定し、三社へ、W1×C04要求仕様、排他範囲、権利帰属、原料供給者の開示、概算費用、最低発注量、供給能力、試作・試験日程を同一書式で照会する。NDA締結前は一般化した性能要件だけを渡す 三社の回答原本と、同一項目の比較表
NDA締結後 C04の試作品を反復し、主要原料を外した対照処方も同時に作る。OEMの標準処方と専用処方を別コードにし、試作履歴を保存する 試作品、処方コード、主要原料の有無による比較結果、排他条項案
処方確定前 OEMと原料供給者から排他条件のタームシートを取り、事業売却時の承継、エスクロー、代替製造、最低発注、違約時の扱いまで合意する。条件が合わない候補は試作継続前に外す 署名済みタームシート、権利関係図、最終見積
処方確定後 安定性・安全性・容器適合を確認しながら、第二OEMによる90日間の迂回再現試験を並行する。第二OEMには秘密処方を渡さず、成分・工程を開示しない製品見本、公開可能な使用目的、C-6と同じ事前登録済み評価条件だけを渡す 品質試験報告、C04ブラインド比較、第二OEMの試作・見積・日程と再現試験報告
T3または全国配荷承認前 本契約、排他別紙、品質契約、秘密管理規程、エスクロー、権利承継条項を締結し、全証拠を原本照合する 署名済み契約一式とG-1-5の証拠一式

所要期間の公開参考値は、フェイスラボが「試作品提出まで2~3週間程度、処方決定後の資材選定・安定性・安全性確認に3か月程度」とし(フェイスラボFAQ)、TOAが「処方やパッケージ仕様決定後3~6か月程度」としている(TOA事業紹介)。いずれも本件の専用リップと排他交渉の確約納期ではない。したがって、処方確定後3か月未満を発売前提にせず、試作反復、契約交渉、90日間の迂回再現試験を含む全体日程は三社回答で確定する。現時点の発売可能日は要検証である。

費用の公開参考値として、SUNAO製薬はリップについて3,000個から、最短2か月、80万円からと掲載し、容器費用は別としている(SUNAO製薬「化粧品のOEM」)。これは一般的な公開例であり、C04専用処方、特殊原料、排他料、追加試作、安定性・安全性試験、弁護士費用、エスクロー、原料確保を含む本件見積ではない。候補三社の公開ページに排他料の金額はなく、本件の総費用は要検証である。

三社からは、通常製造費と容器費に加えて、①有償開発・追加試作、②排他の固定対価、③最低購入額またはロイヤルティ、④主要原料の確保、⑤安定性・安全性・容器適合試験、⑥契約・エスクロー、の六項目を分けた見積を取る。項目をまとめた総額回答は受け取らない。4,000万円の資金計画では、C04比較、安全性・安定性、初回生産、回収対応資金、EC運営に必要な現金を先に満たす。排他費用または最低発注によって一項目でも実行不能になる契約は採らない。見積が出る前に便宜的な排他予算を置かない。

G-1-5. 取れた証拠と棄却条件

次の五点がすべてそろった場合にだけ、契約で特定した範囲について「拡大時点の模倣耐性が成立した」と判定する。一点でも欠ければ未成立である。

必須証拠 原本で確認する内容
1. 署名済み契約一式 排他対象、地域、商品、用途、期間、禁止行為、再委託先、品質、違反時の措置が本文と別紙で一致している
2. 権利関係と承継可能性 JVまたはブランド運営会社が権利者で、主要原料の権利者まで契約が連続し、事業売却・OEM変更時にも権利と資料を承継できる。弁護士の契約レビュー記録がある
3. 技術資料と秘密管理 専用処方、主要原料の銘柄・グレード、製造条件、許容範囲、変更履歴、閲覧権限、アクセス記録、エスクロー受領証がそろっている
4. C04性能と原料必要性 専用処方がC-6のC04確認試験を通り、主要原料を外した対照処方が同じ基準を満たさない。安全・法規・安定性の不適合がない
5. 90日間の迂回再現試験 独立した第二OEMが、秘密処方を受け取らず、成分・工程を開示しない製品見本と同じ評価条件から開発しても、90日以内にC-6の主要評価、時間・手数・仕上がり、濃化・濁り・ムラ、乾燥、上塗り、手順負担、安全性・安定性を同時に満たす量産候補と、4,000万円の資金計画内で実行できる見積を提示できなかった。90日は業界平均ではなく、公開されている約3か月の安定性・安全性確認期間に合わせた本件の検証期間である

第二OEMの失敗は、すべての大手企業の研究設備・人員を再現する証拠ではない。したがって、五点がそろった後も、主張できるのは「契約対象へのアクセスを止め、公開情報から同等性能を作る迂回経路は90日間の試験で確認されなかった」までである。「どの競合も同等品を作れない」「機能名を独占した」とは記載しない。

次のいずれかが起きた時点で、この構造は棄却する。

G-1-6. リップ・コスメ領域の実例

ここでいう「効いた」は、差止めまたは侵害認定によって具体的な模倣へ法的効果が生じたことを指す。売上成長の因果を意味しない。「効かなかった」は、権利や主張があっても保護要件を満たさない、または別設計・別処方で権利範囲を外れた例を指す。

判定 実例 何が起きたか 本件への意味 出典
効いた Essieのネイルポリッシュ容器 米国連邦地裁は、ほぼ同一の容器で市場参入しようとした被告に予備的差止めを認めた。単純な四角い無ラベル容器でも、長期使用、報道、販売、消費者の出所認識に関する証拠があり、トレードドレスの二次的意味が認められた 使用体験や外観の記憶は、蓄積と出所認識の証拠があれば効き得る。ただし発売日に得られるものではない。本件の「固有の所作と記憶」を初期の模倣耐性に数えない理由でもある Essie Cosmetics v. Dae Do International, 808 F. Supp. 952
効いた LG「The History of Whoo」のリップ容器 代理人の事件報告によれば、容器意匠は2017年6月6日出願、同年12月15日登録。広州知識産権法院は、小さな模様差が全体の視覚的効果を変えないとして侵害を認定し、20万元の賠償を命じた 新規で具体的な外観を発売前に出願し、模倣品との類似を権利範囲で示せる場合は効く。一方、本件の初号は既製容器であり、この条件に当てはまらない。出典は判決原文ではなく権利者側代理人の事件報告である Unitalen case report
効かなかった Mana Productsの化粧品コンパクト 米国連邦地裁は、コンパクトの外観に固有の識別力がなく、消費者調査、市場シェア、報道、独占使用期間等の二次的意味の証拠も不足するとして、被告側の略式判決を認めた 市販部品の組合せや広告費の主張だけでは、出所を示す外観の権利にならない。既製容器に色やロゴを載せるだけの本件初号を模倣耐性と呼べない Mana Products v. Columbia Cosmetics, 858 F. Supp. 361
効かなかった Kaoの毛穴パック特許とUnilever製品 米国連邦巡回区控訴裁判所は、Kaoの請求項が酸の塩形を除外していたのに対し、Unilever製品は塩形を使っていたため、非侵害判断を維持した。使用目的が近くても、化学形態が請求範囲外なら止められなかった 特定原料・処方を狭く定義するだけでは、別の化学形態で迂回される。排他契約に加え、別原料での再現試験が必要である Kao Corp. v. Unilever, 441 F.3d 963
効かなかった Olaplexの毛髪ブリーチ関連特許の一部請求項 米国連邦巡回区控訴裁判所は、L'Oréalによる情報利用に関する事実を前提にしても、対象特許の代表請求項は先行技術から自明で無効と判断した。同じ判決内でも毛髪切断に関する別請求項の扱いは異なるため、全特許が無効になった例ではない 模倣の事実や「特許出願済み」という表示だけでは、先行技術に耐える権利にならない。技術の新規性と権利範囲を発売前に確認する必要がある L'Oréal USA v. Olaplex, No. 2019-2410

実例の差は、次のように一般化できる。

効いた条件 効かなかった条件
保護対象が具体的な容器外観または技術として特定され、公開・模倣より前に権利化されている 市販部品、一般的な使用手順、抽象的な便益、広告文だけで対象が特定されていない
権利の有効性、出所認識、侵害対象との一致を証拠で示せる 認知の証拠がない、先行技術から自明、権利範囲が狭く別設計・別処方で外せる
権利者、契約相手、地域、期間、承継先が明確で、実際に差止めや請求を行える OEMや個人に権利が残り、ブランド事業の譲受人へ移せない
技術を公開情報だけから再現するのに実測上の時間がかかる データ基盤やCRMを作った事実だけを、再現困難性の証拠として扱う

したがって、本件で処方・原料排他が効く条件は、契約範囲の広さそのものではなく、C04性能に不可欠な対象を正確に限定し、その対象を使わない第二OEMがT3または全国配荷前の検証期間で同等品を作れないことまで確認できるかにある。

G-1-7. 層2未成立時の扱い

G-1-5の五証拠がそろうまで、技術・供給排他は未成立である。未成立でも本書は新商品開発プランのままであり、層1の設計・検証と、層2証拠の取得を続ける。ただし、比較データ、相性表、CRM、名称、表現を、競合の即時追随を止める技術・供給排他の代わりにはしない。

適用規則は全章で次の一つに統一する。

実行 G-1五証拠 他の必須条件
T1の証拠取得 不要。取得対象である Day 90合格、T1上限・回収不能額・成果物・中止条件・資金繰り
損失限定の小規模自社EC販売T2 不要 C04正式合格、F-3、通常価格、初回生産上限、回収・返金原資、資金繰り
全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性の対外主張、T3 五証拠すべて必須 M4-R1、M4-R2、M5-N、Scale Gate 2、T3決裁

五証拠がそろっても、需要、製品、法務・品質、正価購入、再購入、非依存、規模を代替しない。五証拠の一つでも欠けるときは、全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性の対外主張、T3を停止する。

G-2. 両親会社・人物への依存

次の依存は実績ではなく、初期計画のまま進めた場合のリスク仮説である。

依存の面 起こり得る状態 停止・是正
獲得 新規顧客がHJの人物・投稿に集中する F-2bのM5系(新規・既存別)とE-4の支援停止試験を通るまで広告・小売・SKUを拡大しない
顔・素材 ブランド識別が起用者の顔に依存する ロゴを外した帰属、複数発信者、非HJ再現を確認
運用知 商品、PR、SNS、EC、CRMが両社の人員に留まる Day 60までに運営責任者と法人アカウントへ移管
PR 話題がマテリアルの継続実行に依存する 第三者の正確な説明、検索、指名、販売員資料を法人へ残す
データ・権利 EC、CRM、試験、商標、素材、供給契約が親会社・個人名義に分散する Day 0から法人帰属。承継不能ならデータ取得、量産、拡大を止める
無償工数 両社の支援が損益・CACに現れない 現金CACと市場価格換算した正規化CACを併記

G-3. 安全、法規、表示、取引

G-4. OEM、供給、在庫

量産前に、MOQの単位と総費用、リードタイム、支払条件、原料・容器の調達、安定性、容器適合、量産再現、規格、試験、市場出荷判定、欠陥・回収、処方・試験・図面・契約の帰属、排他供給、エスクロー、事業売却時承継を文書で確認する。

初回は既製容器の1物理SKUだけとし、C01専用品、C11、追加色、専用金型、限定容器を在庫化しない。発注時最大損失が承認済み上限を超える、週次資金繰りが負になる、または検証済み正価需要がMOQを使用期限内に消化できない場合は発注しない。

G-5. 停止線

判断時点 停止線 停止するもの
Day 0 4決裁の一つが未記入、D1≠C04、またはL90未記入 本FINALのC04 RFP、W1事前登録、90日表、社外支出
Day 2 V0未署名、RFPの受領・参加意思・不足一覧が取れない 当該OEMとの継続。完全回答不足ではまだ中止しない
Day 14 V1D不合格、人体使用技術基準なし、V1C不合格 W1×C04または#3枝に応じる支出。RFPは10営業日の期限前に切らない
Day 23 Gate 1B不合格 短い約束、識別、名前あり公開物
Day 24 対象3群・Target_g・対象SKUの版凍結が未完、または最大12SKUで累積使用日数70%へ届かない DEV_BRIEF_C04の送付、以後のOEM試作・予備試験。観測後の対象WHOの狭め直し・群除外で救済しない
Day 30 Gate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)、M3n(=B3・単回)の一つでも不合格、または凍結済みDEV_BRIEF_C04・試作品計画・選定OEMの書面日程が未確認 Day 31–90の未使用費。C01、C11、外装、表現で補わない。Day 30では予備試験の合否を出さない
Day 60 P_PRE未到達、Day 75までに両予備試験を完了できる信頼できる書面日程がない、または一体系、C-6引き渡し、RFP完全回答・選定、T1見積が未完 V1P-color-pre432,000円・V1P-pre1,152,000円を含むDay 31–90の未使用費
Day 75 V1P-color-preまたはV1P-preが不合格、あるいは日程上Day 75までに完了できない 当該色条件・処方方向の採用。安全・標本・手順を圧縮して間に合わせない。Day 90を不合格としT1を解放しない
Day 90 統合合格またはT1決裁資料が未完 T1の最初の1円
T1 L_DEV超過、V1P-final不合格、重大安全・法務品質不適合 未使用T1、T2、予約、販売
T2 L_LAUNCH超過、F-3不合格、M3が中止条件に該当、資金残高負 発注、配送、補充、T3
発売後 M4-R1、M4-R2、M5-N、Scale Gate 2の一つでも未設定・未達 T3、追加SKU、全国配荷、広告増額
G-1 五証拠の一つでも未取得 全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性の対外主張、T3。小規模T2は他条件で別判定
全期間 累計上限超過、名義・同意・安全・法規・品質の未完 該当支出、人体使用、配信、発注、取引

| 全期間 | C04単独SKUで前後両工程・部位横展開の性能を対外表示、またはブランド上位の約束(B-5-4)を4候補比較・関確定の前に単独採用 | 当該表示・広告・EC・店頭掲載 |

旧モデル由来のシェア、入口比率、消化率、旧固定買い足し日数、平均個数、店舗数、店月販、色集中は停止線に使わない。復活禁止の旧数値は本書のどこにも参考値として再掲しない。

G-6. 停止権限

意見が一致しない場合は、より広い停止範囲を一時適用し、追加支出を行わない。


H. 前提未確定

H-1. 現時点の統一判定

関の4決裁前はV0、V1D、V1P-color-pre、V1P-pre、V1B(B1〜B4)、V1C、V1P-color-final、V1P-final、F-3、Scale Gate 2、G-1五証拠のすべてが未合格である。C04単独の人数、頻度、正価獲得率、年間個数、原価、MOQ、粗利、CAC、P/L売上も未取得である。

本書は未合格事項を到達させる勝てる新商品コンセプト+マーケティングプラン+事業計画を含む一本の新商品開発プランである。未合格を理由に、本書を検証だけの計画へ格下げしない。一方、未合格のまま完成商品、予約、販売、配送、全国配荷、追加SKUを承認しない。

H-2. 未取得情報、責任、相対期限

未取得・未決 単独責任 相対期限 未到達時
関の4決裁とL90 投資決裁責任者 Day 0 社外発注、募集、人体使用、配信、予約への解放0円
JV名義、署名権限、知財・データ・契約帰属 JV法務責任者 Day 2 個人・親会社名義で開始しない
V1D n=400+独立日記 消費者調査責任者 Day 14 W1×C04を継続しない
RFP 商品開発責任者 Day 0送付、Day 2受領等、Day 5候補絞り込み、10営業日で完全回答、翌日比較、翌々日選定 期限前の完全回答不足では中止しない。完全回答後に適格候補0社なら試作発注0円
人体使用、安全、品質の技術基準 製造販売業者 Day 9 唇への使用を開始しない
名称・先行商標・ドメイン/SNS・関の選択 ブランド責任者・法務責任者 Day 14 名前あり刺激、B4、商標出願、公開物を止める
Gate 1B ブランド責任者 Day 23 短い約束・記号を採用しない
対象3群・Target_g・対象SKUの版凍結とDEV_BRIEF_C04送付 商品開発責任者・消費者調査責任者 Day 24 OEMへ残色条件を渡さない。以後の試作・予備試験を起動しない
Gate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)、M3n(=B3・単回)、凍結済みDEV_BRIEF_C04・試作品計画・選定OEM書面日程の確認 商品開発・計測・ブランド責任者 Day 30 Day 31–90の未使用費を解放しない。C01を始めない
P_PRE(予備試作品・容器の受領と製造販売業者の人体使用可の書面受領) 商品開発責任者・製造販売業者 Day 60までに到達 V1P-color-preV1P-preを開始せず、当該試験費を支払わない
V1P-color-preV1P-preの実合否 商品開発・計測責任者 Day 75 当該色条件・処方方向を採用せず、Day 90を不合格としT1を解放しない
通常価格(1,980円/2,200円の一つ) 関(提出は価格責任者・財務責任者・商品開発責任者) Gate 3の最終確認画面・規約へ価格を書き込む前 Gate 3完了、T2決裁、Gate R、実決済を止める
90日統合報告とT1決裁案 プログラム・財務責任者 Day 90 L_DEVを0円のままにする
F0、L0、V1P-color-final、V1P-final、F-3 商品開発・製造販売・法務責任者 T1解放後。L0書面でDay 0相対日を確定 T2、実決済、市場出荷0円
HJ/外部の到達、費用、権利 獲得責任者 Day 14 D-2のOPTIONALREQUIRED枝で停止し、HJのJV条件を再決裁
M3、M4、M5 EC・CRM・独立性責任者 Gate 3、D0、事前消尽窓・支援停止観測の各相対日 T3を解放しない
C04単独規模・採算 E-6記載の各責任者 代表性調査はDay 30までに設計、値は適法販売後の所定観測窓 旧値で埋めずScale Gate 2未合格
G-1五証拠 法務・商品開発・独立試験責任者 T1内のL0書面日程 T3、全国配荷、大型在庫、専用資産、模倣耐性主張を止める

H-3. 推奨枝以外の処理

H-4. C11夜色

C11は初回商品、初回売上、固定拡張、必須容器に含めない。長時間口唇使用の安全性、枕・髪・歯・肌への移染、無色夜ケア・既存色付き夜ケアとの差、翌朝便益、連続使用を無料試験で確認する。金銭を取る場合はC11についてもF-3の法務・品質・取引ゲートを別に通す。C04不合格時の代替にしない。

H-5. 次に関へ戻る必須決裁

4点決裁だけで以後の資金・価格・発売が承認されたとは扱わない。

決裁 提出物 相対期限 未決時に停止
ブランド上位の約束(4候補) B-5-4のA〜D比較結果、Gate 1B(B1〜B4)、先行商標・表示審査 Day 14に4候補凍結、Day 23(Gate 1B)で関が確定 確定約束を使った広告・EC・店頭見出しの公開
名称 候補、識別力、先行商標、ドメイン/SNS、表示審査 Day 14 名前あり刺激、B4、出願、公開
T1開発資金 90日報告、作業別見積、L_DEVE_DEV、成果物、中止条件、資金繰り Day 90 F0、正式確認、法務品質、原料必要性、迂回試験
通常価格(T2初回) 最終処方(F0)、着地原価、B3の1,980円/2,200円模擬選択(価格別Pass(P)の結果と、両方合格=2,200円/Pass(1,980)だけ=1,980円という通常価格候補)、実在競合価格、粗利、返品条件 Gate 3の最終確認画面・利用規約へ価格を書き込む前。その後にGate 3合格→T2決裁→Gate R/M3。L0でDay 0相対日を記録 価格表示、Gate 3完了、予約、販売
T2発売・初回生産 C04正式合格(V1P-finalV1P-color-finalのAND)、F-3、Gate 3合格、決裁済み通常価格、MOQ、最大損失、資金繰り、L_LAUNCHE_LAUNCH 通常価格決裁とGate 3合格の後、初回発注前。L0でDay 0相対日を記録 初回発注、有料予約、市場出荷
T3拡大 M4-R1、M4-R2、M5-N、Scale Gate 2、G-1五証拠、L_SCALEE_SCALE 上記五条件の原本照合後 全国配荷、大型在庫、広告増額、専用資産、追加SKU

大戦略8点セルフチェック

# 論点 現在 次の決定証拠
1 WHOと第一実験 W1×C04推奨、C04単独規模は未算定 関#1、V1D、V1P、M3n
2 短い約束と内部要求 分離済み、採用未完 Gate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)、B3の正価選択、B2の購入理由
3 製品・剤型 1SKU、剤型は関#2、性能未合格 測色V1P-color-prefinal、行動比較V1P-prefinal、実在競合、法務品質
4 二層の模倣耐性 層1は設計済み・検証未了、層2は未成立 層1の選好・正価・ロゴなし再認・継続・指名維持、層2の五証拠
5 取引成立 到達主義の状態遷移を規定、実装未完 外部法務確認、Gate 0→1→2→3→R→4→S→D
6 HJと独立運営 関#3未決 両レーン絶対基準、JV条件再決裁、M5-N・M4-R1・M4-R2
7 年商5億円 C04単独・1SKUでは未算定・未合格 代表性区間、P/L単価、正価獲得、粗利、CAC、MOQ、資金
8 資金 L90、T1、T2、T3すべて未決 関#4、積上げ、各上限・回収不能額・成果物・中止条件

再出荷条件の実装照合

累積仕様 本書の実装先
ゴール維持・決裁メモと最終プランの分離 冒頭、A、別紙11_KESSAI_MEMO.md
90日/F0・L0発売可能化の二時計 冒頭、F-2、F-2b
層1の一体系と層2の時間差候補 B-5、D-3、G-1
選好・正価・ロゴなし再認・継続・指名維持 B-5-5、F-1B、M3、M4、M5
到達主義、受領/承諾通知分離、状態遷移、外部法務 F-3
短い外向き約束と内部要求の分離 B-4、B-5、F-1B
名称、商標、ドメイン/SNS、刺激凍結 B-5b、H-5
積上げ予算と三トランシェ E-7、F-2
残色群・ΔE00・塗布条件の再現 B-3b、C-5、C-6
二つの現行行動、実在競合、同一製品判定式 B-3、C-5、C-6、F-1A
V1Dの一意化 B-3
RFPの10営業日 C-5、F-2、G-5、H-2
4決裁のDay 0分岐 即時決裁節、F-2、H-3
HJ必須/非必須の二枝と絶対基準 D-2、F-1A、G-5
C01はC04正式合格後の別標本・別予算・別ゲート C-6、F-2b
消尽窓再購入と新規/既存の非依存 F-2bのM4・M5
代表性ある全国規模推計。未取得時は未算定 E-6、H-2
旧規模値・固定係数・旧停止閾値を復活させない E-6、G-5
T1の循環除去とG-1規則統一 E-7、F-2b、G-1-7

決裁後に反映する提案差分

以下は関の決裁後に正本へ反映する提案である。本修理では_kettei.md11_FINAL_spine.mdを編集しない。正本の最終ゴールも変更しない。確定正本は_kettei.mdだけであり、11_FINAL_spine.mdは正本ではなく仮採用の作業版である(spineは既にW1×C04を主入口、C01を条件付き共同入口、C11を独立R&D検証枠として仮に置いている)。したがって下表は、_kettei.mdへの変更提案と、11_FINAL_spine.mdの作業版を本書へそろえる更新提案を分けて示す。

対象 現行 決裁後の提案
_kettei.md 商品カテゴリ リップティント #2でFLEXを選んだ場合だけ、剤型名でなくC04の一回補整性能を非交渉条件に更新。TINTなら現行維持
_kettei.md P1の第一推奨 C01→C04→C11 #1で採用した場合、C04第一、C01はC04正式合格後の副評価、C11は独立R&Dへ更新
_kettei.md 模倣リスク耐性 情緒的高付加価値ブランド 層1を世界観・約束・固有記号・感覚品質・色名/語彙・投稿文法・店頭体験と直接顧客・再購入の一体系、層2をG-1の用途限定排他として具体化
11_FINAL_spine.md 入口の扱い W1×C04が主入口、W1×C01は条件付き共同入口(同一処方・共通手順・比較通過が条件)、C11は独立R&D検証枠 #1で採用した場合、C01を共同入口から外し、C04正式合格後の副評価へ更新。C11の独立R&D扱いは維持
11_FINAL_spine.md 外向き約束 「好きな色を、私の色に。」 全色適合の誤解を避け、B-5候補→Gate 1B→一つに確定する工程へ更新。内部要求は別に維持
11_FINAL_spine.md 外向き約束(7/22 L1追加) 旧「食後も、私らしい唇で人前へ。」を単独採用の外向き約束としていた記述 #1承認時、単独採用をやめ、B-5-4の4候補比較(好きなメイクに気が利くひと手/好きなメイクをもっと好きに/旧文言=C04商品メッセージ候補/未実証を含まない機能寄り候補)から関がGate 1B+先行商標・表示審査で確定する工程へ更新
_kettei.md ブランド思想・工程・ポートフォリオ _kettei.mdは7/22追記済み。好きなメイク・好きなリップと競合・奪取しない支援役思想(仮称「スーパーサブ」)、部位非依存のマスターブランド先行構成(v2=①役割ブランド→②投入商品型比較→③商品コンセプトの順)、前工程(仕込み=C01)・後工程(コート・色持ち)の両方をブランド射程に含めつつ初号はC04 1SKUに集中する方針、ギャルは課題強度の象徴でありWHO定義でない扱いまで記載済み 本書B-0の投入商品型3案比較(前工程ベース/後工程コート/前後ペア)の5基準・第一推奨(前工程ベースの初号=W1×C04)・各案独立ゲート(後工程コートは独立R&D、前後ペアは各単品合格後)を_kettei.mdへ反映する提案
11_FINAL_spine.md HJ内部到達 製品比較とのAND #3でOPTIONALならHJ/外部のどちらかが同じ絶対基準を通る枝へ更新。REQUIREDならHJ ANDを維持
11_FINAL_spine.md 規模 C04+C01、隣接WHO・CEP、多SKUを含むレンジ C04単独・現行1SKUの代表性区間、変数台帳、保守/中央/上限へ更新
11_FINAL_spine.md 模倣耐性 比較履歴、相性表、素材、CRMを発売時の模倣耐性に含める 発売後資産と技術・供給排他を分離し、層2はG-1五証拠だけで判定
11_FINAL_spine.md 有料購入 90日内の有料予約・少量販売 90日は無決済、F0・L0後にF-3の到達順序で有料取引へ更新
両正本 90日後資金の区分なし T1開発、T2初回生産・市場出荷、T3拡大と、各上限・回収不能額・成果物・中止条件を追加
両正本 二時計の定義なし Day 0の90日判定と、F0・L0起点の発売可能化を分離

改訂記録(各素材の取込結果と、最新検品と矛盾して直した点)

素材 取込結果 最新検品と矛盾して直した点(各1行)
fy_clock.md 二つの時計・名称確定工程・消尽窓・独立性判定の完成原稿を採用(冒頭・B-5b・F-2b) 旧固定暦日を全て相対日(Day/F0/L0/D0)へ、M4a/M4b→C50-k/C80-k/E80-k・M4-R1/R2、独立性を2×2因果M5-N+残存窓W・ホールドアウトへ、45日を診断値へ格下げ。原稿の比喩的表現(感情面を模倣耐性として述べる言い回し)は使わず観測可能な文へ。r2追加:測色レーンをV1P-color-pre(90日判定レーン)とV1P-color-final(F0後・発売可能化)の二時計へ分離し、二つの時計表・F-1A・F-2b到達順へ反映
fy_brand.md B-4/B-5/D-3/F-1Bの情緒面高付加価値とブランドの核を採用候補として実質そのまま統合 現行B-5の再発明した汎用3案を単一の外向き約束「食後も、私らしい唇で人前へ。」+選定世界観+一整えサイン(#5A3038 縦線24mm×0.8mm+直径3mm円)+色名01 会う前で置換、B1〜B7閾値は全て要検証、原稿G-1の四層と比喩的表現は二層(層1/層2)へ寄せ比喩を削除。r2追加:B-5-5のB1〜B7を唯一のブランド指標定義とし、F-1Bにあったn=200/n=100系の四指標表と別閾値の約束・選好表を削除。F-1BはB1〜B4で90日Gate 1B、B5〜B7を発売可能化/X8で測る構造へ統一し、F-2のM3n=B3・M4p=B2を参照定義へ。B3の各表示セルへDay 14固定のTiny Wonder/OPERAの商品・税込価格・現在行動・買わないを同条件表示(r1の実在競合要件)。r4追加:B1〜B7をブランド指標の唯一の体系として一本化し、別指標だった無助成想起・競合誤帰属(旧M1・旧M2)を廃止。名前ありの再認・誤帰属はB4だけで測る形へB-5b冒頭と刺激説明を変更し、F-2必須指標表から当該2行と別標本・別閾値を除去、Day 30/90日統合/停止線/責任表/セルフチェックの参照をGate 1B(B1〜B4、うち名前ありはB4)へ統一(名称・商標工程は保持)。M3nはB3と同一の単回試験(Day 16〜19回収・Day 20判定・Day 23統合)だけとし、Day 61〜90の新規標本による再確定を削除してDay 23署名済みB3原本の90日報告転載に置換。B4の提示をDay 18〜Day 19 18:00・各提示から48時間後回収・Day 21 18:00最終判定へ改め、Day 20提示の不可能日程を削除。r5追加:B3/M3nを「価格P∈{1,980円, 2,200円}×提示∈{ブランド一体系, 機能のみ}の4セル各n=100・無作為割付、実在競合と現在行動と買わないを各セル同条件表示」の単回試験として一意化し、合否を価格別のPass(P)(同価格Pのブランド一体系セルの商品選択率20%以上、かつ同価格Pの機能のみセルより8ポイント以上高い、のAND。内部暫定基準・要検証)へ分解。B3合格=Pass(2,200)またはPass(1,980)とし、両方合格=2,200円、Pass(1,980)だけ=1,980円を通常価格候補、両方不合格=B3/Gate 1B不合格へ改めて「2,200円セル単独合格でしか通らない」旧判定を削除。実価格決裁は従来どおりGate 3の価格書き込み前に関が行う点を維持し、B-5-5・F-1B・F-2のM3n・D-3・H-5の各参照を同一の単回試験へ同期
fy_exec.md 契約成立状態機械・積上げ予算・残色測色・全国人数推計の完成原稿を採用(F-3/F-2/B-3b/E-6) 送信主義→到達主義(TX0〜TX10・受領/承諾分離・外部法務)、暦日→相対日、n=48×3群測色をA/B・実在競合行動比較と別試験化、パネルn2000/独立n800/bootstrap2000/pL・pC・pUを分離原則へ。r2追加:fy_execの旧500万円積上げを、最新検品の追加比較費(V1P-pre=C-6の行動比較謝礼を別行で追加。旧V1P-color-pre432,000円は独立費目として保持)に合わせて修正し、三調査超過時の式も基準積上げ額+超過額へ更新。B-3bの測色仕様はT240・標準食・k-medoids 3群・D65・CIEDE2000に一意化し、旧「食後30分」「事前色域区分」を削除してC-4/C-5を同条件へそろえた。r3追加:fy_exec C-6差替えの測色実施条件(参加前統制・環境順化・3点ROIと3回反復・時間統制・分析天秤計量と10分静置・機器の事前登録・白黒校正と3回限りの再測定・原データ保存)をB-3bの完成原稿として復活させ、あわせてC-6のV1P-preV1P-finalを透明バーム独立訪問を含む各人4訪問V1P-color-prefinalの3訪問は別試験として不変)へ改め、謝礼1,152,000円へ全表を同期した。r4追加:B-3b冒頭の「実測セッションの設計」表を削除して測色プロトコル表+標準手順表だけを正とし、ROI別仕様と30人未満群だけ除外可能の文を削って下唇3点ROI・3群未成立の一ルールへ統一、「各残色群についてOEM…」を閾値を置かない参照マップ化。残色時点の呼称を手順基準(元色塗布4時間後=標準食終了約15分後の残色T240)へ統一し、「食後4時間残色」「食後の評価時点=食後4時間」というラベル矛盾をB-3b・C-5から除去(塗布3時間30分後に食事開始・15分以内終了・食後5分処理・塗布4時間後測色の手順自体は保持)。V1P-color-finalを「同じ閾値」で済ませず各群ceil(0.75*n_g)ceil(0.625*n_g)・全体ceil((34/48)*N)の割合式(n_g=20・N=60なら15/20・13/20・43/60)へ明文化し3群すべて必須に、C-4の「最大3群から1〜3群」「合格群だけ対象」を削除して3群全部をpre/finalへ通し観測後の群除外救済を禁止。見積ルールを原則3社の同一仕様書面見積(例外は3社不存在または公定/公式固定価格に限り理由・価格原本・財務責任者承認を保存)へ改め2社確定の記述を全削除、全国調査は3社見積・採用は資本関係のない2パネルへ。V1D本調査2社270,400・独立日記180,000・B1〜B4計1,360,000・名称/商標調査150,000を独立行で追加し、全25費目の直接費7,562,400円・予備費550,000円・基準積上げ8,112,400円へ全表を同期した。r5追加:需要側の実使用SKU入力をfy_exec完成原稿どおりB-3へ復活させ(直近28日・最大5SKU・質問ID K0〜K8でブランド/公式商品名/色番号・色名/JAN/購入場所/購入日/使用日数を取得し、容器全体写真・底面/側面ラベル・色番号・購入履歴または公式商品URLを証拠とし、不一致/同定不能/重複を理由付きで除外)、SKU使用日数構成比=当該SKUの検証済み使用日数÷全SKUの検証済み使用日数をパネルA/B別算出→統合、候補は両パネル各5人以上・累積70%以上を上位から最大12SKUとし、B-3bはV1D n=400の同一標本で追加標本を作らない形へB-3bの対象SKU固定行を同期。12SKUで70%未達時は「一色で対象残色3群を覆う商品計画は不合格」とし、観測後の対象WHOの狭め直し・群除外による救済を全節で禁止。E-6の全国推計標本をn_req=max(4,000, n_min)n_A=ceil(n_req÷2)n_B=n_req−n_A(資本関係のない独立2パネル。n_req=4,000なら各2,000)へ明文化し、n_min未算出または4,000超の増員見積・追加承認未完ならN_d未取得・Scale Gate 2と年商5億円を未算定・不合格とし、基準予算は計4,000完了分だけ・超過分は三調査超過式へ入れる規則をE-6プロトコル・変数台帳・F-2予算注記・費目表・停止線へ同期。F-3のTX状態機械とGate 3チェックリストの裸の「売上確定」を「決済capture(決済売上確定。会計上のP/L売上認識ではない)」へ置換し、会計上のP/L売上認識は配送完了その他の承認された会計方針による履行義務充足時だけであることをF-3とE-6-2の双方へ明記(到達主義による契約成立は不変)
fx_90days.md 4決裁・Day 0初動・M3〜M5・段階解放・未取得期限の骨格を採用(冒頭・F-2・G-5・H) 実決済・受領・再購入・支援停止を90日から外しF0・L0起点の発売可能化レーンへ、旧500万円→承認実額L90、45日固定判定を撤去、C01をDay 30から除外。r2追加:Day 0初動のRFP日程をRFP本則(Day 0送付・Day 2受領/意思/不足・完全回答10営業日・比較翌営業日・選定その次)へ一本化し、固定Day 2見積送付/Day 16比較の記述を除去。r4追加:Day 0配線にD1≠C04(C01/W4/保留)の最優先停止を明記し、他のD2D3L90行を上書きしてCHANGE_SPEC作成だけ・社外発注/募集/広告配信/比較試験/人体使用/支出0円とし(D1=C04でもL90未記入なら0円)、D2/D3/L90をCHANGE_SPECへの入力に留めて独立起動させない一意の優先順位へ。段階解放を百分率5/20/30/25/20から費目別の実額支払上限(合計7,562,400、+条件付き予備費550,000で8,112,400。段階内訳はr5で再配分)へ置換し、予備費は再試験ごとの書面承認制、別額L90は比例縮小せず全費目再積上げとした。あわせて広告検証費200,000(HJ系100,000+外部系100,000)を旧Day 31以降の段階からDay 3–14へ移し、V1Cの実施・Day 14判定と支払段階を一致させて前倒し・支出時期の再配分を不要にした(総額7,562,400+予備550,000=8,112,400は不変)。r5追加:90日判定レーンの内側にマイルストーンP_PRE(選定OEMの予備試作品と容器を受領し、かつ製造販売業者から人体使用可の書面を受領した日。第三の時計ではなくDay 0時計上の出来事)を定義し、Day 14=生成規則の凍結、Day 24=探索完了と対象3群・Target_g・対象SKUの凍結および凍結後のDEV_BRIEF_C04送付、Day 24後=選定OEMによるP_PRE予定日と試験完了予定日の書面回答、Day 30=凍結済みDEV_BRIEF・試作品計画・書面日程の確認(予備試験の完了日でも合否日でもない)、Day 60=P_PRE到達済みとDay 75完了の信頼できる書面日程の確認、Day 75=両予備試験の実合否、Day 76〜90=統合報告、という一意の順序へ全節を同期。V1P-color-preV1P-preP_PRE後だけ開始し人体使用承認前に試験費を支払わない、Day 75までに終えられない日程なら安全を圧縮せずDay 90不合格・T1不解放とした。Day 24とDay 30を併記する旧表記は全削除。段階支払上限をDay 0–2 300,000/Day 3–14 1,200,400/Day 15–30 3,728,000(三調査1,300,000+残色コホート270,000+色材98,000+OEM600,000+容器サンプル100,000+B1〜B4 1,360,000)/Day 31–90 2,334,000(V1P-color-pre432,000+V1P-pre1,152,000+容器試験100,000+測色300,000+輸送50,000+EC30,000+CRM60,000+TX実装210,000)=7,562,400へ再配分し、Day 31–90を一段階としてP_PRE前に人体試験2行(合計1,584,000)を支払わない下位ゲートを明記。総額・25費目・予備費550,000・推奨L908,112,400は不変で、前倒し・段階間流用は引き続き禁止
fx_moat.md 模倣耐性7候補判定・24か月用途限定排他・五証拠・棄却条件・実例をG-1へ採用 「唯一の採用候補/発売時点で模倣耐性が成立」を層2(拡大時の時間差候補・現時点未成立)へ格下げし、層1(世界観・約束・記号・直接顧客関係)と分離。第二OEM不再現を全競合不再現へ広げない
fx_legal.md ステマ表示・起用契約条項・化粧品製造販売〜配送の法的順序・Gate 0〜D・取引可能性チェックをD-4-3/F-3/G-3へ採用 極少量販売の免除・最終品前の有料予約を撤去しGate 3前は無決済に限定、承諾を到達主義へ、送信主義に戻さない。r2追加:価格決裁順序を一意化し、最終処方・着地原価・模擬選択(B3)・実在競合価格・粗利がそろった後、Gate 3の最終確認画面/規約へ価格を書き込む前に関がT2初回通常価格を決裁→Gate 3→T2決裁→Gate R/M3の順へ。実決済・使用・継続・採算はT3拡大時の価格維持確認へ移し、D-3・F-2b・F-3・H-5・E-6のP行を同順に統一。r5追加:F-3のTX状態機械(TX1/TX2/TX4/TX5/TX6/TX7/TX9)とGate 3実装チェックリストに残っていた裸の「売上確定」を、決済処理を指す「決済capture」「決済売上確定(capture。会計上のP/L売上認識ではない)」へ全件置換し、TX7の状態名も決済capture・在庫確定・13条通知へ変更。会計上のP/L売上認識は配送完了その他、承認された会計方針による履行義務の充足時だけであることを状態機械直後に明記し、決済captureの日時とP/L売上認識の日時を別項目として台帳へ記録する規則を追加(E-6-2④R_PLの定義と一致。民法第97条第1項の到達主義による契約成立=TX5は不変)
fx_core.md 市場解釈の訂正・食後の二つの現行行動・一文候補・実証範囲・Gate 1B理解四指標をB章/F-1Bへ採用 「色を足して隠す美が市場の主流」という削除済み断定を戻さず、外向きの短い約束(B-5)と内部の要求仕様の一文(B-4)を分離、n=200系をn=400系のV1Dへ一意化。r2追加:原稿由来の「Gate 1B理解四指標(n=200/n=100)」もB-5-5のB1〜B4へ統合して削除し、使用後の再話は合否閾値のない診断値へ
fx_scale.md 4種類の金額区分・C04単独ドライバーツリー・変数台帳・5億円必要個数式・根拠接地の停止線をE-6/E-8へ採用 旧C04+C01合算・多SKU3年数量・旧固定チャネル係数・旧会社外枠の固定数値3点を全削除(数値は参考としても再掲しない)、規模仮説を代表性調査取得までの未算定・未合格へ、頻度パネルn400と人数推計調査を分離。r2追加:E-6変数台帳のOEM期限をRFP-0=概算(完全回答10営業日→翌営業日比較)とDEV_BRIEF_C04後の書面見積=確定の二段へそろえ、着地原価・MOQ・固定費・リードタイムの固定Day 16/Day 19表記を撤去。RFP-0の概算はScale Gate 2合格・発注根拠に使わない。r5追加:E-6変数台帳のk_cQ_MOQ欄に残っていた復活禁止の旧数値表記を「旧固定チャネル係数は不採用」「旧稿のMOQ値は不採用」(いずれも数値は再掲しない)へ改め、本改訂記録内の同数値も削除(現行の正当な70%・現行MOQ運用は不変)
_merge_report.md 5レーンの章別実装先・前版からの復活/非復活・残る未解決12点の記録を参照 報告書の暫定呼称(本書を検証だけの計画へ格下げする案)を採らず最終ゴール(勝てる新商品開発プラン)を維持、正本の変更は本文の「決裁後に反映する提案差分」へ隔離し正本自体は未編集。r2追加:決裁メモの差分表で、確定正本_kettei.md(C01→C04→C11・旧約束)と作業版11_FINAL_spine.md(既にW1×C04主/C01条件付き/C11独立R&Dの仮採用)を別欄に分離し、spineを確定正本として扱わないことを明記。r5追加:決裁メモ11_KESSAI_MEMO.mdをA4横・物理1ページへ全面圧縮再構成(印刷CSS+4表:即時決裁4点/#1承認差分/Day 0配線/次回決裁)し、根拠詳細はFINAL参照へ寄せた。金額・段階・閾値・相対日はFINALと一致、正本自体は未編集のまま
source/20260722_MTG_スーパーサブ_リップCEP_transcript.txtL1統合 7/22関MTGの一次発話を、ブランド思想(好きなメイクを引き立てる支援役・仮称「スーパーサブ」・要検証「気が利く」)、前後工程(仕込み=C01・コート=色持ち)、ギャル=課題強度の象徴、部位横展開ポートフォリオ(リップ→ネイル→目元、インナービューティーは対象外)として0-2・A・B-0・B-1・B-5-3・B-5-4・C-1・C-8・D-1・D-4・E-1・E-2・E-5・G-5・H-5・決裁後差分へ統合 fy_brandとの矛盾修正:B-5-4が単独採用としていた旧文言「食後も、私らしい唇で人前へ。」を、単独採用からB-5-4の4候補比較(気が利くひと手/もっと好きに/旧文言=C04商品メッセージ候補/機能寄り候補)による関確定へ差し替え、旧C04専用世界観(B-5-3の選定世界観・固有記号・投稿文法)はC04商品メッセージ側の記述として残しつつブランド上位の支援役思想へ従属させた。既存fy/fx修理は維持:B-3・B-3b・C-5・C-6・E-6・F-2・F-3・G-1のr1〜r5で確定した数値・標本・閾値・日程(V1D n=400、二行動セル、色条件固定、25費目8,112,400円、二つの時計、到達主義、TX状態機械、全国推計プロトコル、五証拠、旧数値復活禁止)はいずれも変更していない。最新検品との矛盾なし:11_FINAL_検品_r1.mdの指摘事項(決裁メモとの数値統一、Day 90後三トランシェの循環解消、V1D一意化、RFP日程分離等)に対応した既存記述への追記のみで、当該指摘の解消状態は変えていない。矛盾修正_kettei.md末尾に追記済みの7/22関FB「v1の構造は逆=マスターブランド先行に再構成(v2)」(①役割ブランド→②投入商品型比較→③商品コンセプト)と、本書B-0・Aの記述を同期させ、両者に構成上の矛盾がない状態にそろえた

上表の反映と、上記「再出荷条件の実装照合」(節名照合)は、本書内で自己承認しない。行番号は本編集後に変動するため節名・見出しで照合し、可否判定は独立再検品の対象とする。